≡w≡ ≡w≡ ≡w≡ 中野家  ≡w≡ ≡w≡ ≡w≡
梓「あがってください」
唯「おじゃましまーす!」
梓「私の部屋でくつろいでてください。私お茶入れてきますんで」
唯「うん。ありがとねーあずにゃん♪」ニコッ
梓「っ~///は、はいです!」ガチャ
梓(うぅ~、唯先輩可愛すぎるよぉ~)
梓(この間唯先輩人形とか作っちゃったし、完全に唯先輩に毒されてるなぁ~)
梓(あの人形、隠しといたけど唯先輩に見つかっちゃったらどうしよ)
梓(あんま上手にできなかったし、もし見つかってもばれないかな?)
梓(でも、もしばれちゃったら・・・・気味悪がられて嫌われちゃうかな)ジワッ
梓(い、いやいや。まだばれたわけじゃないし、そもそも隠してるから見つからないよきっと!)

≡w≡ ≡w≡ ≡w≡ 梓の部屋  ≡w≡ ≡w≡ ≡w≡
梓「お茶いれてきました」
唯「あ、ありがと~」ゴロゴロ
梓「!!」
梓(ゆ、唯先輩が持ってるアレはっ!!)
梓(唯先輩人形!!!)
唯「あ、あずにゃん。この人形さんさーベットの下に放置されてたから助けてあげたんだよ!」フンスッ
梓「そ、そうですか」ダラダラ
梓(それはベットの下に隠してたんですー!!)
唯「ゴロゴロしてたら発見しました」シュビッ
梓「あ、ありがとうございます」ダラダラダラ
梓(ありがた迷惑だー)
唯「せれにしてもこのお人形さん、所々ほつれてるねぇ」
梓「そ、それはもういいですから!ほらっ、ギターの練習しましょうよ!//」
梓(だって、裁縫苦手なんだもん・・・)
唯「・・・あずにゃん、針と糸ある?」
梓「え?ありますけど・・・まさか、その人形を・・」
唯「うん。だって綺麗にしてあげたほうがお人形さんも喜ぶよっ!」
梓「でも、唯先輩裁縫とかできるんですか?」
唯「うん。私の人形がほつれてたら自分で直したいから裁縫だけは憂に習ったんだ♪」
梓「はい、裁縫セットです。結局憂に習うんですね」フフッ
唯「えへへ、自慢の妹です//」ニコ
梓(とりあえず、唯先輩はこの人形が自分だと気付いてない。下手に他の話題に移すと帰って怪しまれる。)
梓(ここは唯先輩が飽きるまで付き添うしかない!)
唯「~♪」
梓(おぉー、唯先輩結構上手い)
梓(さすが憂に教わっただけあるや)
梓(・・・私も憂に裁縫習おうかなー・・・)
唯「~♪ん?ねぇ、あずにゃん」
梓「なんですか?」
唯「このお人形のTシャツの文字なんて書いてあったのかな~?ほつれてて読みづらくなってる・・」
梓「え、えーとなんでしたっけ?もう覚えてませんよい」
唯「?あずにゃん、なんか口調がおかしいよ?」
梓「へ!?こ、これが普通ですよい!」
唯「あ、あずにゃんがおかしいよ~・・・」
梓(TシャツにYUIって書いてたなんていえないよ~///)
唯(ん?なんかちょっとわかってきたかも・・・)
唯(・・・・Y・・・O?・・・I・・・)
唯(YOI??)
唯「あずにゃん、もしかしてここにかいてたのってYOI?」
梓「・・・・多分それは違うと思いますよい・・・」
唯「・・・・」
唯(ま、まぁ違うことにしとこう)
唯(YとIは合ってると思うんだけど・・・お!)
唯(良く見るとOの上がちょっと空いてる!)
唯(となるとY、U、I・・・YUI?)
唯(ゆい・・・私!?)
唯(・・・よくみるとこのお人形、頭になんか黄色いなにかが付いてる・・)
唯(これがヘアピンだとすると・・・良く見ると髪型もなんとなく私っぽいや・・・)
唯(まさか、これってあずにゃんの手作り人形!?)
唯「あの~あずにゃんさん・・・」
梓「よ、よい!?」
唯「とてもいいずらいんですけど・・・これって私?」
梓「      」
梓(ば、ばれたああああああああああああああ!!!)
梓(やばい!!恥ずかしいよおおおおおおお!!!)
唯「ねぇ?あずにゃん?」
梓「ぅ、は、はい・・・私が作った唯先輩人形ですよ///!」ドウニデモナレー
唯「//////」
梓「・・・やっぱ気味悪いですよね・・・後輩にこんなの作られちゃ・・・・」
唯「え?」
梓「後輩がこんなの作って寝る前とかこれ眺めてニヤニヤしたり、抱いて一緒に寝たり」ウルウル
梓「そんなことされたら気持ち悪いですよね・・・・」ポロポロ
唯「そんなことないよ!!」ダキッ
梓「・・・っへ?」
唯「大好きな後輩からこんなに愛されてるんだもん。嬉しくないわけないじゃん///」ギュ
梓「ふ、ふぇ・・・////」
唯「一生懸命つくってくれたんだよね?裁縫得意じゃないのに気持ち込めてつくってくれたんだよね?」ギュー
梓「う、うぅ////」ポロポロ
唯「ここまでしてくれる娘を気持ち悪がるわけないよ。ありがとね、あずにゃん」ナデナデ
梓「ゆいせんぱぁーい///」グスッ
唯「でも気に食わないことが一つあるなぁ」
梓「え?」ビクッ
唯「人形を作ってまで甘えたいなら本人に言ってよ~!」ギュー
梓「!・・・ふふっ、そうですね♪」
唯「あずにゃんが呼んだらいつでもかけつけるんだから!」フンス
梓「本当ですか~」ニヤ
唯「うっ・・・行けるときはすぐ駆けつけるよ!」
唯「でも、どうしてもだめなときは・・」
唯「私の気持ちも込めたこの人形で我慢してね?」
梓「結局人形なんですね」フフッ
唯「でもこの人形は前の人形と違って、私の気持ちもこもってるから!」
梓「・・・ありがとうございます。唯先輩///」
唯「それに見た目も良くするし」ヌイヌイ
梓「むー、私も憂に習って裁縫上手になってやるですー!」
唯「・・・それなら私が教えてあげるよ///?」
梓「へ?」
唯「裁縫なら私が教えてあげるよ!だからこれから毎日あずにゃんの家に来てもいい///?」
梓「!は、はい。よろこんで!」


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最終更新:2011年03月31日 13:54