効果モンスター
星3/地属性/爬虫類族/攻1600/守 500
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外のフィールド上の特殊召喚された
モンスターを全て裏側守備表示にする。
「土地鋸」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
17スレ目 267名も無き決闘者 (アウアウカー Sa5d-N1bm)2019/08/25(日) 21:28:21.68ID:fDiN8LIra
展開用に別のカードを挟まなければ効果を使えない上、単に相手モンスターを裏守備にするだけなら他に効率のよい選択肢があり、使いやすいとは言えないこのカード。
ところで、来月発売のEXTRAPACK 2019において、《未開域のツチノコ》が収録される。
海外環境を席巻した【未開域】のキーカードで、TCGでは準制限にまでなっているこのカード。
同じツチノコモチーフとして、何とか土地鋸にも奮起してもらいたいところだ。
ということで、今回は土地鋸の活用方法を考えていく。
土地鋸を活用する上で考えるべき点は、
・特殊召喚の手段
・自分モンスターが裏守備になる
・相手モンスターが裏守備になる
ということ。
これを踏まえ、土地鋸の効果を最大限活かすパートナーを挙げるなら、爬虫類族の伝家の宝刀《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》が筆頭だろう。
事前に《スネークレイン》等で墓地肥やしをする必要はあるが、相手ターンに破壊されることで、全体裏守備変更+大量蘇生を行える。
メインフェイズ1に上手く発動すれば展開を阻害しつつこちらが展開。
バトルフェイズ中なら、場合によっては攻撃を中断させつつ展開ができる。
相手が素直にM/フレームを破壊してくれる保証は無いので、念のため《トライアングル・エリア》や《破壊輪》等を伏せておくと良いだろう。
こちらのモンスターが裏守備になる点は、各種ワームや《サブテラーマリス・リグリアード》等の優秀なリバースモンスターを並べることで活かしたい。
相手ターンにM/フレームで展開し、返しのターンで一斉に反転召喚してリバース効果は発動。土地鋸を素材に再度M/フレームを構えれば、繰り返し妨害と展開が行える。
M/フレーム以外では、《ダメージ=レプトル》も相性が良い。使える状況は少々狭いが、モンスター1体がおまけでついてくる《砂塵のバリア-ダスト・フォース》感覚で撃っていける。
総じて、土地鋸は爬虫類族デッキにおける有用な切り返し札+リバースモンスターサポートになりうるカードであると言えよう。
ところで、土地鋸と未開域のツチノコを比べてみると、どちらもレベル3・地属性・爬虫類族と共通項が多い。
また、未開域のツチノコは手札から捨てると場に出るので、M/フレームのコストに最適。
土地鋸とツチノコは、抜群の相性を発揮できるのだ。
新ツチノコ来日を期に、皆様も【新旧ツチノコ軸爬虫類族】を組んでみてはいかがだろうか?
17スレ目 267名も無き決闘者 (アウアウカー Sa5d-N1bm)2019/08/25(日) 21:28:21.68ID:fDiN8LIra
- 爬虫類への熱意がすごいな
つちのこはどうにも使い方わからなかったから実例を紹介してもらうと有難い
特殊召喚を行う必要があるもののフィールド全体の特殊召喚されたモンスターをすべて裏側表示にしてしまうこのカード。
爬虫類という墓地肥やしに長けた種族、下位カード使いならすぐに気付くであろう《ブラック・ガーデン》に対応したステータス。
しかし相手モンスターを完全に除去するには更にほかのカードとの連携が不可欠と、何かと悩ましい点が多い一枚である。
今回はこの土地鋸の能力を十分に生かすべくこのカードを中心としたデッキ単位でのサポートを考えていく。
土地鋸の効果を生かすにあたって最高のパートナーとなりうるのが《バイサー・ショック》である。
《バイサー・ショック/Byser Shock》 †
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻 800/守 600
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
フィールド上の全てのセットされたカードを持ち主の手札に戻す。
土地鋸とこのカードを同時に特殊召喚した場合、土地鋸で裏守備にしたモンスターをすべて持ち主の手札に戻すことができる。
当然エクストラデッキから現れたモンスターはそちらへ逆戻りだ。
その場合場に残るのは通常召喚されたモンスター、裏守備にならないリンクモンスター、そして土地鋸本体。バイサーショックは自身の効果で手札にバウンスされる。
このとき、土地鋸も何らかの手段で手札に戻してやれば次のターンも同じ事が出来るようになる。それを可能とするカードが次のモンスターである。
《魔装聖龍 イーサルウェポン/Aether, the Empowering Dragon》 †
効果モンスター
星6/光属性/ドラゴン族/攻2300/守1600
「魔装聖龍 イーサルウェポン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した時、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
PモンスターではないのにP召喚時限定の効果を持つ、扱いづらさが目立つこのカード。
同じイーサルウェポンの名を冠する《魔装邪龍 イーサルウェポン》はペンデュラムモンスターであり、効果もバウンスではなく除外と相手を除去する場合ならこちらの方が使い勝手がいいとされている。
しかし、土地鋸、バイサーショックとのコンボを組めるカードは10000種類が生まれようとしているこのOCG界のなかでもこの一枚だけなのである。
手順は簡単で、3体のモンスターを同時にP召喚するだけ。
強制効果のバイサーショック、土地鋸に任意効果のイーサルウェポンをチェーン。イーサルウェポンで土地鋸をバウンスし、他の2体は土地鋸の効果で手札に戻る。
これでPスケールさえ確保していれば毎ターン特殊召喚されたモンスターを吹き飛ばすループコンボが完成する。
さて、この3体をP召喚するのに必要なPスケールは2-7。このスケールは、ちょうどイーサルウェポンの関連カードである魔装Pモンスターのスケールに一致する。
《魔装戦士ドラゴディウス》のスケールは2、《魔装戦士ドラゴノックス》のスケールは7。
2体のモンスターはレベル4なので、土地鋸をサーチするための《キングレムリン》のX素材としても最適。さらに魔装戦のリクルート効果を持つ強力なサポートカード《召魔装着》にはイーサルウェポンをサーチする隠された効果がある。
まさしくこのコンボを想定したと思えるような美しいデザインではないだろうか。
ただし、このコンボには明確な弱点がある。3体をP召喚するコンボを完成させてもものともしないリンクモンスターの存在である。
更には「効果を受けない」系の耐性を持ったモンスターも厄介だ。それらをまとめて処理するための札として、壊獣の力を借りることとしよう。
なにもパワーカードだから考えなしに採用、というわけではない。相手の場へ飛び出した壊獣はバウンスコンボに巻き込めばあっさりこちらの手札に戻ってくる。
相手が次の手に再びリンクモンスターを用意して来ても同様の手段で処理することが可能、というわけだ。
また、このコンボはどちらかというと守備的なコンボである。いかに堅牢な盾を手にしていても相手のライフを削らない限り勝利を掴むことはできない。
そこで、このデッキに相応しい最強の槍となるカードを紹介する。sinモンスター、特に《sin サイバー・エンド・ドラゴン》である。
バウンスコンボに巻き込んでしまっても再度展開が容易であり、維持に必須なフィールド魔法も召魔装着で賄えている。
守りのコンボのためのキーパーツが多いためにデッキのスペースを取りがちであるから攻めの札はシンプルに用意できるカードが望ましいということもあり、エクストラデッキを一枚削るだけで呼び出せるこのカードは力強い切り札となることだろう。
以上が私が考案する【土地鋸バウンスループ】の概要である。
土地鋸もバイサーショックも魔装聖竜イーサルウェポンも単体では使い勝手のいいカードとは言い難い。
しかしこれらが奇跡的に噛み合うことでひとつの強力なコンボを生み出せるということがお分かりいただけただろうか。
また、新マスタールール移行によりエクストラデッキからのペンデュラム召喚には縛りが課せられたが、このデッキの場合すべて手札からの召喚になる。
そのため弱体化を気にすることなく同時展開の力を振るえるというのもひとつの魅力といえよう。
17スレ目 320名も無き決闘者 (ワッチョイ a11e-kL5O)2019/09/01(日) 15:20:02.22ID:GFS57nqq0
- EXからの毎ターンP召喚がリンクで潰されたのなら全部手札に戻せばええやん発想は面白い
- たしかに上でも言われてるけどこれならリンク気にしなくて良いしね
前もエクストラはかなぐり捨てるもの的な評価あったけど
そういう前提から覆していくの好き
コンボもきちんと噛み合ってるし
- ニヤけるくらいに面白いコンボじゃぁ~ないか~!
- カード同士のコンボは見ていて気持ちがいいな
デッキとして組めるのは素晴らしい
最終更新:2021年05月04日 10:59