ドライブレイブ




効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1500/守1000
(1):1ターンに1度、自分のサイバース族モンスターの攻撃宣言時に、
手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃力はターン終了時まで600アップする


条件付きで攻撃力上昇させる下位クズサイバース特有の効果である
攻撃力上昇値でみると他のカードでよく、手札コストの割に上げ幅がショボめと如何にも使い道のないカードだが果たしてどう扱えば良いのだろうか?

このカードが収録されたのは2019年3月23日発売のSTARTER DECKスターターデッキ(2019) である
そう、ここにこそドライブレイブが生まれた理由があるのだ!
このST19のウリはパワーコード・トーカーといった新規リンクモンスターもだが、サンダー・ボルトなどの汎用カードが豊富に含まれているのも一つの魅力なのだ
単なるサイバースデッキだけではなく一つのスターターデッキとして遊べるようになってるのも嬉しい所だろう

と、ここで1つ注目して欲しい部分がある
ST19の収録カードには元禁止カードの面々が名を連ねているのだがその中にクリッター黒き森のウィッチがあるのだ。
彼?彼女はその昔、墓地に送られた時~というゆるゆるサーチ条件によってエグゾディアをかき集めると言う決闘の面白さを損いかねない働きをしたがためにKONAMIの手によって牢獄に送られたカードなのだ
デッキや手札から墓地に送られただけでサーチというのは流石に強すぎた為エラッタを受け、フィールドから墓地に送られた場合と効果が変わったのである

さて、そんな歴史を背景にして考えるとドライブレイブと彼?彼女達の関係性が見えてくるだろう
そうコナミはクリッターと黒き森のウィッチの効果を改めて周知させるべくドライブレイブと共にST19に収録したのだ!

もしクリッター達の効果がエラッタ前ならばST19は売れに売れていただろう
そしてドライブレイブとのコンボが環境デッキに搭載されるであろうことは想像に難くない。何故ならドライブレイブは同じスターターデッキのカードであり旬のサイバースカードで召喚も可能、極めて平均的なステータスでありサーチもリクルートも容易、そして攻撃力を上げつつ黒き森のウィッチ等を捨ててサーチが出来るともなればこれはもうプレミアム殿堂コンビとして即刻禁止送りも止む無しだ

しかしクリッターと黒き森のウィッチはエラッタ済み。これによりドライブレイブもなんら悪用されることなく人々の記憶から忘れ去られたのだ
だがしかし忘れないで欲しい。彼はコナミの罪を啓蒙するために生まれたことを。
彼は勇敢にもクリッター達とコンボを組めないことによってクリッター達が更正したことを世に知らしめたのだ
その勇姿だけでも我々決闘者は心のメモリにドライブしなければならないだろう…
19スレ目 189名も無き決闘者 (アウアウクー MM7d-rD2U)2021/01/30(土) 13:41:19.56ID:oghuEUQiM


最終更新:2022年07月31日 11:18