晶「私は友達なんて認めないからなー!!」
律「ふーん…、確かにおもしろいことになりそうだ」
唯「えへへへ~」
澪「全く…」 紬「あらあら」
律「よーし、みんな!この後私の部屋に来ないか?」
菖「あ、うんうん!行く行く~!」
澪「おいおい、明日大丈夫か?」
律「大丈夫大丈夫!どうせまだ講義なんてガイダンスだよっ!!唯も来るだろ?」
唯「う~ん、ごめんね。今日はもう遅いから戻って眠るよ」
律「ん?そうか。まあ、確かに今日は疲れたもんな~」
澪「おやすみ。唯」
紬「唯ちゃん、また明日ね!」
唯「うん、みんなお休み~!」
唯「…」
唯「……」
パカッ カタカタ... ピッ
唯「…」
唯「星がきれいだなあ…」
梓「そろそろ寝なきゃ」
ブーブーブー
梓「ん?」
パカッ ピッ
唯『
あずにゃん、もう寝てる?もう夜中だもん、寝てて当たり前だよね』
唯『ねえあずにゃん。今日一日でいろんなことがあったよ!』
唯『それから友達もいきなり3人もできたよ!!
これからも楽しくなりそう!』
唯『また明日連絡するね。おやすみ、あずにゃん』
梓「…唯先輩」
カタカタ...
ブーブーブー
唯「……」
梓『こんな時間まで起きてたんですか?大学生って暇なんですね』
カタカタ
唯『そんなことないよ~!たくさんたくさん新しいことが起きて大変だったよ!』
カタカタ
梓『こっちだってそうです。3年生になったらいろんなことがあってとても忙しいです』
カタカタ
唯『む、いろんなことってどんなことなのさ?』
梓『唯先輩こそ、どんなことがあったんですか?』
唯『あずにゃんが言ったら私も言うよ!』
梓「む…」
梓『唯先輩が先にこの話をしたんじゃないですか。ですから唯先輩からどうぞ!』
唯「むむむ…」
プルルルルル
唯「ずるいよ、あずにゃん!私が先に聞いたんだからあずにゃんが先に言うべきだよ!」
梓「なんでですか!?いいですよ、もう。私そんなに興味ないですもん!!」
唯「ふ~ん、そうなんだ!あずにゃんは今日私がどこで誰と何をしてたか興味ないんだ!!」
梓「唯先輩こそ、私のことが気になるなら先に言ってくれればいいじゃないですか!!」
唯梓「むぅ~!」
唯「…」
梓「…」
唯梓「あ、あはははははは!!!」
梓「まったく、相変わらず唯先輩は元気そうですね!」
唯「あずにゃんこそ、変わりないようでなによりだよ!」
梓「…変わりが無いわけないじゃないですか」
唯「え?」
梓「…」
唯「あずにゃん…」
梓「…唯先輩」
唯「
ねえ、あずにゃん。今はもう自分の部屋?」
梓「え?ええ。もう電気も消していて、眠るところだったんですけど、なんとなく寝付けなくて空を見ていました」
唯「そっか。もう春なのに、まだオリオン座が綺麗だね」
梓「あ…!そうですね、すごく綺麗です…」
唯「…そろそろ寝よっか」
梓「そうですね、明日も平日ですからね」
唯「うん、じゃあ『また明日』ね」
梓「…はい、では『また明日』」
同じ空見上げて
ずっと永遠に一緒だよ
- 普通に感動 -- (あずにゃんラブ) 2014-01-02 22:22:34
最終更新:2011年04月15日 22:22