唯「あずにゃん、お風呂上がりのマッサージをしてあげるよ!」
梓「マ、マッサージ?」
唯「そうだよ!マッサージはいいよー。疲れも取れるし、リラックス効果もあるし」
唯「何より、機械じゃなくて人にやってもらうのが一番気持ち良いからね!」
梓「でも、特に凝っている場所とかないですよ?」
唯「凝ってないように感じても、実は疲労が蓄積していたりするんだよ」
梓「うーん、マッサージされた経験がそもそもないですし……」
唯「あずにゃん、マッサージ経験ないの!?」
梓「はい……残念ながら一度も」
唯「それならなおさら、この快楽を経験しないとダメだよ!」
梓「そんなに気持ち良いものですかね?マッサージ」
唯「百聞は一見に如かずだよ。ほれ、ここのソファーにうつ伏せになって」
梓「あうっ……ていうか、唯先輩マッサージできるんですか?」
唯「舐めてもらっちゃー困るよ。こう見えても私、整体師のプロの素質を見込まれたことだってあるんだから」フンスッ
梓「ぷっ、唯先輩がプロ?一体、どこの誰に言われたんですか」
唯「えーと……憂に」エヘヘ
梓「やっぱり憂ですか……憂の唯先輩褒めは当てにならないですからね」
唯「そ、そんなことないよ!和ちゃんにだって、なかなか筋がいいわねって言われたもん」
梓「怪しいですね……和先輩のお墨付きが本当なら、少しは期待できそうですけど」
唯「そりゃもう、一度私のマッサージを体感したら病みつきになること間違い無しだよ!」
梓「やけに自信たっぷりですね」
唯「まあね、ふんすっ」
唯「とにかく私は、あずにゃん専属のマッサージ師になることを志願します!」
梓「まあ、いいですよ。そこまで言うならぜひ、マッサージとやらをお願いします」
唯「合点です!それじゃあ失礼して……よいしょっと」
梓「ちょっ、何でお尻に乗るんですか!?」
唯「え?マッサージをするんだから当たり前でしょ?」
唯「それより、あずにゃんのお尻ちっちゃくて柔らかいねぇ」ウリウリ
梓「お、お尻を太股で挟まないで下さい!」
梓(この体勢で唯先輩が私にマッサージを……なんかドキドキする)
唯「ごめんごめん、つい夢中になっちゃった」
唯「それでは、まずは首のコリから解していきますね」
唯「んしょっ」コリコリ
梓「ん、にゃふ……ほんとだ、思っていたより気持ち良いかも」
唯「でしょ?こうやって、耳の斜め下辺りのツボを刺激すると……どうかな?」
梓「あ……すごい、本当に気持ち良いです」
梓「唯先輩にこんな才能があったなんて……人は見かけによらないですね」
唯「うふふ、まだほんの序の口だよあずにゃん」
唯「次は肩のマッサージです!」
梓「肩もみくらいは、私にも経験ありますよ」
唯「ノンノン。これから私の施すマッサージは、肩もみなんかの比じゃないよ」
唯「あずにゃんや私みたいなギタリストは、ストラップで肩に負担がかかっているからね」
唯「自分で思ってるより疲労が溜まってるはず。さて、あずにゃんの肩はどうかな?」モミッ
梓「ひゃっ」
唯「むむっ……案の定、コリの解消が必要みたいだね」
梓(何だろう今の……変な声出ちゃった)
梓(唯先輩に触られるたび、普段のスキンシップとは違った感覚が体を駆け巡る感じ……)
唯「あずにゃん大丈夫?初めてだからやっぱり不安かな?」
梓「い、いえ、そんなことないです!もっと続きをお願いします」
唯「一応私は自信たっぷりのつもりだけど、もし痛かったりしたらすぐに言ってね」
梓「分かりました」
唯「じゃあ行くよ。ここに体重を乗せて、筋肉の繊維を一つ一つ揉み解すように……んしょ、んしょ」
梓「あっ、んっ……やだこれ、すごく気持ち良いかも……」
唯「ホント?嬉しいな……んっ、よっ」
梓「ん……はぁ、癒されますぅ」フニャッ
唯「あはは、あずにゃん力抜けちゃって猫さんみたいだね」
梓「唯先輩、もっとお願いしまふ……」
唯「ほいほい、任せて……んっ、んっ」
梓「んふっ、あっ……そこ、すごく気持ち良いです……」
唯「この辺もツボの一つだからね……よっ、ほっ」
唯「ふぅ……マッサージはやる方もなかなか体力を使うね」
梓「だ、大丈夫ですか?」
唯「全然へいき。あずにゃんの為ならえんやこらだよ!」
梓「ふふ、何ですかそれ」
唯「あずにゃんの喜んでくれることなら何でもしてあげたいって意味だよ」
梓「そ、それはどうも……」
梓(さらっと恥ずかしい台詞を言われた……)
梓(ますますあなたのこと、意識しちゃうじゃないですか……)
唯「あずにゃん、照れてる?」
梓「ち、違います!」
梓「ところで、マッサージってまだあるんですか?」
唯「もちろんあるよ。そうだね、次はどこをやって欲しい?」
梓「え?えっと……」
梓「順当に行けば、腰……ですかね」
唯「腰でいいの?」
梓(もし……胸とかお願いしたら揉んでくれたりして)
梓(唯先輩が私の胸を鷲掴みに……)
梓(いやいや、何考えてるの私ったら。胸のマッサージなんてある訳ないじゃん)
梓(ていうか鷲掴みするほど胸ないし……自分で言っておいて惨めな気持ちになるなんて……)ブツブツ
唯「もしもーし、あずにゃん?」
梓「は、はいっ!次は腰をお願いするです!」
唯「う、うん?分かった、次は腰をやるね」
唯「じゃあ、ちょっと後ろに移動するよ」ズッ
梓「にゃうっ……」
梓(パジャマがこすれてなんか変な感じ……)
唯「ここで良いかな。じゃあいくよ」
梓「お、お願いします」
唯「あずにゃんの肩甲骨は……ここかな?」
唯「この下から骨盤にかけて……ほっ、よっ」
梓「ふ、ふっ……なるほど、腰にもまた違った気持ち良さが……んっ」
唯「お、あずにゃんもマッサージの良さを分かってきたみたいだね……んしょっ」
梓「確かに、マッサージって病みつきになりそうです……」
唯「私で良ければ、いつでも揉んであげるよ?」
梓「も、揉んであげるって……」
唯「あー、あずにゃん変なこと考えているでしょ」
梓「ち、違いますって!」
唯「背中越しで顔は見えないけど、私には全てお見通しだよ?うふふ」
梓「ううっ……」
唯「どうしようかなー、次は脚のマッサージに移る予定だったけど」
唯「ここ揉んで欲しいって、あずにゃんのリクエストがあったら聞いてあげるよ」
梓「リクエスト……」
梓(どうしよう……これってチャンス、だよね?)
梓(でも、もし胸のマッサージなんて無いなんて言われたら……恥ずかしくて死んじゃいそう)
梓(ああ、どうしようどうしよう……心臓がドキドキする……)
唯「どうする、あずにゃん?」
梓「あ、あの……じゃあ……」
唯「うん?」
梓(ええい、もうお願いしちゃえ……!)
梓「……む、むね……とか」
唯「……すね? すねなんかでいいの?」
梓「あ、違います……すねじゃなくて……」
唯「もう、はっきり言ってくれないと分からないよ?」
梓「うぐっ……だから、脛じゃなくて胸です!おっぱいです!」
唯「そ、そんなはっきりとおっぱいだなんて……」テレッ
梓「あっ……」
唯「あずにゃんって意外と大胆なところあるよね、えへへ」
梓「ゆ、唯先輩のせいです!そうやってイジワルばっかりするから……」
唯「ごめんね。ほら、好きな子ほどちょっかい出したくなるって言うでしょ?」
梓「うぅ、唯先輩なんて……」
唯「おっぱい揉んであげるから許して。ねっ?」
梓「んくっ……あの、実際に胸のマッサージなんてあるんですか?」
唯「もちろん!豊胸マッサージなんて技術があるくらいだからね」
梓「てことは、私の胸も揉めば大きくなったりしますかね……?」
唯「それは分からないけど、私はあずにゃんのおっぱいが大きくなるように頑張るよ!」
梓「もう、よくそんな恥ずかしいことを堂々と言えますね……」
唯「私は真剣だもん。ほい、今度は仰向けになって」
梓「え、仰向けですか?」
唯「仰向けにならないとおっぱい揉めないよ?」
梓「それはそうですけど……は、恥ずかしいです」
唯「これくらいで恥ずかしがられていたら、私おっぱいなんて揉めないよ」
梓「そ、そうですよね……じゃあ」クルッ
唯「いい子だね、あずにゃん」
唯「私もあずにゃんの上に乗って……よっと」
梓「なんか体勢がエッチです……」
唯「マッサージのためだもん、仕方ないよ」
梓(ついに唯先輩に……おっぱい揉まれちゃうんだ……)
唯「えへへ、私もなんか緊張してきちゃった」
梓「お手柔らかにお願いします……」
唯「うん、じゃあ……いくよ?」
梓「はい……」
唯「最初はゆっくり、さするように触っていくね」
梓「んっ……ふぅっ……」
梓(肌の表面を撫でられているだけなのに……ゾクゾクして気持ち良い……)
唯「あずにゃん、すごく感度が良いね……もう少し触っていくよ」
梓「ひゃっ……!」
梓(唯先輩の手の平が、私の胸を包みこんでくる……)
唯「ふぅ……そろそろいいかな?」
唯「ゆっくり揉みしだいていくね……」
梓「んっ、あっ、はぁっ……!」
梓(何これ……すごく気持ち良い……)
梓(肩や腰のマッサージの気持ち良さとは、また違う気持ち良さっていうか……)
唯「あずにゃん、もしかして感じてる……?」
梓「すごい……これ、すごく気持ち良いです、ゆいせんぱ……ひゃあっ」
唯「マッサージで感じちゃうなんて、あずにゃんはエッチな子だね……」
梓「あっ、だって、こんな経験初めてなんだもん……」
唯「まさか、今まで自分でしたことないとか……?」
梓「だから、マッサージの経験はないってさっき……ああっ、だめえっ!」
唯「やっぱりないんだ……いいよ、教えてあげる」
唯「マッサージよりももっと気持ち良いこと……あずにゃんの体に直接教えてあげる」
梓「ひゃんっ、そこ、触っちゃだめっ……!ああ、唯先輩っ───」

唯と梓のマッサージ?はまだまだ続く

終わり


  • ハァハァwww -- (キモヲタ) 2011-04-30 17:20:16
  • つ、続きを… -- (名無しさん) 2011-04-30 18:53:45
  • ヤベェ(゜Д゜;;) -- (LaLa?) 2012-07-25 21:38:24
  • 続き読みてぇ(>_<) -- (TERU) 2012-07-25 21:40:21
名前:
感想/コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年04月22日 22:05