梓「唯先輩好きです付き合ってください」
梓「…普通過ぎて駄目だ」
梓「唯先輩に告白するんだからもっとインパクトを出さないと」
梓「唯、愛してる。俺と付き合ってくれないか?」
梓「…どこかのホストみたい」
梓「こんなんじゃ駄目だ。そ、そうだもっと猫っぽくしよう」
梓「猫ミミを付けてと」
梓「唯にゃん先輩好きだにゃんだから付き合って欲しいにゃん」
梓「…何やってんだろ私」
梓「こ、こういう事はもっと自然にならないと」
梓「自分の気持ちを素直に言おう」
梓「唯先輩前から好きでした。唯先輩への気持ちが収まりません…」
梓「唯先輩の事が頭から離れません。だから唯先輩私と付き合ってください」
梓「…こんなもんかな」
梓「あっ、もうこんな時間」
梓「これから唯先輩と会う場所は告白が成功すれば末永く幸せになれると言う神社」
梓「絶対、絶対に絶対に成功させないと」
梓「準備も出来たし行こう」


唯「あずにゃん好きです付き合ってください」
唯「…駄目だ~普通過ぎるよ」
唯「それに告白する時にあだ名って変だよね…」
唯「梓、愛してる。私と付き合ってくれない?」
唯「…こんなの私のキャラじゃないよ」
唯「そうだギー太を弾きながら告白しよう」
唯「ギー太を持って」
唯「あずにゃんジャガ好きだよ~ジャガ付き合って~ジャン」
唯「…何やってんだろ」
唯「ギター持って告白する人なんていないよ…」
唯「自分の気持ちに素直にならないと駄目だよね」
唯「あずにゃん前から好きでした。あずにゃんへの気持ちが収まりません…」
唯「あずにゃんの事が頭から離れません。だからあずにゃん私と付き合ってください」
唯「…これでいいかな」
唯「あっ、もうこんな時間だよ」
唯「告白が成功するといいな」
唯「見守っててねギー太」
唯「行ってきます」


唯「あずにゃん~待った?」
梓「いえ、私も今着いたところです」
唯「星が綺麗だね」
梓「そうですね」
唯「…」
梓「…」
唯「あずにゃん、何か話があるって」
梓「唯先輩の方こそ話があるって」
唯「…あずにゃんが先でいいよ」
梓「いえ、唯先輩が先に」
唯「…」
梓「…」
梓「じゃ、じゃあ私から話しますね」
唯「うん」
梓「あの…その…私たち出会ってから結構たちますよね」
唯「そうだね。もう2年以上たったもんね」
梓「それで…初めて見たギター姿は格好良かったです」
唯「うん」
梓「なのに軽音部に入ってみればまるで音楽用語は知らないし」
梓「いつもケーキやおかしを食べてばかりで」
梓「練習しましょうと言っても全然練習はしないし」
唯「あ、あずにゃん?」
梓「あげくに人には変なあだ名を付けてくるし」
唯「変なってあずにゃん酷いよ」
梓「いつもところ構わず抱きついてくるし触ってくるし」
梓「変なメールや変な電話を突然かけてくるし」
唯「うぅ…面目ない」
梓「突拍子もない事を言い出してみんなを困らせて」
梓「でも…でも…そんな唯先輩の事が頭から離れないんです」
唯「え」
梓「気がつけばいつも唯先輩の事を考えてるんです」
梓「唯先輩好きです付き合ってください!!」
唯「…」
梓「…」


唯「…」
梓「…」
唯「あずにゃん…」
梓「…私なんかじゃやっぱり駄目ですよね」
唯「私もあずにゃんの事が好きだよ」
梓「え」
唯「本当は私も告白するつもりだったんだけど先にこされちゃった」
唯「でも言うね」
唯「あずにゃん前から好きでした。私と付き合ってください」
梓「唯先輩…よろしくお願いします」
唯「うん、こっちもよろしくね」
梓「はい」
唯「やったーあずにゃんと恋人同士になったよ」
唯「じゃああずにゃんさっそく」
梓「?」
唯「恋人になった記念にチュー」チュー
梓「そ、そういうのはまだ早いです!!///」
唯「あぅー。恋人同士になったのに…」
唯「(でもあずにゃんと恋人同士になれたからいいや…あ)」
梓「(唯先輩と恋人同士…えへへ、これも練習の成果…)」
唯梓「(練習の意味なかったかも)」
終わり


  • ギー太を弾いて告白する唯ちゃんはギター漫談家みたいで見てみたい!その告白バージョンを求むWWW -- (名無し) 2011-07-23 19:46:03
  • 良かったの〜。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-08 17:00:13
名前:
感想/コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年06月08日 21:44