ガルマソードの誓い




儀式魔法
「ガルマソード」の降臨に必要。
(1):自分の手札・フィールドから、
レベルの合計が7以上になるようにモンスターをリリースし、
手札から「ガルマソード」1体を儀式召喚する。


《ガルマソードの誓い/Garma Sword Oath》、《亀の誓い/Turtle Oath》《要塞クジラの誓い/ Fortress Whale's Oath》

初期の儀式モンスター専用の儀式魔法であるこれら三枚。いずれも手札・フィールドからリリースすることを要求するため消費が激しく、儀式魔神を使用できるメリットもあるが高打点とは言えない効果なしモンスターで行う意味もあまり見出だせない。

デッキから墓地に遅れるディスアドの少ない《高等儀式術》の下位互換と言っても差し支えないだろう。

時に決闘者諸君はOCGを始めた頃を覚えているだろうか。「周りで流行っているから」「友人・知人がやっていたから」等々きっかけは単純だっただはずだ。それがプレイを続けていくうちに勝ちたい相手ができたり、好きなカードがてきたりと様々な思いが芽生えてくる。

『あいつに勝ちたい』『このカードを使って勝ちたい』。それらの思いが礎となり今日の諸君を決闘者たらしめているはずだ。
原作「遊☆戯☆王」においても遊戯は記憶を取り戻すため、城之内は真の決闘者になるため、海馬は義父を追い越すためと各キャラクターが様々な決意をもって決闘に挑んでいる。

これらの気持ち・決意というのは三省党の国語辞典をみる限り『誓い』ということになる。
つまりこれらのカードはあの日胸に刻んだ決闘者としての『誓い』を思い出させてくれるカード、「決闘者アド」を持ったカードなのだ。
絶体絶命の状況で手札・伏せのこのカードをみることであの日の誓いを思いだし、ディスティニードローで勝利を掴むことは容易いはずだ。

最初は誰もが持っていた熱い気持ち。忘れていないにしてもデュエル中ではなかなか思い出すことができない。挫けそうになったとき、踏み出す勇気をくれるあの日の決意。決闘者アドをもったこれらのカードはどのカードよりも優先してデッキに入れるべきだろう。

余談だが《ローの祈り》ではデッキトップ・手札の書き換えを願うことができ、《ハンバーガーのレシピ》では空腹を満たすことができるなど初期の儀式魔法のネーミングによるアドは計り知れないものが多い。デッキスロットがあけばこれらのカードを投入するのも悪くないだろう。
16スレ目 99名も無き決闘者 (スッップ Sd1f-ac12)2019/03/16(土) 19:40:46.21ID:kiif7y4sd


最終更新:2019年10月16日 11:53