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リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/サイバース族/攻1500
【リンクマーカー:左/下】
サイバース族モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このターンに破壊された自分の墓地のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
エンドフェイズに破壊される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
現状のカードプールでは割と扱いづらい効果を持つリンクモンスターである
このカードの他にもう1体以上サイバース族リンクモンスターを並べる必要が有る上に
破壊されたターン内でないと蘇生効果を発動する事ができない
蘇生効果はフリーチェーンで発動する事こそできるものの、効果無効+自壊がついてくるため
相手ターンでの蘇生は壁としての運用か、一時的な相互リンク状態の発生を狙うぐらいしか無い
自分ターンで能動的に破壊してから蘇生をおこなうにしても、wikiでの記載にある通り
「現状、サイバース族リンクモンスターで能動的に破壊する意義のあるものは少ない。」ため
カード名の通り相手による予期せぬ除去を受けた際のリカバリーとしての運用が基本となってしまう
以上によりこのカードの運用は全体的に消極的・防御的な運用に留まり積極的な採用・活躍は難しいと言える
が、ここでテキストをよく読み返して欲しい
(1):このターンに破壊された自分の墓地のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この、「このターンに破壊された」は戦闘や効果による破壊だけではなく、ルールによる破壊も含まれている
ルールによる破壊とは、「フィールド上に1体しか表側表示で存在できない」効果を持つモンスターが
何らかの理由により複数体存在してしまった場合に1体目以外を破壊する処理のほか
装備魔法の装備対象が不在になった際の自壊処理も含まれている
「サイバース族リンクモンスター」… 「装備対象不在による装備魔法の自壊」…
ここまで来ると読者の皆様にも何かが見えてくるのではないだろうか
そう、今回提案するのは《海晶乙女の闘海》に着目した【マリンセス】での運用法である
《海晶乙女の闘海/Marincess Battle Ocean》
フィールド魔法
(1):自分フィールドの「マリンセス」モンスターの攻撃力は200アップし、
さらに装備している「マリンセス」カードの数×600アップする。
(2):「海晶乙女クリスタルハート」を素材としてリンク召喚した
EXモンスターゾーンの自分のモンスターは相手の効果を受けない。
(3):自分がEXモンスターゾーンに「マリンセス」リンクモンスターをリンク召喚した時に発動できる。
自分の墓地から「マリンセス」リンクモンスターを3体まで選び、
そのリンク召喚したモンスターに装備カード扱いとして装備する(同名カードは1枚まで)。
《海晶乙女の闘海》の(3)の効果には回数制限が存在しない
すなわち(3)の効果によって「マリンセス」リンクモンスターを装備したマリンセスを別のマリンセスのリンク素材にすると
装備対象不在によって破壊された「マリンセス」リンクモンスターを再度装備し直す事ができる
この際に一部の「マリンセス」リンクモンスターをわざと装備し直さず墓地に置いておく事で
《リカバリー・ソーサラー》による蘇生条件を満たす事ができるのだ
もしくは再装備を諦めて「マリンセス」リンクモンスターを装備したマリンセスを素材に
《リカバリー・ソーサラー》をリンク召喚しても蘇生条件を満たす事ができる
【マリンセス】には装備状態のマリンセスを直接特殊召喚する効果を持つ《海晶乙女マリンセスワンダーハート》が存在する
こちらは発動条件が相手モンスターと戦闘を行う事なので《リカバリー・ソーサラー》との差別化・併用は容易である
《リカバリー・ソーサラー》は光属性なので《海晶乙女ブルースラッグ》や《海晶乙女コーラルアネモネ》による
水属性縛りには注意しなければならないものの、逆に言えば展開後においても水属性縛りを意識する必要は無いので
マリンセス以外の大型リンクモンスターの展開に繋げる事は容易である
以上より、《リカバリー・ソーサラー》は【マリンセス】に組み込む事で従来の運用法に囚われない
攻撃的・能動的な運用が可能である
固定観念に囚われない自由な発想が新たな力を生み出すのだ
18スレ目 49名も無き決闘者 (ワッチョイ 468f-anln)2020/01/17(金) 10:47:38.93ID:8sEGctse0
最終更新:2021年12月05日 10:37