星遺物の導く先




永続魔法
(1):「星遺物の導く先」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):フィールドのレベル5以上の表側表示モンスターが墓地へ送られる度に、
1体につき1つこのカードにカウンターを置く(最大7つまで)。
(3):カウンターが7つ置かれているこのカードを墓地へ送って発動できる。
EXデッキからサイバース族リンクモンスター1体を特殊召喚する。


16スレ目 652名も無き決闘者 (ワッチョイWW ff88-4hHn)2019/07/08(月

かつてイラストエモーショナルアドバンテージやイヴちゃんのミニスカニーソについて熱い評価がされたカード。
果たしてそれだけなのだろうか?アウラムが神となり再構築した世界の先にあるものは?
今回はこのカードの先にある、ひとつの物語を語りたいと思う。

まず何はともあれ、このカードをサーチしつつ盤面を広げる必要がある。
ここはやはり、彼の出番である。

《宵星の騎士 ギルス》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「オルフェゴール」カードまたは「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。
このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、
さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。
(2):自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。
お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。

親友の願いにより新たな身体を得て蘇ったイヴの兄。「星遺物」モンスターを墓地に落としつつ妹の《星鍵士 リイヴ》もしくは《星杯の神子 イヴ》を召喚することにより、好きな「星遺物」カードをサーチできる。
墓地落とし効果を《星遺物-星鎧》を指定して蘇生を挟めば、更に盤面を広げつつ下準備が可能だ。

兄の力に導かれ、少女が踏み入れた先の世界とは?

《王の舞台(ジェネレイド・ステージ)》
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を
可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。
このトークンはエンドフェイズに破壊される。

そこは、荘厳なる「王」達が待ち構える世界。
「王」達は皆、☆9と高いレベルを持ちながらも舞台により手軽に召喚可能かつ、その多くがリリースして発動する強力なフリーチェーン効果を持つ。
《導く先》のカウンターは1体につき1つ溜まるので、王の力によりアウラムの願いはすぐに充たされていくことであろう。
また、イヴでサーチできる《星遺物の胎導》なら更なる王の力を借りることもできる。

「王」に導かれたイヴの前に現れた者は、意外な存在だった。

《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》
リンク・効果モンスター
リンク6/闇属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:上/左/右/左下/下/右下】
属性が異なるモンスター3体以上
(1):「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×1000になる。
(3):このカードは他のカードの効果を受けない。
(4):1ターンに1度、このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードのリンク先となる自分フィールドに
「@イグニスタートークン」(サイバース族・闇・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。

現れたのは、アニメ「VRAINS」のラスボスともいえる、Aiの切り札。
ただ、現状最大のリンク数を持ちつつも、この状況では除去を持っているだけの攻撃力0…。
だが待って欲しい、物語はまだ終わりじゃない。
少女の旅の最後の扉にアクセスしよう。

《アクセスコード・トーカー》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。
(2):自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。
相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。

最後に登場するのはAiの相棒であり主人公「Playmaker」の最後の切り札。
アライバルを素材にしたことにより、攻撃力+6000され、8300の最強の勇者が登場する。
尺を短くされて、アニメでは実現しえなかった共闘が、アウラムの願により果たされる結果となった。
これはあくまで私の解釈であるが、強力無比な除去効果を持つ槍の達人…彼の正体はアウラムによってPlaymakerの元に降り立ったニンギルスのもうひとつの未来の姿なのではないだろうか?

かくして、《星遺物の導く先》の先の物語のひとつである、2つの異世界を渡る少女の旅が終わった。
アウラムの願い、それは様々な世界の住人が手を取り合って協力する-そんな優しい世界も夢見ていたのかもしれない。

この物語は、あくまでひとつの可能性に過ぎない。
《星遺物の導く先》の先-それは、我々決闘者が紡ぎ出す数多の物語である。
自分だけのデッキで、自分だけのイヴの物語を紡ごう。
Into the VRAINS!!
18スレ目 148名も無き決闘者 (ササクッテロレ Sp0b-7WKu)2020/02/11(火) 13:10:59.51ID:A2d5Ssd/p
  • 何枚ものカードが織りなす壮大なストーリー…カードゲームならではのアドといえるな。
  • 物語に落とし込みつつもデッキを構築するとは



最終更新:2021年12月12日 14:18