「はぁ・・・、今日も唯先輩に冷たく当たっちゃったかな・・・」
最近、同じ部活のちょっと頼りない先輩のことを考えてはため息が出ちゃう中野梓です。
今は自分しかいない家でそんなことばっかりを考えていて。
今日はなんとなく、よく眠れない気がする。
ピンポーン
そう悶々としてたらチャイムがなりました。
梓「はーい」 ガチャ
唯「やっほーあずにゃん!!」
梓「どうして先輩がここに居るんですか?!」
唯「だって
あずにゃん、今日は家族が居ないって言ってたから、寂しがってるだろうなって思って♪」
梓「別に寂しくありませんから。」
唯「素直じゃないなぁ・・・おっじゃましまーす!」
梓「人の家に勝手に入り込まないでください!」
唯「私とあずにゃんの仲ではないか~」
梓「どんな仲ですか・・・」
呆れながら言っても、やっぱり自然と頬は緩んでしまうもので、少し恥ずかしい・・
唯「あずにゃんの部屋だー!」
梓「ええ、私の部屋ですから。」
唯「ふはー落ち着くなぁ」
梓「可愛いですね」
唯「んー?なんか言ったー?」
梓「いえ、なんでもないです。 何しますか??」
唯「んー・・・とりあえず・・・。あずにゃんに抱きつく!」ギュッ
梓「もう・・・恥ずかしいです。」(・・ほっぺの筋肉が勝手に動いちゃうんだから私のせいじゃないもん!)
唯「じゃあー、とりあえずごろごろたいむ~」
梓「じゃあ飲み物でも持ってきますね。」
唯「ありがとー!さすがあずにゃん。心得ている。」
梓「あっ、あんまり部屋を探索しないでくださいね!」
唯「りょうかいッ☆」
梓「返事に元気がありすぎて疑わしい・・・」
って、いつの間にか卒業アルバムみてるし!
でも、そのあとは中学の頃の思い出話とかで盛り上がってずっとお喋りしてました。
梓「あれ?もうこんな時間・・、もうお開きですね。」
唯「う・・ん。 ・・・ねぇ、今日、家族の人は帰ってこないんだよね?」
梓「はい、帰ってきませんけど・・それがどうしたんですか??」
唯「実はね、憂に、あずにゃんの家に泊まってくるって言っちゃったの。」
梓「勝手に何言ってるんですか!これだから唯先輩は・・・」
唯「あずにゃん・・・泊まっちゃ、だめ?」
(うっ!こんな表情をされたら・・・もう断りようないじゃないですか!!)
梓「・・しょうがないですね、今日だけですから。」
唯「やったー!!あずにゃん大好き!!!!」
梓「大好きとか軽々しく言っちゃだめですよ。」
唯「なんでー?」
梓「だめだからだめなんです!」(・・・
勘違いしちゃうじゃないですか。)
唯「変なあずにゃん。まぁいいやーー!夜ご飯どうするー?」
梓「私、なんか作って来るので待っててください」
唯「私も手伝うー!!」
梓「・・遠慮しておきます。」
唯「なぁーんだ。じゃあくつろいでるねー。」
梓「おとなしくしてなきゃだめですからね。」
あんまり豪華なものは作れなかったけど、精一杯夜ご飯を先輩に作ってあげたら、
先輩はおいしいって食べてくれました。その後は先輩から先に、交代でお風呂に入りました。
梓「上がりましたよ、先輩。」
- 人のベッドで既に寝ていました。しあわせそーに。。私の心の葛藤も知らないで!
梓「ほんとに、今日は楽しかったです。
でも・・・結構辛いんですよ?好きな人がずっと隣に居るのに何も出来ないなんて・・」
唯「・・・別にしてもいいよ?」
梓「いえ、こう見えても我慢強いのでもうちょっとくらいなら大丈夫です。
・・・・・・って、えええええええええええええええええ?????!!!!!おきてたんですか!!」
唯「あずにゃん大好きだからいいよー!」
梓「・・・だから、あんまり大好きなんて簡単に言っちゃだめですよ。」
唯「だから、大好きだから大好きなんだってば。」
梓「・・・違うんです・・・。」
唯「ん??何が違うの??」
梓「・・・だから、きっと先輩の好きと私の好きは・・」
唯「違わないよ。」
梓「・・・え?」
唯「あずにゃんとなら、こういうこともしたいって思ってるよ。・・・チュッ」
梓「んっ・・・・。唯先輩っ・・・・。」
唯「あずにゃんの気持ち、ずっと感じてたよ。もう我慢しなくていいからね。」
梓「先輩っ・・。私も・・・大好きです。」
唯「あずにゃんは”大好き”って言ってもいいのかな~?」
梓「いいんです・・・・もう大好き解禁です。」
唯「ほんと?! じゃあ・・・ 大好き!大好き!大好き!大好き!大好き!・・・・」
梓「ほどほどでよろしくお願いします!!!!」
そうして私達は笑いあって・・・。
二人だけの長い長い夜が始まったのでした。
おしまい。
- こういうの好きです♪ -- (名無しさん) 2011-05-03 20:10:03
- あぁ~^唯梓最高なのじゃ~ -- (名無しさん) 2015-09-30 07:14:06
最終更新:2009年11月15日 03:23