効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻 ?/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターの攻撃力は、
自分の墓地に存在する光属性モンスターの数×100ポイントアップする。
自分のエンドフェイズ時、自分フィールド上に表側表示で存在する
光属性モンスター1体を破壊する。
「RAI-JIN」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
3スレ目 153 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/10/24(土) 23:14:33 ID:yNSIoYJD0
まず、名前欄をよく見てほしい、
なんと英語名と日本語名がほぼ同じなのだ。
このようなカードは大変珍しく、《
RAI-MEI》や
《7》などでしか前例が無い。
アメリカ人と日本人との日米友好デュエルなどにおいて
「非常にわかりやすい」と
双方ともに評価される大変ありがたいカードである。
さて、これだけでも《RAI-JIN》がいかに素晴らしいカードか解ったことだが、
《RAI-JIN》が良い所はもちろんこれだけではない、攻撃力の欄を見てほしい
なんと「?」である。攻撃力?という事は、《カトブレパスと運命の魔女》の効果に対応しているのだ。
それだけではない、このカードの攻撃力は最大5900まで上り詰め、攻撃を2回通す
だけで、相手がライフポイントを大きく回復しない限り、デュエルに勝利する事ができる。
だが5900という数字までというものはあくまで「最大値」である事に注意したい。
だが光属性にはライトロードというモンスター軍が居る為、
ライトロードと組み合わせる事で攻撃力はグングン上昇していくだろう。
また、墓地の光属性モンスターの数によって攻撃力が変わるという事は、
墓地のモンスターの数を調整する事によって攻撃力を自在に変化させる事ができるのだ。
例えるならば、《平和の使者》とのコンボである。墓地に光属性モンスターが19体居て
攻撃力が1900…これでは攻撃する事ができない。
こういう時に《魂の開放》を発動すれば、攻撃力を1400にする事ができ、攻撃が可能となる。
また、攻撃力が変化する点から「デッキ破壊ウィルス」カードと非常に相性が良い。
残念ながらこのモンスターの属性は光属性なので《DNA移植手術》や《幻影の巻物》とコンボする必要があるが
デッキ破壊ウィルスカードは莫大なカードアドバンテージと情報アドバンテージを得るカードなので
コンボする価値はある。しかも、このモンスターの属性を闇属性にすれば、エンドフェイズ時に発動する
デメリット効果も、自分フィールド上に存在するモンスターがこのモンスター以外に光属性モンスターが
居なければ回避する事ができ、この時点で本来よりアド+1なのである。
残念ながら《死のデッキ破壊ウィルス》は禁止カードだが、そこは制限解除に期待したい。
エンドフェイズ時に発動するデメリット効果も、上手く活用すればデメリットにはならない。
先述した通り、このカードはライトロードと相性が良い。
しかし、ライトロードはエンドフェイズ時に発動するデッキデス効果が、時に自らの命を絶つ危険な
デメリット効果になる時がある、いくら《RAI-JIN》の攻撃力のバンプアップに期待できるとは言え
デッキが切れてデュエルに敗北すれば、意味が無い。
そんな時、《RAI-JIN》の効果によって、ライトロードモンスターを破壊すれば、
デッキデス効果を回避する事ができる、柔軟な効果である。
また、反転召喚後の《ライトロードハンター ライコウ》を破壊すれば
低い攻撃力を相手ターンに晒す事も無く、安全に相手にターンを譲る事ができる。
攻撃力は?だが、守備力は1000である。
攻撃力が?なのは、《カトブレパスと運命の魔女》とコンボできる為メリットなのだが、
守備力が?なのを参照するカードは無い。つまり守備力が?でない=メリットなのである。
そもそも墓地に光属性モンスターが10体以上溜まるという状況自体なかなか遭遇しないので
守備力が1000と予め固定されているのは、非常に安定しており、頼もしい。
《スキルドレイン》の効果を受けないのもメリットである。
《黒き森のウィッチ》の効果でサーチできるのもメリットだが、残念ながら何故か《黒き森のウィッチ》は禁止である。
これはおそらく、無闇に《RAI-JIN》をサーチされたら環境が崩壊するとコナミが危惧した為だろう。
妥当な判断であるため、制限解除に期待するのはやめた方が良い。
また、《RAI-JIN》はフィールド上に1体しか存在できない効果だが、これは相手より先に
《RAI-JIN》を出せば、《RAI-JIN》が場に居る限り、相手は《RAI-JIN》を出す事ができなくなる。
いわゆるロック効果を持ち合わせているのである。
これはミラーマッチでこそ真価を発揮し、逆にミラーマッチでこそ効果を真価される。
この効果がメリットにもなり、デメリットにもなると考えれば、非常にハラハラドキドキとしたデュエルを展開できる。
このカードを使用する場合、その部分を考慮し、先攻1ターン目に《RAI-JIN》を立たせるといったテクニックも存在する。
先攻1ターン目だと墓地に余り光属性モンスターが肥えていないのが問題点となりがちだが、
あえて低攻撃力モンスターを立たせる事によって相手への攻撃を誘い、《オネスト》の効果を発動する事ができる。
どうしても墓地を肥やしたければ《おろかな埋葬》を発動すれば良い。
{このように、このモンスターはいろいろな可能性を持ち、面白いデュエルを展開させてくれる
カードゲームらしいモンスターである。}
また、今後出るカードによってはこれ以上に強力になる可能性もある。これからの活躍を期待したい。
3スレ目 153 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/10/24(土) 23:14:33 ID:yNSIoYJD0
ハイパースターは一枚で最大900の差を生み出せるのに対し、このカードは単体では一ミリも役に立たずエンドフェイズの強制破壊が大変重い。
肝心の効果も全体に効果が及ぶのだが光属性だけであり、加えて上昇率は僅か100という、設定を間違えたと疑ってしまうような低い数値。
決め手は「フィールド上に1体しか表側表示で存在できない」という圧倒的デメリット。
特に最後のテキストはひどい。何故フィールドに1体しか存在できないなどとテキストに書いたのか意味不明としか言いようがない。
俺はどうすればいい!?どうやってRAI-JINを評価すればいいんだ!答えろ!どうすればいい!答えてみろルドガー!
その答えは簡単である。評価できないのなら逆に考えて評価すればいいのだ。
まるで意味がわからんぞ!と思う視聴者は改めてRAI-JINの効果をよく読んで欲しい。
自分のエンドフェイズ毎に発動する強制破壊効果が非常に重いなどとただの幻想である。
というのも解決方法は至ってシンプル。上記で登場したハイパースターを併用すればいいだけなのだ。
RAI-JINもハイパースターも光属性モンスターの打点を上げる効果を持つため相乗効果で大抵の敵を殴り倒せるようになる。
強制破壊効果もハイパースターを破壊すれば、(2)の効果によって自分の墓地の光属性モンスター1体を手札に加える事ができ、曙光の騎士などでリンク召喚しておけばデッキ好きな光属性モンスターを手札に持ってくるという芸当が可能。
この時に減少する攻撃力はなんと僅か500である。
そう、上昇値の低さはそのまま「打点がほぼ下がらない」というメリットへと早変わりするのだ!
またRAI-JINはハイパースター同様全体に攻撃アップ効果が及ぶのだが、実は効果対象は自分の光属性モンスターだけでありハイパースターのように相手のモンスターまで強化したりしないシタタカサがある。
加えて上昇値は100、真紅眼の不屍竜とほぼ同格の能力を持つ。思わず筆者は「設定を間違えて強くし過ぎたのかな?」と疑ってしまった程だ。
加えて真紅眼の不屍竜を使用する場合、その能力を活かすためにデッキをアンデで大きく染める必要がある。フィールド魔法のアンデットワールドなども優秀だが、それ故デッキ内容は自然とそれ一強となり弱点がはっきりしてしまう。
しかしRAI-JINならば、種族属性入り混じりの様々なデッキで活躍が可能な光属性が効果対象。その効果範囲の広さからデッキ構築で余った枠に「あと何を入れようかな」とふと考えた時、RAI-JINをデッキに入れる事ができるのだ。
デッキを考える時間が楽しいのはもちろんだが、あまりに長引くと疲れてしまう事もある。
そんな疲れをさらに溜めてしまうことのないRAI-JINはデュエル外でもその力を遺憾なく発揮するというわけである。
さて。
こうして数々のデメリットをクリアした我々は、最後の難問へと直面する。
「RAI-JIN」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
聡明な視聴者ならばご存じだろうが、この効果はルール効果でありデュエル中は永続的に適用される。
セットはできるなどの抜け道はあるが気休めレベルで効果を一時的に無効化する事もできない。
また「何らかのカードの効果によって2体になってしまった場合、後からフィールド上で表側表示になった方をチェーンブロックを作らず破壊する」といった特殊な処理を行わなければならず、
その破壊は「カードの効果」によるものとして扱われないといった複雑な事情があるのだ。
たった一行の文章でもこれだけ中身がある以上、流石に逆転の発想でも不可能である
ーーーと、諸君は思っていないだろうか?
このカードの発売後も凶悪な効果を持つカードを出してヤらかしては禁止や制限にぶち込む公式の事を考えてほしい。
この「フィールドに1体しか存在できない」という効果は、RAI-JINが『実は制限カードに匹敵する効果を持っている』そのため予め制限カードとして実装するためにこんなテキストを用意した…と考えられないだろうか?
そう。
ここでも逆転の発想がRAI-JINを輝かせるのだ。
「仮にRAI-JINがフィールドに3体だせるとしたらどうなるのか?」
…答えは言わずとも分かるだろう。
だがここにあえてその言葉を書き記し、RAI-JINへの認識が改まると信じて、本評価を終える事とする。
『RAI-JINがフィールドに1体しか存在できないのは……強すぎるからです』
16スレ目 475名も無き決闘者 (ワッチョイ 9792-Xzpz)2019/06/17(月) 20:30:48.23ID:cMxFsj680
- 言われてみるとたしかに2体3体と並べたら
バフをかけあって打点が偉いことになってたのか
スターや曙光との絡みも良いね
最終更新:2020年04月30日 21:33