効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1600/守2100
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
元々の攻撃力と元々の守備力の合計が、
リリースしたモンスターと同じとなるモンスター1体をデッキから手札に加える。
読み仮名は「スピリット・スカルプター」と言い、珍しい効果を持つモンスターである。
このカードが下位・クズ認定を受けている原因の一つは「自分で計算して探さないといけないのが悩ましい」という点である。
肝心の効果を発動する場合、その対象となるリリースするモンスター。そのリリースによってサーチ対象になるモンスターの、計2体を最低でも必要とする。
リリースするモンスターに関しては相手のモンスターを奪う事によって補えるだろう。仮にそれが不可能でも、相手が《魂の造形家》を利用する場合、相手にモンスターを奪われてしまっても同じようにリリースされることはない為、安心だ。
だがここで肝心なのはそこではない。
《魂の造形家》は、使用するうえで必須となる『計算する能力』を鍛えるアドを持つのだ。
私達は小学生の頃から計算方法の原点である『算数』を学んできたはずである。中・高と上がっていけば数学も。
だが皮肉なことに、学校で習う内容の大半は学校を卒業を就いた職業によっては全くと言っていいほど使う機会は無い。
大人であっても単純な足し算や引き算を間違える事は普通にあるし、ましてや何年も使わないせいですっかり忘れてしまい、そもそも計算が出来ない人もいる。
そういった問題を《魂の造形家》は効果によって『計算する必要がある』為、なんなく解決する事ができるのである。
遊戯王OCGはこれからも新たなカードを刷り続け、ゲームとして高みへと昇っていくだろう。
だがそれに比例してカードの海に消えてしまう不遇なカードも増えていく。
そして《魂の造形家》を活かすために数千枚に及ぶカードを調べていくと、それらを含めた、自分がまだ見ぬ数多のカードが目に飛び込んでくるに違いない。
良く分からない効果、下位互換の能力。そういった初めて見る景色に驚き、驚嘆の声をあげる諸君はこのスレで見かけるような全く知らないカードへの理解を深める事ができる。
カードを知る事で、今までの自分では到底たどり着けない組み合わせによって生まれる凄いコンボも思いつけるかもしれないのだ。これをアドと言わずしてなんと言おうか!
また勉強がニガテなデュエリストならば、なおさらこのカードを使うべきである。
遊戯王OCGはカードゲーム。ゲーム感覚で楽しく計算する事で勉強になるというのは利点である。スマホアプリでもよく見かけるし、遊戯王OCG内で脳を鍛える事ができるカードなどそうそうない。
この《魂の造形家》を活かすためにデッキを構築しようとする…ただそれだけで君の『脳』は鍛えられるのだ。
そして評価を読んでくれた諸君がこの評価によって『脳を鍛えられるオフィシャルカードゲーム』でもある遊戯王OCGへの興味を増し、これからもワクワクした気持ちで楽しく遊んでくれる事を願っている―――。
17スレ目 505名も無き決闘者 (ワッチョイ e792-+BGV)2019/10/02(水) 00:25:42.43ID:lVu89EW50
- 魂の造形家という名は即ちこのカードを以て
決闘者自身の魂を高みへと形造るというメタファーをも含むのだな
- 決闘者に生涯勉強を促す教育カードだな
最終更新:2021年08月08日 11:18