通常罠
相手のコントロールするカードの効果によって、
自分のモンスターがフィールドから
手札に戻された時に発動する事ができる。
フィールド上の全モンスターを持ち主の手札に戻す。
その後、お互いに戻された数のモンスターを
裏側守備表示で手札から特殊召喚する。
発動条件の難しさと、それを満たしてもさらにコンボ前提な効果のために、使いにくさが目立つこのカード。
過去の表記では、発動条件が「自分のモンスターがフィールドから手札に戻されたら発動してもよい」と書かれていて間違えやすいが、
このカードは相手の効果によって自分のモンスターがバウンスされないと発動できない。
《月華竜ブラック・ローズ》や《セイクリッド・トレミスM7》などに対するメタにはなり得るが、局所的過ぎる。
効果自体はなかなか面白いのであるが、Wikiにおいても「どうにも使い途に困るカード」と片付けられてしまっている。
しかし、《リバース・リユース》の登場で、このカードは大分発動しやすくなった。
自分の墓地に存在するバウンス効果を持つリバースモンスターを、相手のフィールドに特殊召喚してからリバースさせることで、
このカードを能動的に発動させつつ、相手フィールドに蘇生させたモンスターもまとめて自分の手札に回収できる。
相手フィールドのモンスターを必ずバウンスするリバースモンスター、というのは意外に少ないが、《爆風トカゲ》ならばその役目をこなせる。
《爆風トカゲ》は水属性の爬虫類族であり、《スネーク・レイン》や《スクリーチ》等々、墓地に落とす手段も豊富に存在し、リバースモンスターを多く有するワームとも共存しやすい。
相手の場の《爆風トカゲ》をリバースさせる方法として、
例えば《召喚制限-猛突するモンスター》や《光の護封剣》、《ADチェンジャー》や種族サポートを共有できる《ワーム・バルサス》などがある。
特殊召喚した複数のモンスターを同時にリバースさせる場合、《爆風トカゲ》と一緒にリバースした別のモンスターの効果をチェーン1で処理されるとタイミングを逃してしまうが、
チェーンブロックを作らない《ダーク・ファミリア》や《ワーム・リンクス》、攻撃された時のみ発動する《ワーム・ノーブル》や《ワーム・ホープ》などを使えばその問題はなくなる。
何れもリバースモンスターを軸にするなら無理なく採用できるので、併用するのも手である。
無事にこのカードの発動に成功した後は、前述したカードなどを使って展開したモンスターを能動的にリバースさせたい。
《リバース・リユース》で手札に戻すモンスターの数を2体以上確保できるので、残った相手モンスターを《爆風トカゲ》でバウンスすれば十分ボードアドバンテージは取れる。
墓地に送る手段さえ十分ならリバースモンスターは最低限の採用で良いため、比較的出しにくい上級以上のモンスターの特殊召喚を狙うのもあり。
勿論、《シャドール・ビースト》や《禁忌の壺》等のリバース効果を発動できれば強力である。
ここまで述べたのは、主に《爆風トカゲ》の採用を前提にした場合の話であるが、
《墓守の番兵》、永続カードの類を使わないなら《ヴェルズ・フレイス》も《大騒動》のトリガーとして使いやすい。
闇属性固有の墓地肥やし手段も豊富に存在するので、また違った構築ができること請け合いである。
12スレ目 763名も無き決闘者@無断転載禁止2016/07/09(土) 12:33:41.78ID:ItxNZpvt0
- 確かに裏守備で出すし押し付けたリバースモンスターのコントロールも帰ってくるし
良評価
- これいいな
壺を軸にデッキ作れそう
最終更新:2018年08月04日 18:25