あずにゃんってね、みんなの前だとちょっとそっけなかったりするけど別に嫌がっているわけじゃないんだよ?
根がまじめだからどんなふうに甘えていいのかわからないみたいなんだよね。
だからいつもぎゅってしてあげて、あずにゃんが甘えるきっかけをあげるの。
家の中だとかなり長い時間ぎゅってしてたりするんだ。この前は一時間ぐらいだったかな?
それでね、抱きついた後だとあずにゃんも猫みたいに私の胸の中で丸くなっちゃうんだよ。
それがかわいくてつい頭を撫でたりしちゃうんだ。
そうそう。最近気づいたんだけど、あずにゃんって耳の裏が弱いらしいんだよね。
ぎゅってしているときに真っ赤な耳を指でつつーってなぞったら
「ひゃぁ……!」
って押し殺したような声で喘ぐものだからちょっとどきっとしちゃったよ!
「何するんですかぁ……」
なんて少しほっぺを膨らませて怒るんだけど、それもまたかわいくてたまらないんだよ……!
でね、耳元でかわいいよ、あずにゃん……。って囁いたらあずにゃんが私のこと押し倒してきたんだよ! きゃー!
きょとんとしている私の上に乗って、あずにゃんったら私の弱い所をつつーっと指で愛撫してきてさ……。
私たまらなくなって思わず声が出ちゃってね? そしたらあずにゃんがさ……、
「唯先輩も、とってもかわいいですよ」
だって! もう天国に昇る気持ちだったね! 
それからお互いに笑いあってね、少ししたらあずにゃんが物欲しげな瞳で私のことを見上げてくるんだよ。
どうしたの? って聞いたらあずにゃんがさ……、
「ねぇ、先輩……」
「なぁに……」
「キス、してもいいですか……?」
だって! 上目づかいでこんなこと胸元で囁かれたら我慢できなくなっちゃうよ! マジで!
もういきなりするんじゃなくて、ちゃんと聞いてくるところが本当かわいい!
むしろ私はいつでもウェルカムなんだけどさ、そこがまたあずにゃんらしくてもう……!
もちろん私はいいよって答えて、それを聞いたあずにゃんはすりすりと私の顔までのぼってくるの。
「ゆいせんぱいっ……」
「あずにゃん……」
お互いの唇の位置を確認し合って、あずにゃんがちょっと控えめなキスをするんだ。
でもその時には私はもう我慢ができなくなっちゃって、腕を首にまわしてゆっくりと舌を絡ませていくんだ。
はじめてしたときはあずにゃんもびっくりしていたけど、最近では積極的にしてくるよ。
はぁ……、思い出しただけでどきどきしてきた……。

律「……あの、もう気が済んだでしょうか?」

唯「だめだよ、また続くんだから。この前はりっちゃんのノロケ聞いてあげたんだから聞いてよ」

律「……はい」


  • りっちゃんww -- (鯖猫) 2013-02-14 00:22:04
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最終更新:2011年09月09日 00:00