効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻250/守 250
「異国の剣士」の攻撃を受けたモンスターは、5ターン後に破壊される。
1スレ目 304 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2007/11/04(日) 10:48:16 ID:D8hMTr2b0
まずはこの能力値を見てほしい。
レベル1で攻撃力250。3大ロックパーツを余裕で通過できるのだ。
そして地属性の戦士族。
巨大ネズミ、荒野の女戦士といった2種類のリクルーターに対応しているのだ。
その上、増援でサーチもでき、戦士の生還でサルベージまで可能。
次に効果を見てほしい。
なんと、5ターンの後にモンスターを破壊できるのである。
5ターンというと遅いように思われるかもしれないが、逆に即時破壊ではなく5ターンの猶予を持たせることで、
5ターンの間に自分は準備をでき、そして相手にジワジワと恐怖を与えるのである。
欠点といえば、相手から攻撃された場合は効果が発動しないことだが、このモンスターにはそれを補えるパートナーが存在する。
そう、切り込み隊長である。
このモンスター自身は切り込み隊長の効果で特殊召喚でき、さらに切り込み隊長がいる限りこのモンスターは攻撃されないのである。
これほどのカードが何故禁止カードにならないのか不思議である。
が、よくよく考えたらこのカードは既に絶版となっており、初期の限られたデュエリストしか購入できなかったのである。
手に入れにくくすることでバランスを取るとは、全くコナミのすることは恐ろしい。
1スレ目 304 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2007/11/04(日) 10:48:16 ID:D8hMTr2b0
3スレ目 166 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/10/27(火) 04:05:18 ID:5S29oklFO
攻守がどうとか、属性がなんだとか、そのような小さい事など、このカードを語るには、全く関係の無い事である。
まず始めに「男」とかどういう者を言うのか、考えた事はあるだろうか。頼もしき腕力、無限の財力、そして絶大なる学力、色々あると思う。
だが、私は本物の「男」とは、唸る剣術と自慢の刀を腰に下げ、一張羅の着物を風になびかせながら、全く見覚えのないただ無限に広がる広野をさ迷う一国の侍のような心を持った者が「男」なのではないか、と日々思うのだ。
だがこれはあくまでも私の傲慢かつ勝手な仮説である。
当然ながらまだ私の中で「男」とは何なのか、確固たる答えが出た訳ではなかった。そんなある日、私はあるカードと出会ったのである。
それは「異国の剣士」まさにこのカードである。
背景に揺れるすすき、闇を照らす夕日、風になびく着物、そして闇をも切り裂くような鋭くただ真っ直ぐな眼光…
私の中で、まるで最後のパズルのピースが宙を舞い、バシッと音を立て綺麗にあてはまり、一枚の絵が完成したような衝撃が起こった。
今まで、まるで気の弱い少年の中学校初登校日のような、ふにゃふにゃとした緊張と不安が入り交じった不思議な気持ちに似た、私の抽象的な仮説が確固たる答えに変わった瞬間であった。
今でもあの感動を忘れてはいない。
このカードを語るには、攻守がどうだとか、属性がなんだとか、そんな事は全く関係のない事である。
「異国の剣士」は私に、本物の「男」を教えてくれたのであった。
3スレ目 166 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/10/27(火) 04:05:18 ID:5S29oklFO
- カードの解説が全く無いwww
- 異国の剣士を評価する気あんのかww
- 自己紹介じゃねーかw
攻撃したモンスターを5ターン後に破壊するという独特の効果を持つが、遊戯王Wikiにもある通り破壊を目的とするのであれば素直に
《ブルブレーダー》などを使った方がよく、種族やレベル等を考慮しても実戦で使うのは困難だろう。
ところでこのカード、一度も再録されてないためテキストからは読み取りづらいが、効果分類としては誘発効果で、攻撃を行った後にチェーンブロックを作り発動するが、破壊処理はチェーンブロックを作らないのだ。
これにより、
《スターダスト・ドラゴン》に妨害されないことや、あらかじめ効果を発動しておけば
《SNo.0ホープ・ゼアル》の影響下でもモンスターを効果破壊できるなどの利点はあるが、やはりそれだけでは実戦級には程遠い。
しかし注目してほしいのは、このカードはほぼ同時期に登場した《
鉄のサソリ》などと合わせて、初めての
「効果の発動と別のタイミングで効果処理を行う」カードであることだ
ご存知の通り、KONAMIはカードの効果に関してある種保守的な部分があり過去に前例のないようなカードを出すことを非常に嫌う。
これは、罠モンスターは数多くあるのに魔法モンスターは未だ1枚も存在しないことや、複数の属性を持つモンスターはいても複数の種族を持つモンスターは存在しないことからも明らかである。
それだけに今までなかった類いの効果を持つカードというのはそれだけで大きな可能性を生み出し、後のOCG史に大きな影響を与えるのである。
性能の評価はどうしても低くなってしまう《
融合破棄》や
《レベルダウン!?》も、それぞれ
《E・HEROプリズマー》や
《RUM- 七皇の剣》等の素晴らしいカードたちの布石になっており、OCG全体に大きな貢献をしているのだ。
そういった観点で見たとき、この《異国の戦士》は後の万能サーチカード《封印の黄金棺》や《No.62 銀河眼の光子竜皇》のルーツともいえるカードであり、その影響は計り知れない。
特に《No.62 銀河眼の光子竜皇》はアニメZEXAL終盤の極めて重要な決闘であるカイトvsミザエル戦において
この「効果の発動と効果処理のタイミングが別である」という特性により「そのターンに効果を発動したカード」に効果を及ぼす《CNo.107超銀河眼の時空竜》(アニメ版)の影響から逃れ、フィニッシャーとなった。
つまり《異国の戦士》はこのカイトの勝利、ひいてはZEXALという作品のエンディングに大きな影響を与える遠因となったカードなのだ。
最後に、このカードのイラストの背景に注目して欲しい
このカードの背景に使われている画像は実写なのである。
この「前例」がこれからもたらす影響の大きさは、今更説明するまでもないだろう
14スレ目 433名も無き決闘者 (ワッチョイWW 8136-BDUf)2018/06/11(月) 14:14:00.76ID:aT3pEdNX0
最終更新:2018年09月28日 13:20