フィールド魔法
全ての魚・海竜・雷・水族モンスターの攻撃力と守備力は、
200ポイントアップする。
機械・炎族モンスターの攻撃力と守備力は、
200ポイントダウンする。
3スレ目 72 : 名無しプレーヤー@手札いっぱい : 2009/09/25(金) 13:32:55 ID:/xWxsmES0
初期のフィールド魔法で唯一絶版ではないこのカードについて考察する。
水陸両用バグロス Mk-3やマーメイド・ナイト、海竜-ダイダロスなど、このカードによって真価を発揮できるモンスターは多い。
だが、このカードは「海」として扱う「伝説の都 アトランティス」の影に隠れがちだとよく言われている。
ちなみに、このカードと伝説の都 アトランティスは、両者合わせてデッキに3枚までしか入れられない。
そこで、このカードと伝説の都 アトランティスとの違いを中心に、考えていこう。
両者共に、「攻撃力と守備力を200ポイントアップする」という共通点がある。だが、対象範囲は同じように見えて実は根本的に異なる。
伝説の都 アトランティスは水属性全体、すなわち「属性」を強化するのに対して、このカードは、水属性のものが多い「種族」を強化するものなのだ。
水属性のものが多い種族、というのは魚族・海竜族・水族の3つの種族である。
これらの種族には水属性ではないものが少なからず存在する。そのため、これらの種族で統一するデッキを組むのならば、このカードの方が優先されるべきである。
特に、【魚族】デッキでは、伝説の都 アトランティスでは強化できない光鱗のトビウオを強化できるため、非常にありがたい。
種族を1つに絞り、一族の結束を併用すれば、攻撃力の上昇値は+1000にまでなる。
水族には湿地草原が存在するが、守備力が強化できない上に、レベル3以上のモンスターには効果がない。
伝説の都 アトランティスには、手札とフィールド上の水属性モンスターのレベルを1下げる、という独特の効果がある。
この効果は、近年になって登場し、大流行しているシンクロ召喚のシステムとは非常に相性が悪い。レベルが下がってしまうため、シンクロ召喚の素材が普段よりも多めに必要となってしまうのだ。
そのため、伝説の都 アトランティスのこの効果は、「デメリット」であるとさえ言えよう。
レスキューキャットや召喚僧サモンプリースト等、シンクロ召喚というシステムの登場によって一躍脚光を浴びたカードがあるのに対し、シンクロ召喚によって影に隠れてしまったカードも少なからずや存在する。
伝説の都 アトランティスこそが、まさにそれなのである。
だが、このカードを使用すれば、水属性のモンスターのレベルが乱れる心配はなく、スムーズにシンクロ召喚を行うことができる。
特に水属性でシンクロ召喚で頻繁に使用される深海のディーヴァとの相性は抜群である。
深海のディーヴァのお供としてよく使用されるニードル・ギルマンは、このカードと同じく、上で述べた3つの種族の攻撃力を強化する効果を持っており、
併用すれば簡単に3種族の攻撃力を+600できる。
そして伝説の都 アトランティスに無い効果として、機械族と炎族モンスターの攻撃力と守備力を200ポイント下げる効果が存在する。
機械族や炎族相手ならばもちろん伝説の都 アトランティスより有用にはたらき、
自分が魚・海竜・雷・水族ならば、攻撃力に400ポイントの差がある相手でも互角に持ち込む事ができる。
機械族や炎族を相手にする場合だけではなく、自分の機械族・炎族モンスターにもこの効果が及ぶ点にも注目しよう。
水陸両用バグロス Mk-3は、「海」の発動下ではダイレクトアタックが可能になるが、機械族なのでこのカードを使用した場合はステータスが下がってし
まう。一方伝説の都 アトランティスだとステータスは上昇する。
一見こちらの方がデメリットだと思われるが、そうではない。
伝説の都 アトランティス発動下で攻撃力が1700になるのに対し、こちらの場合は1300となる。そう、地獄の暴走召喚が使えるのである。
このカードの発動下で水陸両用バグロス Mk-3を特殊召喚し、地獄の暴走召喚を発動し、3体並べてダイレクトアタックすれば、一気に3900も相手のライフを減らす事が可能なのだ。
これは伝説の都 アトランティスでは決してできない芸当である。
伝説の都 アトランティスは、シンクロ召喚の登場によって致命的に株を落としてしまった。
そのため、このカードの、水属性(が多い種族)のサポートとしての地位は相対的に急上昇したといえる。
生物の起点といわれる「海」。その大いなる「海」の力を是非体感しよう
3スレ目 72 : 名無しプレーヤー@手札いっぱい : 2009/09/25(金) 13:32:55 ID:/xWxsmES0
撃力上昇効果は《ウォーターワールド》に劣り、関連する効果を持ったカードが多数存在するとはいえ、
《忘却の都 レミューリア》を筆頭にルール・テキスト上で《海》として扱うカードがあるためこのカードを使う意味は薄いだろう。
しかしながら、このカードには隠れた効果が存在する。
「フィールド上に表側表示で存在する機械族・炎族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントダウンする。」のくだりだ。
この効果は《機械複製術》と組み合わせることにより真価を発揮する。
《海》が発動することで、《機械複製術》の対象を攻撃力700以下にまで引き上げることができるのだ。
攻撃力500~700の機械族モンスターには【ジャンクドッペル】の要《クイック・シンクロン》や【エリザベスクェーサー】のキーカード《音響戦士ベーシス》といった優秀なチューナーが存在する。
【複製ジャンド】における《機械複製術》は《チューニング・サポーター》とせいぜい《アンノウン・シンクロン》しか対象がおらず、事故が頻発していた。
《テラ・フォーミング》 を併せ実質6枚積める《海》
《調律》を併せ実質6枚積める《クイック・シンクロン》
を加えることで、《機械複製術》がないという事故は格段に減ることだろう。
《海》を潤滑油にして見るのも面白いかもしれない。
8スレ目 734 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載禁止:2014/04/11(金) 21:51:57.06 ID:wfDf1QmP0
- デメリットを利用するのか・・・
参考になった
- 攻撃力ダウンからの複製術は参考になった
1700以下の機械か炎を暴走召喚することもできるし少し探してみよう - 737だけど海張っての暴走召喚コンボはスノーマンクリエイターが相性よさそう
ブリキンからの特殊召喚時に打てばカウンター乗せやすいし機械族共有だからギアギガントに繋げられる
問題は用済みになった海自身の処理かな
それともギアギガントに繋がず他のエクシーズにした方が良いか - その状態で使えそうな海対応4エクシーズはメロウガイスト、シャークナイト、シャークドレイク、バハシャ、チェイン、深淵か
優秀なの多いな - カウンター乗っけまくって破壊し放題かと思ったが2、3体目のクリエイターはタイミング逃すから大したことなかった
とりあえず海、クリエイター、ブリキン、暴走召喚の4枚揃えてまでするコンボではないと気づいた
- 天才か
- 海発動してラグナゼロ立たせてればギアギアにも先史にも牽制できるな
エクシーズのフォーク、クロス、Arkにも後出しで対応できるから強者の苦痛の互換並の性能はあるんじゃないか
最終更新:2018年08月21日 23:16