落研に入部したら
落研入部おめでとうございます。
これから4年間(場合によってはもっとかな)過ごす上で、まず最初の一年間の中で大事なことを書いていきますね。
①高座名
君たちが入部して最初にすることになるのは「高座名を決めること」。
先輩たちが「名前の候補考えといてね~」と入部したてのリクルートに無理難題を言い出すので、前もって自分たちで名前の候補を決めておくべし。
何も考えてないと、
うた祭りとかで酔っ払いながら決めることになったりするので、気を付けませうね。
②かける落語を決める
一年生は殆どの場合、
顔見世あるいは
古典で初高座ということになります。
そこで、自分たちでかける落語を決めるのですが、ひとつ注意が。
前年度の発表会で誰かがかけたネタはやってはいけません!!
やっぱり二年連続で同じネタがかかるのはまずいから、そこだけ気をつけましょう。先輩に聞くなり、自分で過去の発表会のプログラムを見たりして、かけようと思ったネタが被っていないか確かめましょう。それからもう一点、
何でかって?先輩に聞いてみなされ、語るも涙の話が……
この発表会に出ることになった人は、少なくとも二ヶ月半前(例年だと6月中旬)くらいから、いろいろな噺を聞いてみましょう。部室にはCDやテープがありますし、近頃は動画サイトなるものもあります。便利な時代ですね。
出来れば二ヶ月前、遅くとも一ヵ月半前にはかけるネタを決め、必要ならばテープの音声を文章に起こして覚え始めましょう。
(練習が試験期間にかぶるので、あまり遅くからやり始めるとにっちもさっちもいかなくなります。)
一ヶ月前までには、うろ覚えでも通せるようにしておくこと。
そうでないと、十分な練習時間が取れません。
さて当日。
中入りの後に、新入生披露の口上が行われます。ここで君たちはさらし者になるわけです。
君らにも一言二言三言、挨拶をしてもらいます。あんまり凝ったことを言う必要はありません、その場の雰囲気で。
毎年9月に、グリーンピア岩沼というところであります。
7月くらいに合宿部長を君たちの中から決めます。
合宿部長は、なるべく1年生が全員参加できる日を確かめて、ロッジを2泊3日で予約してください。
(註:「東北大学落語研究部」ではなく、自分の名前で予約すること。)
後はその日のお楽しみ。
そうそう、合宿のときのご飯はあなた方に作ってもらうので、よろしくね。
顔見世で出なかった新入生は、ここで初高座ということになります。
練習は夏休みの間なので、顔見世に比べると少し余裕がとれますが、一年のうちから余裕ぶっこいてはなりません。
同じように、最低でも一ヵ月半前迄には覚え始め、一ヶ月前には通せるようにしておきましょう。
2週間前くらい
君たちの中から一人に、
大学祭の番組表を作ってもらいます。言い渡された人は、メーリスで各自の
出演可能な時間を確かめ、番組を組んでください。
前日
舞台設営を行います。
原則全員参加です。
2日目
ほぼ毎年、この日にごみ当番というものが回ってきます。
1年の中でごみ当番担当を2人決めますから、その人たちは
きちんと仕事をしてください。
3日目
楽日。午前で終わるので、午後に復旧作業。
これも、原則として全員参加でお願いします。
とまあ、こんな感じでしょうか。
なんだかんだ言ってもその内慣れていくと思うので、
まずは部の雰囲気を楽しんでやっていってください。
最終更新:2012年12月15日 10:49