唯「あ、あずにゃん、そう言えば私、メールアドレス変えたんだよ~」

梓「そうなんですか? じゃあ、今メールくださいよ。家に帰ってからじゃ忘れるでしょ」

唯「忘れないよ!」

梓「じゃあ、なんで昨日の晩に送ってくれなかったんですか」

唯「忘れてました」ビシッ

梓「いばらないでください」

唯「むー。じゃ、送っちゃうね」

梓「あ、はい」

カチカチ

唯「……よーし、送ったよー」

梓「……」

ピロリン

梓「あ、来ました」

梓「えーっと、メールアドレスは、と……」

neko-neko-nyan-nyan-i-love-azusa@なんたら~

梓「ぶふぉっ!」

梓「な、なんですかこれえ!?」

唯「私のあずにゃんへの思いをしたためてみました!」

梓「したためなくていいですから! 別のにしてくださいよ!」

唯「実は、あずにゃん以外のみんなには、もうこのアドレス教えちゃったんだー」テヘペロ

梓「」



梓「」

唯「送っちゃったんならしょうがないねー? うん、しょうがないよー」


唯「は、はひぃ!」(怒らせちゃったかな、やりすぎた……?)

梓「唯先輩が私を好きなのは……その、嫌じゃ、ないですけど……」

唯「あずにゃん!」パアッ

梓「ですけども! 恥ずかしいから元に戻してください!」

唯「……条件付き」

梓「え?」

唯「好きって言って、あずにゃん。あずにゃんからも、好きって、言ってほしい」

唯「私ばっかり好きなだけなんじゃないかなって、たまに怖くなるの」



梓「とりあえず携帯の録音機能を切ってください」

唯「あれ、バレた?」

梓「唯先輩の考えてることくらい分かります」

唯「ちぇーっ。上手くいくと思ったのになー」ブツブツ

梓「ねえ、先輩?」

唯「んー?」



梓「好きですよ、唯先輩」

唯「へ?」

梓「はい、好きって言いましたー」

唯「……あぁっ!? 録音してないよー! 着メロ、アラーム、起動音終了音にしようと思ってたのに!」

梓「どんだけですか! さすがにそこまで活用するつもりとは思いませんでしたよ!」

唯「あずにゃあん、お願い、もう一回言ってぇ~」

梓「だったら早くメールアドレス変えてくださいよー」ハッハッハ

唯「うう、あずにゃん先輩手ごわいっす……」

梓「ちゃんと好きですよ、先輩……」ボソッ

唯「よし! 次のアドレスはこれだ! my-name-is-hirasawa-azusa@なんたら」

梓「ちょっとは懲りてください!」


  • どんだけラブ×2な唯梓なんだよ……、今年の夏も暑くなるな -- (名無しさん) 2011-05-03 16:21:07
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最終更新:2011年04月22日 22:10