隷属の鱗粉




通常罠 
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 
攻撃モンスターの表示形式を守備表示にし、そのモンスター1体にこのカードを装備する。 
また、1ターンに1度、メインフェイズ及びバトルフェイズ中に発動できる。 
装備モンスターの表示形式を変更する。 


相手の攻撃を防ぐことが出来るが、フリーチェーンで効果を無効に出来る《デモンズ・チェーン》 や、全体除去の《聖なるバリア -ミラーフォース-》を使えば良い。
守備表示にする点に着目しても、《月の書》《砂塵のバリア -ダスト・フォース-》などと競うのは難しいものがある。

このカードの一番の特徴は、対象のモンスターの表示形式を何度も変更できる点にある。
この点を最もメリットに繋げられるのが、以下のカードである。

《D・フィールド》
フィールド魔法
フィールド上のモンスターの表示形式が変更される度に、
このカードにディフォーマーカウンターを1つ置く。
フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの攻撃力は、
このカードに乗っているディフォーマーカウンターの数×300ポイントアップする。
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる

倍率のよいパンプ効果を持つこのカードだが、表示形式変更の頻度はそう高くないこともあり、実際の使い勝手は必ずしも高いとはいえない。
しかし、《隷属の鱗粉》 を使う場合は別である。発動時に一回、相手と自分のターンで一回ずつと、自分のバトルフェイズまでに3回効果を使用することが出来る。
維持し続けることが出来れば更に毎ターン300の全体強化を加える事が出来る。

ディフォーマーは単体のステータスは高くないが、ビートダウン向けの効果を持つものが多い。
相手の戦闘破壊から守りつつ、反撃に向けて攻撃力を強化できるこの二枚は、短所を補いつつ長所を活かせる理想のコンビなのである。
12スレ目 891名も無き決闘者@無断転載禁止2016/07/21(木) 13:35:50.11ID:iJBYqGk20


最終更新:2018年08月21日 23:04