梓「これでよし……っと。はあ、仕事とはいえ疲れるなあ……後何枚あるんだろう」
梓「といっても普段応援してくれてるファンの人たちへの感謝の印だから、そんなこと言ってちゃダメだよね」フー
唯「ふんふ~ん♪」キュキュキュ
梓「唯先輩は楽しそうだなあ、何でも楽しめるあの性格はちょっとうらやましいかも……って、あれ?」
唯「え?なあに、
あずにゃん」
梓「先輩がサインしてるそれ、私のカードじゃないですか。間違えてますよ」
唯「あ、ううん。これで良いんだよー……あずにゃん(はぁと)……っと。はい」アゲルネ
梓「あ、ありがとうございます……じゃなくて、ちゃんと仕事しないとダメじゃないですか」
唯「だってぇ……どうせ書くならあずにゃんのカードがよかったんだもん」フリフリ
梓「……その、微妙に反応に困る言動はやめてください」テレ
唯「だからぁ、あずにゃんのことが大大好きってことだよ」
梓「……ストレートに言われても照れるのでやめてください」テレ
唯「えへへ~ほんとのことだからね」
梓「ああもう、こんなに私のカード使って……って、その束は取らないでください!今から書くのなんですから」
唯「だって、こっちのあずにゃんカードもう無くなっちゃったんだもーん」
梓「なくなっちゃったんだもん、じゃありません!もう、返してくれないと私が書けないじゃないですか」
唯「それではあずにゃんにはこのカードを授けよう」ドウゾ!
梓「ありがとうございます……ってこれ唯先輩カードじゃないですか!」
唯「サインの横には、愛してます唯先輩って添えてね♪」
梓「誰が添えますか!良いからもう、交換してください!」
唯「やーだもんっ。それじゃ、仕事に戻るね~」
梓「ちょ、だからそれ仕事になってないですから……うぅ、集中モードに入っちゃった」キイテナイ
唯「……ふんふ~ん♪」
梓「楽しそう……そんなに私のカードの方がいいのかな」チラ
梓「唯先輩のカード……一枚だけ、だからね……えっと、『唯先輩、愛してます』」キュキュ
唯「あずにゃ~ん……!」カンドウ!
梓「にゃっ!?ちょ、だめ!見ちゃダメです!!」イツノマニハイゴニ!
唯「それじゃ、あずにゃんにはこのカードあげる」ハイ!
梓「えっ?えっと……『あずにゃん、
愛してる。結婚しよう』……!?」
唯「……ダメ、かな?」ジー
梓「えっ……え?……あっ……」コレッテ…