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あそびば、
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あそびば、

東方RPG(仮称)おまけシナリオ 星をみるひと

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yukarin

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特別寄稿
東方RPG(仮称)追加シナリオ

サブイベント

星をみるひと

さて、制作者の心ともども、東方からはどんどん遠ざかっている東方RPG(仮称)であるが、
今回もまるで東方要素を感じさせない追加シナリオの紹介と行こう。
なお、このサブイベントは、ネメシスが護る深層心理世界の果てからスタートする。
当然、挑戦可能となるのはネメシスイベント終了後、即ちアザトース直前である。
敵もそれなりに強いので、気を引き締めて挑もう。

+ 心の海にたゆたうもの

心の海にたゆたうもの

どな

パルスィの深層心理の最奥部、ネメシスが護る暗黒の橋。
本編では渡る必要のないこの場所であるが、果たしてこの先には何が待っているのか。

彼女は語る。
この先に広がるはアレッサの精神世界。
パルスィと同じように、心の奥底へと逃げ込まざるを得なかった少女の「闇」が待っている。
二人は、全く別世界の存在でありながら、深層心理の世界を通じて心を通わせ、
辛うじて心の安定を保っていたのだ。

というわけで、ここからはサイレントヒル世界である。
が、いきなり最深部「不明」の最奥部から開始されるため、まどろっこしいイベントなどは全く無く、
逆走してアレッサの部屋や病室を見回るだけで終わる。
これだけでも彼女の悲劇は十二分に把握出来るはずだ。
そう、実の母親によって無理矢理に悪魔を宿され、助けを求めた男ハリーには見捨てられ、
パルスィがいなければダークサイドに堕ちて続編に続いてしまうという悲劇である。

しかし、そもそも何故アレッサの母ダリア・ギレスピーは、実の娘を人体実験などに供してしまったのか。
疑問を抱く一行。
本来ならばサイレントヒル・ゼロでもやればいいのだが、この世界では因果律が異なっており、
例えゼロをプレイしようと、1~3までUFOエンディングを見ようと真相は掴めない。

だが、真実はあっけなく明らかになることとなった。
いつの間にか、一行の横に現れた一人の少女。
自らの存在を認識させないほどに強力なテレパシー能力を持つ存在。
「どな」と名乗るその少女の口から、驚くべき真実が語られたのだ!

+ 悲劇のおおもと

悲劇のおおもと

人工サイキック計画

「どな」の話は信じがたいものであった。
なんと彼女は、アレッサを消し去る為に送り込まれたというのだ!

そもそも、アレッサを用いて行われていた実験は、人間に超能力を持たせることが目的であった。
人間に悪魔を宿し、超人的なパワーを与えようとしたのである。
既に、アレッサの世界では、超能力を用いた特殊部隊「S-SWAT」なる軍隊が実戦配備されていた。
超能力とは言っても、念力などの本格的な超能力は扱えず、
武器に「念」を込めることで破壊力を増す、「封念」という能力に長けた集団、という程度である。
だが、得体の知れない能力に潜在的な脅威を感じ取った軍部は、
将来S-SWATが武装蜂起する事態に備え、対抗出来うる部隊を編成しようとしていた。
その第一歩が、人間に超能力を持たせる「人工サイキック計画」であり、
アレッサは、その開発テストベッドとして利用されていたのだ。

当然、表沙汰に出来る計画ではないので、実験は秘密裏に行われることとなった。
ダリアは怪しげな宗教団体に属していたが、それが隠れ蓑として最適だったのであろう。
かくして、多額の報酬や便宜と引き替えに、ダリアは娘を提供したのだ。
実験はおおよそ成功し、アレッサには悪魔が宿った。
だが、あまりにも強引に宿したため数々の副作用が生じてしまった。
それこそが「サイレントヒル事件」である。

この事件そのものは、実はさほど恐るべきものではなかった。
街全体が異変に覆われているように見えるが、実のところ、街自体に異変は起きていない。
あの世界は、あくまで彼女の心が具現化しただけであり、一部の関係者のみが巻き込まれたに過ぎない。
しかし、放置すればやがて、肥大化した悪夢が現実世界をも侵食しかねない。
危機感を抱いた軍部は、アレッサのデータを元に、より安定した人工サイキックを急ぎ完成させた。
その存在こそが「どな」。
そう、彼女は、完成型人工サイキックのプロトタイプだったのである。
その名前には、人工サイキック量産素体としての「DNA」そして「ドナー:提供者」という意味合いもある。

彼女の任務は、言うまでもなく異変の解決と、証拠の隠滅であった。
その為に彼女には、相手の心を書き換えられるほどに強力なテレパシー能力が与えられた。
さらに、異変の元凶たるアレッサを抹消すべく、彼女の精神防壁を打ち破る術も与えられた。
安定型人工サイキックの開発に成功した今、もはやアレッサは必要なかったのだ。
同時に、実験に携わった人間達の記憶も、可能な限り消去しようと試みたのである。

恐るべき能力を与えられ、その力から「デスサイキック」と呼ばれた「どな」。
だが、アレッサと対峙したとき事件は起きた。
アレッサの心を破壊すべくサイコダイブした彼女が見たのは、あの悲劇の数々。
恐るべき力を持ちつつも、内面は人間である彼女に、アレッサを殺すことなど出来なかった。

そして彼女は決意した。
自分やアレッサのような不幸をこれ以上増やさない為にも、「人工サイキック計画」を止めなければ……
そこで彼女は、周囲の記憶を巧みに操作しつつアレッサを安全圏へと退避させた。
(※ここでいうアレッサとは、仮死状態で研究所に置かれていたアレッサ本体のこと)
そして再びサイコダイブすると、アレッサを護り、機会を窺うべく精神世界に潜伏したのである。
結果的に「サイレントヒル事件」は終息したため、今のところ軍部に気付かれている様子はない。
今は、深く、静かに潜航する。
その時が来るまで……

+ Midnight Resistance

Midnight Resistance

計画実行

実は、「どな」はアレッサの精神世界を通じて、パルスィとも連絡を取り合っていた。
よって、一行がここへ来ることも分かっていたのだ。
これほどの戦力があれば、軍部の本拠地へと乗り込み、「人工サイキック計画」を潰すことも出来るはず。
もちろん、事をおおやけにしてしまえば、また別の場所で新たな計画が推し進められてしまうだろう。
密かに、だが大胆に……
少数精鋭で本拠地へと潜入し、痕跡を残さぬよう注意しつつ全てのデータを抹消する。
それが彼女のプランだった。
そして、計画に協力すると、なんと彼女はその場で仲間になってくれるのだ!


さて、「どな」が加入したら、いよいよ表の世界へと飛び出すこととなる。
深層心理世界を経由して異世界へと向かうなど、ゆかりんもビックリの荒技であろう。
もちろん、いつでも帰還できるので安心してよい。

精神世界から飛び出した一行が辿り着くのは、いきなり真っ暗な場所である。
「どな」によると、そこは古びた教会の地下。
真っ暗なのは、この場所を知られない為と、もう一つ……

部屋に安置された棺桶には、アレッサ本体が眠っているのである。
だが、その姿はサイレントヒルをプレイすれば分かるとおり、とても直視できるものではない。
OPやEDオマケで見せる包帯モードなんて生ぬるいものではなく、
学校(裏)とかに吊り下げられてるアレレベルである。
リサ先生が泣いて拒んだ、あの姿である。
学校(表)の応接間にある「扉の絵=裏世界の絵」、油断して直視しちゃって死ぬかと思ったんだよね

よって、万が一にでも惨状を目にしないよう、部屋は真っ暗なのである。
もちろん、実際に棺桶を開けることは出来ないので、実際には灯りをつけても大丈夫だ。
ともかく、地下室を出ることとしよう。

+ はじめの世界

はじめの世界

田舎町チャニーズヒル

教会を出た一行の前に広がるのは、荒野に広がる小さな町であった。
そこは田舎町チャニーズヒル。
アレッサが記憶を元に構築した「サイレントヒル」の、本来の姿である。
だが、そこに人の気配は無い。
現実世界なのに、何故……

数歩踏み出した一行は、すぐに理由を悟ることとなる。
そこに現れたのは「黄泉路」の存在。
そう、幻想郷におけるラストダンジョン「黄泉路」は、こちらの世界にも侵食していたのだ!
こちらは幻想郷と違い、町は完全に「黄泉路」の手に落ちている。
よって、雑魚として平然とラストダンジョンの敵が現れるのだ。
しかし、ここへ来るLVならば敵ではあるまい。

しばらく町を散策すると、主要な道路は全て封鎖されていることが分かるだろう。
隣町にまで「黄泉路」が侵食せぬよう、軍隊が封鎖しているのである。
その軍隊こそが「S-SWAT」。
「人工サイキック計画」が誕生するきっかけとなった超能力軍隊である。
かつて出会ったライラ・アルフォンやヘザー・クロネンバーグ中尉にも再び出逢えるぞ。
だが、戒厳令の敷かれている地区に女の子がうろついていれば、不審なのは誰の目にも明らか。
警備兵はもちろん、巡回兵に見付かっても、普通ならば面倒なことになるだろう。
しかしご安心あれ。
「どな」が次々ときーん こーんして記憶を消していくので、何の問題もないのだ。
逆に、「てれぱし」で情報を聞き出すチャンスなので、積極的に会話していこう。
もちろん、ライラとクロネンバーグはこちらを分かっているので、普通に会話出来る。

情報を仕入れ、ライラ達に挨拶したら、S-SWATの隊長に会いに行こう。
司令部は厳重に封鎖されているが、ちゃんとアポを取って、IDカードを入手していれば中に入れる。
中にいるジェイク・ロメロ大佐こそ、S-SWATの隊長。
「どな」にとって、ある意味では最大の敵である。
当然、大佐ともなれば独自の情報網もあり、相手方も「どな」の事は知っていた。
まさに一触即発。
だが最終的に、ライラ達の知り合いと同行していることから、敵ではないと大佐は判断してくれる。
そして、「どな」の計画を聞いた大佐は、自らの裁量で手助けしてくれるというのだ。

+ あーくCITYへの道

あーくCITYへの道

地下水路

ロメロ大佐によれば、「人工サイキック計画」を研究している場所はチャニーズヒルではないという。
ここから山と海に隔てられた向こう側、人工島サンドラドにそびえ立つ要塞都市「アークCITY」。
最先端の研究開発を担う、国の最重要拠点こそが目的地だというのだ。
だが、街自体が要塞であるだけでなく、海と山に囲まれた天然の要塞でもある、極めて堅固なエリア。
周辺には当然警備システムが張り巡らされており、海中、上空、地上どこからも侵入は不可能と言われる。
かつて「どな」は脱出に成功しているが、当時よりセキュリティが強化されている可能性は十分にある。
事実、大佐の話では、対サイキック防御装置がいくつも試作開発され、配置されているとのこと。

だが、侵入は不可能ではないと大佐。
かつて物資の搬入に使っていた地下水路が、まだ残っているという。
もちろん現在では塞がれているだろうが、薄い壁くらい「どな」なら「ぶれいく」出来る。
かくして一行は、チャニーズヒル郊外のマンホールから、アークCITYを目指すこととなった。

下水は、ロメロ大佐から貰った地図があるので迷うことは無いはずだ。
途中にある壁を「ぶれいく」しながら、過去の水路へと進んでいこう。
下水にいる敵は「黄泉路」の軍勢だが、水路に移ると敵が変化する。
そこは、研究の残滓が澱む汚染地域。
スライムや巨大ネズミなど、公害的な敵が多数出没する。
さらに水域は汚染されており、踏み込むと神経+エネルギー属性のダメージを受ける。
自然界の毒素ではないので、ヤマメやメディスンでも無効化は出来ない。
幸いにも敵LVは50程度なので、戦闘自体は苦戦しないだろう。
ただし、一部エリアはトラップ部屋となっており、凶悪なバイオビーストが闊歩している。
最強スライム「ジェリバ」など最強クラスの敵が次々出現するので、踏み込んだら潔く負けを認めよう。
一度踏み込むとエンカウント率が激増し、さらに全域にこれらの敵が出現するようになる。
増援も異常に多く、軍隊アリ「アンティア」など20部隊もの増援を引き連れてくる敵までいる。
恐ろしいことに、トラップ発動後は逃げることも出来ない。
さらに汚染水のダメージも激増するうえ、エリア全体に障気のダメージゾーンまでも発生する。
撤退は事実上不可能だ。
諦めよう。

汚染地域を抜け、地上へと出ればついに「アークCITY」だ。
分かってるとは思うが、敵が急激に強くなるので覚悟されたし。

+ 要塞都市アークCITY

要塞都市アークCITY

人工島サンドラド

地下水路を突破すると、一行はサンドラド島のはずれに出る。
まずは、迷路状になっているアークCITY外周部を進み、内部への入り口を探そう。
警戒システムにかからぬよう注意。
残念ながらテレポーターがいないため、短距離「じゃんぷ」で壁を通り抜けることは出来ないが、
警戒システムには対テレポートシステムもあるので、連れてこなくて正解だ。
迂闊に飛び込めば弾き飛ばされ、「いしのなかにいる」ことになるのは目に見えている。

なお、警戒システムは引っ掛かると敵が無限に出現して否応なしに全滅するしかなくなる。
隠密行動している以上、強行突破してはいけないのだ。
面倒でも遠回りし、正しいルートで進んでいこう。
1戦終わるたびにトラップダメージを受けるので、回避率100%でも全滅出来るからそこは安心だぞ。
もちろん、事前に誰かがトラップの警告をしてくれるので、余所見していなければ大丈夫だろう。

トラップだけでなく、ランダムエンカウントする警備兵やロボット、バイオビーストも侮れない。
敵LV70程度と急激に強くなっており、イベントクリアまでは逃げることも出来ないのだ。
隠密行動している以上、報告される前に倒すしかないのである。
ふよふよ浮いてるまりも状の物体「さんふらん」など、一見無害そうな敵もいるので気を抜かないこと。
まぁ、戦闘に入るので敵であることは一目瞭然ではあるが。

数々の障害をくぐり抜けると、やがて開けた場所へと出る。
そここそアークCITYの中心部。
ここまで来れば、もう警戒システムも無いから存分に探検できるぞ。
もちろん警備兵は出てくるが。
さて、中心部は広大な敷地内に、いくつかの建物や区画、公園などが点在している構造だ。
公園は休憩場所、他は「居住区」「行政区」「コンピュータールーム」などである。
中央には、電波塔でありランドマークでもある巨大なオベリスク「宇宙タワー」もある。
が、区画に入るには対応したIDカードが必要となる。
「居住区」対応のシルバーIDカードは、公園にいる老人がくれるので貰っておこう。
消耗品ではなく貴重品なので、入ったら出られなくなったなどという悲劇とは無縁だ。

+ アークCITY居住区

アークCITY居住区

こやつはスリだ!

主に研究員の家族など、一般市民が住んでいる地域。
人はたくさんいるが、役に立つ情報はあんまりない。
レストランがあるので、貴重な食事休憩場所として活用しよう。
当然だが、来客は想定されていないので宿屋は無い。
でもハンバーガーはある!

ここで重要なのは、うろうろしてる「あいね」と会話すること。
なんと彼女は、以前「どな」が逃げるときに手助けしてくれたというのだ。
人間でありながらテレパシー能力を持つ彼女もまた、「人工サイキック計画」を快くは思っていない。
だからこそ、「どな」を逃がしてくれたのである。
そんな彼女からは、「行政区」対応のブルーIDカードを貰える。
どうやら、行政区でIDカードを盗んだスリが居住区に戻ってきた瞬間盗んだ取り返したらしい。
こやつはスリだ!

+ アークCITY行政区

アークCITY行政区

開発拠点

ブルーIDカードを手に入れたら行政区へと向かおう。
大丈夫、居住区から出たら謎の紫空間に飛ばされてしまったなどという事件は起こらない。
行政区には、「病院」や「警備室」のほか、研究開発の拠点「軍事科学研究所」や「生命科学研究所」
といった重要施設が多数存在する。
まず向かうべきは「病院」だ。

+ 病院

病院

ホラーの定番

看護ロボットが行き来するハイテク病院。
用があるのは一般患者ではなく、おおた看護婦でもなく、4Fの隔離病棟である。
ただしエレベーターは3Fまでしか通じておらず、階段も3Fまで。
しかし、3Fと2Fの誰もいない病室を見たあとでエレベーターに行くと、なんと4Fへと行ける。
二つの部屋のドアが、4F行きのキーとなっているのだ。
おおよそ、サイレントヒルの病院(裏)と同じだが、見た目が普通なので怖くないから大丈夫。

さて、エレベータールームから出ると当然のように退路が断たれるので、そのまま突き進もう。
ここには、対外的によろしくない患者が隔離されており、重要な情報を握っている者もいる。
看護ロボットではなく警備ロボットが配備されており、敵が出現するが臆してはならない。
多数ある病室には、寝っぱなしの「すりーぱ」君や、スプーン曲げにしか興味のない「ゆりげーる」さんなど、
明らかに超能力者と見られる人物が収容されている。
が、彼らでは話にならないので、ちゃんと会話の通じる相手を探す必要がある。
とある病室にいる、荒れた感じの女性「めしあ」こそがその人物だ。

彼女の話では、やはりここにいる者達は人工サイキックらしい。
プロトタイプの「どな」を失ってしまったので、再び実験を繰り返しているのだろう。
が、どうにも精神が安定せず、いわば失敗作として放り込まれたようだ。
他の二人よりはマシとはいえ、「めしあ」も感情の起伏が激しすぎる「欠陥品」だそうだ。
当然、そんな扱いをされた彼女が黙っているわけはないし、何より「どな」も同じ人工サイキックだ。
こちらの計画にはもちろん協力を申し出てくれるぞ。
病室から出ることこそ出来ないが、彼女からは今後向かうべき場所について聞ける。

それによると、「人工サイキック計画」を推し進めているのは「軍事科学研究所」であり、
所長のエリオット博士以下、カルヴィノ少佐、ズイム中佐といった軍の要職が関わっているらしい。
ただし、アークCITYの最高責任者である「かつま大佐」には詳しい情報は知らされていないという。
恐らく、将来的な脅威に対抗するためのESP基礎研究、などの名目で提言され、
対外的には、超能力の原理を研究しているだけのように装っているのだろう。
いくら最先端の研究所とはいえ、非人道的な人体実験などが許されるはずはない。

となれば、「かつま大佐」に真実を伝えれば、計画を頓挫させることが出来るかもしれない。
しかし、最高責任者たる大佐がいるのは「警備室」の最上層。
入り口の警備兵ごときにこんな話をしても信用されるとは到底思えないし、
もしかしたら警備兵は博士に買収されており、真相を暴かれる危険性について警告されるかもしれない。
強行突破などは以ての外だ。
入り口へと到達することすら出来ず、強力なシールドが展開され弾き飛ばされてしまうだろう。
合法的に侵入する方法は……

+ 警備室

警備室

灯台もと暗し

「めしあ」によると、公園でまったりしていた老人、シルバーIDカードをくれたあの老人こそ、
「どな」後、最初に生み出された人工サイキックだという。
身寄りもなく、記憶も恍惚となり、病院に収容されていた老人。
殆ど自意識の無い老人ならば、容易に人工サイキックの実験台となる、と考えたのであろう。
かくして、老人に人工サイキック手術が施された。
超能力を受け入れ、新たなる人生を歩む老人は「ふっかつしゃ」と呼ばれ、実験は成功かと思われた。
だが、ほどなくして老人の記憶は再び衰退し、元の徘徊老人へと逆戻りしてしまった。

しかし、実は老人の意識は霞んでなどいなかった。
忌むべき実験であると直感した老人は、いつか来るその日のために、ボケたフリをしていたのだ!
この話を聞けば、老人が「警備室」侵入の手伝いをしてくれる。
さっそく病院を脱出し、公園まで向かおう。
なお、病院4Fには階段が無く、エレベータも使えない。
脱出には、無人の部屋にあるダストシュートを使い、B1Fのモルグ(※死体置き場)へと行くしかない。
ひどい仕掛けだが、幸いにも死体は無いので安心しよう。
これホラーゲームじゃないんで。

さて、公園の老人に話をすると、「めしあ」から話は聞いた、と「警備室」侵入を手伝ってくれる。
「めしあ」は強力なテレパスなので、病院にいながら情報を飛ばすことが出来るのだ。
ESP検出装置はあるが、対象がボケ老人の指向性テレパシーなので警戒はされない。
また「めしあ」が癇癪起こしてる、と思われるだけだ。

侵入方法は実に単純明快。
老人が「警備室」の前で騒ぎ、「この娘どもがワシを○×△」と妄言をまき散らし、
「牢屋にぶち込むまでワシは帰らんぞ」と駄々をこねるのだ!
もちろん、この老人はボケ老人として有名なので、警備員も信じることはない。
が、めんどくさいので、一行を牢屋へと入れ、老人に満足して頂くのが得策、と判断。
かくして、一行は「警備室」地下の牢屋へと「侵入」に成功するのだ。
当然、形式的に牢屋へ入れただけなので、カギなどもかからず、アイテム没収もされない。
普通に出られるので、談笑でもしながら1Fまで向かおう。

1Fは一般向けエリアであり、エントランスまでは何事もなく来られる。
だが2F以降は特別エリアであり、対応する階層カードが無ければ階段や扉が開かない。
よって1F奥の事務室で2Fカードを手に入れる必要があるのだが、方法は例によってきーん こーん

さて2Fである。
この階からはESP検出装置が配置されているため、きーん こーんは使えない。
早い話がエンカウントするということだ。
また、建物は8階建てなので結構長い。
途中の食堂で休憩を挟みつつ、じっくり攻略していこう。
もちろん外には出られないが。

8Fまで来れば大佐の部屋は目前だ。
ガードロボットを蹴散らして突入しよう。
大佐は当然驚くが、「どな」の話にはさらに驚く。
にわかには信じがたい話ではあるが、彼女は防衛ラインを容易く突破してここまで来ている。
普通でないことは一目瞭然だろう。
にも関わらず、大佐に危害を加える様子は無い。
かくして、大佐も彼女の話を信じてくれることとなる。

+ 軍事科学研究所

軍事科学研究所

Devil's Lab.

研究開発の拠点。
「人工サイキック計画」だけでなく、様々な研究開発が行われており、全てを把握することは難しい。
だからこそ、このような狂った研究も行えてしまうのだ。
当然、ガードロボットやバイオビーストもここから生まれた。

なお、隣にある建物「生命科学研究所」では、ここで生まれた生物の改良進化を行っている。
特に行く必要は無いし、名前から不穏な響きを感じ取る方も多かろう。
地上部は大丈夫だが、言うまでもなく地下は異常進化したバイオビーストに乗っ取られている。
地下水路のトラップルームに出てくる敵は、ここから漏れていたのだ。
さらに地下にはダストシュートのトラップがあり、地下水路の隔離部屋へとご案内してくれる。
ビーストが地上まで来ないように作られたトラップであるが、踏んだらご愁傷様。
建物に入ろうとすると、霊夢の直感が警告を発してくれるので、入らぬが吉だ。
もちろん、十分にLVが高ければ稼ぎに使えるが……

さて話を戻し、エリオット博士の研究所である。
大佐を見ても何ら驚かず、研究は順調だと煙に巻こうとする博士。
だが、「どな」を見た瞬間、明らかな焦りの色が浮かんだ。
言い繕う博士だが、「どな」の「ぶれいく」により極秘研究所への道が暴露。
慌てて逃げる博士を追い、一行は極秘研究所へと向かう。
その際、色々調べ回ることも忘れずに。
「らどくりふ」や、その欠片「らどほ」が手に入るぞ。

多数のガードロボットを蹴散らした先にあるものこそ、人工サイキック製造装置であった。
アレッサや「どな」に宿された悪魔とは、ここで作られたバイオビーストだったのだ。
少佐と中佐もおり、何か作業をしていたようだ。
すぐにでも破壊したいところだが、一足早く逃げ込んだ博士はバリアを張り、内部には踏み込めない。
さぁ一行の出番だ。
久々の「結界」相手だぞ。
颯爽とバリアを撃破する一行であったが、その間に博士と中佐らは自ら人工サイキック化。
捕まって軍法会議にかけられるよりは、生きる望みの高い手段を選んだのであろう。
だが、元より危険な実験、十分な準備をせず強行した3人は、当然のように暴走。
敢えなく、一行の手により葬り去られることとなるのであった。

設備を破壊し、狂った研究に終止符を打った一行。
だが、まだ全てが終わったわけではない。
メインコンピューターに格納された研究データも、全て消し去らねば。
次なるエリアは「コンピュータールーム」だ。

+ コンピュータールーム

コンピュータールーム

くるーすり

実験データを消し去るためコンピュータールームへと向かう一行。
「かつま大佐」からは、重要区画へと入るための特権カード「ゴールドIDカード」を貰える。
あとはデータを消し去れば目的完了だ。
相変わらずエンカウントはあるが、たぶん指揮系統の乱れだと思うので諦めて撃破しよう。
ただし、この段階まで来ればトラップは作動せず、逃走も可能だ。

しかし、残念ながらデータの消去は不可能であった。
最重要データとして保護されており、特権階級を用いて消去しようとも復元されてしまうのだ。
恐らく、どこかにバックアップ用のコンピューターがあるのだろう。
だが、大佐ですらも聞いたことがないという。
そこで一行は、「人工サイキック計画」に関わる、あらゆるデータを調査した。
どこかに命令系統の名が残っているはずだ。

見付かったのは「クルーIII」というシステム名。
それがどこにあるのかは分からない。
だが、それこそがマザーコンピューター。
アークCITYとは、このシステムを中心に造られた都市だったのである。
オーバーテクノロジーな研究が次々完成していくのも、全てはこのシステムの力であった。
マザーからの情報を、都市のスーパーコンピュータが解析し、仕上げていく。

明らかに地球外技術と思われるマザーコンピューターだが、一体どこに……
大佐と一行が目につけたのは、都市の中心にそびえ立つオベリスク。
「宇宙タワー」と呼ばれ、電波塔として利用されている施設だが、怪しいのはここしかない。
さっそく登ってみる一行であったが……

エレベーターで展望台へ登り、さらに特権階級で制御室へと向かう。
しかし、そこにあるのは電送装置やレーダーシステムなどだけであった。
都市の防空機能を担っていることは分かるが、それ以上の施設ではない。
となれば、一体……

+ 宇宙タワー

宇宙タワー

星をみるひと

さて、なんとここからはノーヒントだ。
とはいえ、霊夢の超感覚が「何か」を捉えてくれるので、実はさほど大変ではない。
アークCITYを隅々まで歩き回れば、やがて偽装された入り口を発見出来るだろう。

そこは地下への入り口。
大佐すら知らない、この都市最大の秘密。
LV75を誇る、最強クラスのロボットやアンドロイド、バイオビーストが護る広大な地下迷宮。
水路からは「しろいわに」も襲いかかってくるぞ。
返り討ちにして「らどほ」量産だ!
「らどほ」を5個集めて軍事科学研究所に持っていくと、「らどくりふ」にしてくれるのだ!
イベント終了後は、永遠亭にあるギャラックスでも製造出来るぞ。
迷宮を突破した先にはエレベーターが。
実は、このエレベーターは「宇宙タワー」の中心を貫いているのである。
大佐の見立ては間違ってはいなかったのだ。

「宇宙タワー」の最上層は、なんと宇宙船であった。
動力を失い、もはや飛ぶことは出来ないが、そこからもたらされた超技術こそが全ての始まりだったのだ。
「クルーIII」はこの中にある。
その形状から「星蓮船」と呼ばれる(元)宇宙船は、要所要所で乗組員が待ちかまえている。
「ネズミのようないきもの」や「しょうたいふめいのそんざい」などをなぎ倒しつつ、奥へと向かおう。
倒したあとは、「てきのボス」からのメッセージがカットインされ、気分を盛り上げてくれるぞ。

「この私に歯向かうとは愚かな……フッフッフ」

なお、これらは中ボスではあるが、LV30~程度で風林火山モードでもないなど、非常に弱い。
雑魚の方がよほど強いので、勢い余って大技を使うなどということのないよう気を付けよう。
弱すぎる乗組員を倒していくと、だんだん「てきのボス」の余裕が無くなっていく。

「あやつは何者です!!(※負け犬の乗組員に電撃で南無三しつつ問いつめる)
「おのれ!ここまで来たことを後悔させてあげますわ!!」
「これ以上進むことは許しません!ひねり潰してあげますわ!!」

脅しに屈せずコックピットまで行くと、ついに「てきのボス」自らが出陣する。

「貴女達に任せてはおけません 私自らが出ます!!」

さぁ聖さんとの決戦だ!
今までの雑魚とは違い、LV90で風林火山モードと、本気で挑んでくる。
反則的な属性耐性を誇るので、弱点の水や呪殺などで攻めるといいだろう。

彼女を倒すと、ついにメインコンピューター「クルーIII」へと辿り着ける。
だが、データを破壊しないでくれと涙ながらに訴える聖さん。
悪魔の実験データを残しておくわけにはいかない、と説得するも、聖さんは頑なに拒否し続ける。
一体何故……
疑問を抱く一行に、静かに語り始める聖さん。白蓮さん?聖さん?どっちなのこの人?

この船が墜落したとき、真っ先に助けてくれたのが、あのズイム中佐とカルヴィノ少佐だという。
異星人である聖さんを、拒絶することなく助けてくれた彼らに恩返しをしたい。
そんな想いから、彼女は彼らに、宇宙船にあるデータを提供したのだ。
彼らはこの宇宙船に興味津々であり、喜んでもらえると思ったのだろう。
大いに喜んだ彼らは、エリオット博士を呼び、かくして「アークCITY」の礎が築かれた。
そして、データを提供してくれた星蓮船を崇め、護るために「宇宙タワー」を建設したのだ。

聖さんは、人々の幸せを見るのが何よりも好きだった。
だから、嬉々として研究に励む博士達を見ることは、とても幸せだった。
最先端の都市に人々が集まり、全ての危険から護られ幸せを謳歌している。
この船に残されたデータが、人々を幸せにしている……
なんて素晴らしいことだろう。

要は、純心すぎて騙されているだけであった。
宇宙タワーに隔離された聖さんには、心地よい報告だけが伝えられた。
疑うことを知らない彼女は、コンピューターのデータバンクを見ようなどとは思いもしなかった。
一行に諭された彼女は、データバンクを見ることで、ようやく己が過ちに気付いた。

泣き崩れる聖さん。
人間は、彼女が信じるにはまだ幼すぎたのだ。
未だ進化の過程にある人間には、相手を騙したり、親切をあだで返す者もたくさんいる。

だが……

そうでない人間もたくさんいることを、ここにいる一行が示していた。
未知の力を、自らの野心のために利用することなく、お互いに助け合う為に使ってきた。
呪われた力を宿され、悲劇とともに生まれてきながらも、力の誘惑に負けず、悪への道を断った。
彼女のような存在が増えていけば、いずれは……

サイキック、いや「人類」には、明るい未来が開けている。

+ 最後に

最後に

その後のアークCITY

結局、聖さんは自らの手で、悪魔の実験データを葬り去った。
そして、人々が間違った道へと向かわぬよう、手をさしのべようと決意したのだ。
おめでとう、新たな仲間だ!よく知らないから適当にデータ化してサーセン

一方、アークCITYでは研究開発の透明性確保に向けて様々な対策が練られ、
二度と悲劇を起こさぬよう、新たな歩みを始めたという。
これ以降、アークCITYでは一切のエンカウントが発生しなくなる。
また、地下水路も掃除され、生命科学研究所の地下も封鎖される。
完全に平和な街となったのだ。

もちろん、チャニーズヒルが黄泉路の脅威にさらされているのは変わらないが、
ここで生まれたロボットやビースト達が、S-SWATと共に黄泉路と戦ってくれている。
人々に安寧が戻ってくるのも時間の問題だろう。
かくして、「サイレントヒル事件」に端を発した壮大な事件は、幕を下ろしたのである。

……

役目を終えた「どな」は、事件に関する全ての記憶を消し去り、また自らも消え去るつもりであった。
しかし、病院から解放されたサイキック達や「かつま大佐」から慰留され、思いとどまったようだ。
確かに、彼女の生まれと能力は忌むべきものである。
だが、それを乗り越えた彼女の存在は、同じ悲劇を防ぐために心強い力となるだろう。
忌むべきもの全てを覆い隠すことが最善とは、必ずしも限らないのである。

+ おまけ

おまけ

激戦!バトルシティー!

さて、平和になったアークCITYを闊歩するのも乙なものだが、やはり物足りないという向きもあろう。
そんな戦闘狂の為に、軍事科学研究所で全く新しいシミュレーターが開発された。
その名は「バトルCITY」!
サンドラド島を完全再現した世界で、警備ロボットや兵士、ビースト達と存分に戦えるのだ!
要は、エンカウントありのアークCITY復刻版ということだ。
もちろん、地下水路のトラップルームや生命科学研究所の地下、警備室なども全て侵入可能。
シナリオ進行に縛られず、どこへでも攻め込むことが出来るぞ!
死亡確定トラップは無く、逃走も可能なので自由度は本編よりも遙かに高い。
経験値の高い星蓮船でLVアップに励むもよし、トラップルームで腕試しするも良し。
活用方法は無限大だ。





※このページの内容は全て、エイプリルフールの冗談です。ざんねん!!
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