通常魔法
自分フィールド上の「C(コクーン)」と名のついたモンスター全てを墓地に送り、
そのカードに記されているモンスター1体を手札またはデッキから特殊召喚する
Cを対応するNに変換するカードで、アニメGXにおいても十代が何度もNを呼び出すのに使用したので、印象に残ってる者も多いだろう。
しかし、OCGにおけるこのカードは「複数体墓地に送ってもリクルート出来るのは1体だけ」「そもそもC自身がリクルート効果を備えている」「そもそも呼び出すNもレベル3でCと出しやすさは変わらない」など使いづらい点が目立ち、
サーチ手段も豊富で、C自身の効果の条件を満たせるネオスペースや、汎用性もあり殆どのC→Nに対応するトランスターンも存在し、一見使う価値を見出だせないカードに思えるかもしれない。
しかし、このカードが輝くデッキが存在する。
それこそが【シーラハンデス】である。
このデッキは、超古深海魚シーラカンスによって魚族・水属性モンスターをリクルートし、それらを各召喚法の素材にするなどして墓地に水属性モンスターを5体揃えて氷霊神ムーラングレイスの特殊召喚条件を満たす事を目指し、水霊術葵やアクアドルフィンをリクルートして相手の手札の破壊を目指すデッキである。
このデッキで、《コンタクト》はネオスペースやトランスターンなどでは代用できないキーカードの1枚となるのだ。
このデッキにおいて単体でピーピングハンデスを行え、手札コストとして海皇などの水属性モンスターを墓地に落とせるアクアドルフィンが重要なカードなのは言うまでもない。
しかし、アクアドルフィンは見た目に反し戦士族でありシーラカンスから直接リクルートすることは出来ない、そこでこのカードの出番という訳だ
コクーン内で唯一ドルフィーナが対応するアクアドルフィンと違う種族の魚族であることを利用し、シーラカンスからドルフィーナを呼び出しコンタクトによりアクアドルフィンに進化させる。
シーラカンスは効果を無効するためC自身のリクルート効果は使えず、種族が異なるためトランスターンも使えないためこの役割を果たせるのはこのカードだけなのだ。
このカードの強みはそれだけに止まらない。
自分の場のコクーンを全て墓地に送る効果は、ムーラングレイスのための墓地の水属性の枚数を調整するのにうってつけであり、シーラカンスから呼ぶドルフィーナの枚数を変えることで墓地に1~3体の任意の数の水属性をリクルートすることができる。
さらに、このカードがCを墓地に送るのはコストでなく効果であるため前述の2枚と異なり灰流うららに妨害されても自分の場のコクーンを失わず、1:1交換で最も厄介な手札誘発の1枚を削れ、そこから大波小波→シーラカンス等に繋げることもできる
このように一見使いづらい《コンタクト》は、Cだけでなく【シーラハンデス】を1段階進化させる可能性を秘めたカードなのである。
15スレ目 572名も無き決闘者 (ワッチョイWW 932f-BnRJ)2018/12/12(水) 23:19:52.80ID:UaB5rWGK0
- コンタクトの使い辛さをデッキ単位でフォローした良評価だ
- ムーラングレイスのための墓地調整とは目から鱗だ
魚族だけに
- トラタンでいいよねとかそもそも自身の効果で引っ張ってくるわとは言えなくなる評価だ…
最終更新:2019年03月08日 14:07