通常モンスターのこと。広義では効果を持たない融合・シンクロ・エクシーズモンスターも含む。
元はMTGの用語で、バニラアイスのようにシンプルなカードというのが由来。
現在のOCGでは効果モンスターがデッキの大半を占めることも多く、
以前に比べて通常モンスターであるカードはそれが一つのアイデンティティになっている。
バニラモンスター専用サポートも多く存在し、それらのサポートを受ける前提でデザインされているカードも多い。
アニメでは使われないが公式も意識している割とメジャーな用語であり、
通常モンスター《バニーラ》や
TF内に『バニラ色の憂鬱』という名前の
通常モンスター専用パックがあることからもそれがうかがえる。
当初は遊戯王のモンスターというとバニラがほとんどであり、
《ヂェミナイ・エルフ》等を除けばステータスも似たり寄ったりであった。
その中でも《
モリンフェン》と《レオ・ウィザード》は上級モンスターと思えない低ステータスで、
産廃の枠を超え
本スレ民を中心に多くの遊戯王ユーザーから愛されている。
一方、そんな昔の何の変哲もないバニラモンスターが、
ある時にサポートカードの登場で一線級にデッキに積まれるようなことがある。
《レスキューラビット》等の登場で、
《大くしゃみのカバザウルス》が海外の環境トップの一員に上り詰めたことは記憶に新しい。
最初期のバニラ《デーモン・ビーバー》が《堕落》とのコンボで、
《レスキューキャット》を使用したシンクロ召喚デッキに使われていた時期もある。
また、上記の《レオ・ウィザード》すらGB版DM4で最強の下級モンスターになったことがあり、何が起こるかわからない。
遊戯王OCGではバニラモンスターのみに
フレイバー・テキスト(カードのストーリー面での背景などを説明したテキスト)が書かれているが、
近年のKONAMIは非常に特徴的なテキストを書くことが多く、これもしばしばネタになる。
《ヴェルズ・ヘリオロープ》の「文章をカタカナにして前後逆さまにする」
《ジェムナイト・ルマリン》の「刺激的」、《ジェムナイト・クリスタ》の「最適化」辺りが一時期ネタにされていた。
これらの言い回しは既にヴェルズスレ・ジェムスレでもあまり見ないが、
今後も変わったテキストが登場する度にネタにされる運命は避けられないだろう。
余談だが某大百科における《ヴェルズ・ヘリオロープ》の掲示板は必見である。
背景の色がバニラっぽいからと言われる事もあるが、これは誤りである。
背景の色でバニラと名付けられるなら、効果モンスターはチョコレート、
融合モンスターはブルーベリー、儀式モンスターはミントになっていただろうか…。
しかも、こちらが由来ならシンクロモンスターの方がバニラ色に近い。
当然
本スレ民からは失笑をくらい、現在は黒歴史となっているようである。
コメント欄
- ペンデュラムバニラのコンセプトは好き -- 名無しさん (2021-10-03 14:12:59)
- ドライバー君は手札に来なければいいカードなんだが -- 名無しさん (2023-11-01 19:26:50)
- ダストンGS歪がね -- 名無しさん (2025-02-23 20:49:36)
最終更新:2025年02月23日 20:49