異国の剣士




効果モンスター 
星1/地属性/戦士族/攻250/守 250 
「異国の剣士」の攻撃を受けたモンスターは、5ターン後に破壊される。 


1スレ目 304 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2007/11/04(日) 10:48:16 ID:D8hMTr2b0

3スレ目 166 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/10/27(火) 04:05:18 ID:5S29oklFO

攻撃したモンスターを5ターン後に破壊するという独特の効果を持つが、遊戯王Wikiにもある通り破壊を目的とするのであれば素直に《ブルブレーダー》などを使った方がよく、種族やレベル等を考慮しても実戦で使うのは困難だろう。
ところでこのカード、一度も再録されてないためテキストからは読み取りづらいが、効果分類としては誘発効果で、攻撃を行った後にチェーンブロックを作り発動するが、破壊処理はチェーンブロックを作らないのだ。
これにより、《スターダスト・ドラゴン》に妨害されないことや、あらかじめ効果を発動しておけば《SNo.0ホープ・ゼアル》の影響下でもモンスターを効果破壊できるなどの利点はあるが、やはりそれだけでは実戦級には程遠い。
しかし注目してほしいのは、このカードはほぼ同時期に登場した《鉄のサソリ》などと合わせて、初めての「効果の発動と別のタイミングで効果処理を行う」カードであることだ

ご存知の通り、KONAMIはカードの効果に関してある種保守的な部分があり過去に前例のないようなカードを出すことを非常に嫌う。
これは、罠モンスターは数多くあるのに魔法モンスターは未だ1枚も存在しないことや、複数の属性を持つモンスターはいても複数の種族を持つモンスターは存在しないことからも明らかである。
それだけに今までなかった類いの効果を持つカードというのはそれだけで大きな可能性を生み出し、後のOCG史に大きな影響を与えるのである。
性能の評価はどうしても低くなってしまう《融合破棄》や《レベルダウン!?》も、それぞれ《E・HEROプリズマー》《RUM- 七皇の剣》等の素晴らしいカードたちの布石になっており、OCG全体に大きな貢献をしているのだ。

そういった観点で見たとき、この《異国の戦士》は後の万能サーチカード《封印の黄金棺》《No.62 銀河眼の光子竜皇》のルーツともいえるカードであり、その影響は計り知れない。

特に《No.62 銀河眼の光子竜皇》はアニメZEXAL終盤の極めて重要な決闘であるカイトvsミザエル戦において
この「効果の発動と効果処理のタイミングが別である」という特性により「そのターンに効果を発動したカード」に効果を及ぼす《CNo.107超銀河眼の時空竜》(アニメ版)の影響から逃れ、フィニッシャーとなった。
つまり《異国の戦士》はこのカイトの勝利、ひいてはZEXALという作品のエンディングに大きな影響を与える遠因となったカードなのだ。

最後に、このカードのイラストの背景に注目して欲しい
このカードの背景に使われている画像は実写なのである。

この「前例」がこれからもたらす影響の大きさは、今更説明するまでもないだろう
14スレ目 433名も無き決闘者 (ワッチョイWW 8136-BDUf)2018/06/11(月) 14:14:00.76ID:aT3pEdNX0
  • テキストの書き方がルール効果にも見えるな



最終更新:2018年09月28日 13:20