※Writer
⇒by,鑑定人
※Special Thanks
⇒by,遊戯王のオリジナルカードを考えよう】スレの皆様
◆プロローグ
【1】
数多のカードが存在し、数多の戦術で敵を薙ぎ倒し、蹴散らし、翻弄する。
それが遊戯王OCGの醍醐味であり、ネット・現実を問わず人気を誇る。
また、その人気はギネスブックに申請される程である。
だが、現実は有限であり無限ではない。
己が理想を掲げたオリジナルカードを投稿する行為も珍しい事ではない。
――平行多重次元という世界がある。俗に言うパラレルワールドである。
その一つの『世界』では、オリジナルカード(以下、オリカ)作成が流
行った。
それは掲示板のみならず、電脳世界で使用可能にするというシステムを
内包する程に至る。
遊戯王オンライン、音声認識システム、オリジナルカード生成プログラム。
システムは徐々に構築されていく。『世界』が構築される。
家に居ながら世界中の人々と戦う事ができる更なる飛躍を遂げたシステム。
人気が出ないはずも無く、それはその『世界中』に遊戯王の名を世界に
馳せる事になる。
【2】
相手の正確な姿を確認できないからこそ、ロールする人々が登場した。
ロールするからこその楽しみができた。
いつしかそれこそが『当たり前』の世界となり、また一人デュエリスト
が誕生していく。
「ドローだ。巨大ネズミを生け贄に捧げ、巨人ヘカトンケイルを召喚する」
「フン……アホか貴様は?
俺のモンスター、アルティメット・ガーディアン(以下A・G)LV7の
守備力が解らないか?
A・GLV7はA・GLV5を装備しているから6000もあるんだぞ?」
隆起した肉体を持つ巨躯の登場に、相手のアバターはククッと笑みを
浮かべる。
まるで鉄壁の守護兵を見据えつつ云い放つアバターに相手は臆しない。
むしろヘカトンケイルを召喚したアバターはゾッとするような瞳を浮かべ、
「それはどうかな。巨人ヘカトンケイルには特殊能力がある」
「なに……」
ヘカトンケイルを召喚したアバターは勝利宣言するように云う。
「攻撃時、攻撃対象になったモンスターの表示形式を変更する事ができる」
「えっ……」
【3】
嘲笑の笑みを浮かべていたアバターが乾いた掠れ声をだす。
ちなみに、掠れ声のアバターの手札はゼロ、フィールドもA・GLV7と
波動キャノンのみ。
ライフポイントは残り2000、しかし相手からすれば、これを凌げば
勝利、という場面だった。
「さぁ負けて俺の糧になれ。巨人ヘカトンケイルの攻撃。
A・GLV7の表示形式を変更し、攻撃だ!」
「そ、そんな馬鹿なぁぁぁぁぁぁ!!」
ライフ:2000⇒0
「TP(トーナメントポイント)は貰っていくぞ。敗者は、お前だ」
こんな光景が日常的に繰り広げている。自動的な翻訳化は世界という
枷を外し、進化に次ぐ進化を遂げていった。
この物語はそんな世界の話である――――……。
【採用オリカ】
《巨人ヘカトンケイル》
効果モンスター
星5/地属性/獣戦士族/攻2200/守1900
このカードが攻撃する場合、攻撃対象となるモンスターの表示形式を
変更する事ができる
(この時リバース効果モンスターの効果は発動しない。)。
カード原案:part12-170
《アルティメット・ガーディアンLV5》
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1200/守2500
自分フィールド上に存在する「アルティメット・ガーディ
アンLV3」1体を墓地に送る事で手札から特殊召喚可能。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキまたは墓地から攻撃力1500以下の機械族モ
ンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカ
ードに装備し、その守備力分だけこのカードの守備力
をアップする。(この効果で装備できる装備カードは
1枚まで)。 自分ののスタンバイフェイズ時にこの効
果で装備カードを装備したこのカードを墓地に送る事
で「アルティメット・ガーディアンLv7」または「アルティ
メット・ガーディアンLv8」1体を手札またはデッキか
ら特殊召喚する。
カード原案:part12-192
《アルティメット・ガーディアンLV7》
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻1800/守3500
「アルティメット・ガーディアンLv5」の効果で特殊召喚
した場合、デッキまたは墓地から攻撃力1500以下の
機械族モンスターを1体選択し、装備カード扱いとして
このカードに装備し、その守備力分だけこのカードの守
備力をアップする(この効果で装備できる装備カードは1
枚まで)。このカードに装備カードが装備されている限り、
このカードは魔法の効果で破壊されない。
カード原案:part12-192
最終更新:2007年08月19日 22:23