【R18】18歳未満の方が閲覧するには不適切な表現が含まれています【R18】
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また、この話はスレ30の
「わたしとあずにゃんとヘアピンと」の続編なのでそちらを先に読むことをおすすめします
以下本文となります
学期の始業式に教師として赴任してきたあずにゃんと再会してから少し経った。
私は高校3年生になっていた。
あずにゃんとまた一緒の時間を過ごしてわかったことがある。
私は、あずにゃんのことが好きだってこと。
小さいときから心に満ちていたあの気持ちの正体に気づいてしまった。
一緒に過ごした時間を再び積み重ねていくたびに、好きだという気持ちも同じように積み重なっていった。
けど、卒業が近づくにつれて確実に私とあずにゃんとの距離は開いていた。
私が追っても、あずにゃんは遠くなっていく。どんどん大人になっていってしまう。
私のことをただの生徒ぐらいにしか見てもらえなくなってしまう。
ずっと追い付けない。
まるでいたちごっこのようだった。
せっかく交わった運命の糸はするすると解けていく気がして、私は焦った。
必死に手繰り寄せようとして、あがいて、もがいた。
そして、ある日のこと……。
私は決心したのだった。
「私、あずにゃんのことが好きなの! 大好きなの!」
言った。言ってしまった。
私のこの心を、この思いを打ち明けてしまった。
突然の告白に、あずにゃんは大きく息をのんで驚いていた。
「……」
しばらくすると、あずにゃんが口を開いた。
「……唯ちゃん、今はどんな時かわかっているの?」
「わかっているよ。だから言ったの」
あずにゃんはそれを聞いて呆れたのか、少しため息をついた。
「……唯ちゃん、それは本当の気持ちなの?」
「当たり前だよ。そうじゃなかったらこんなこと言ったりしないよ」
それを聞くと、あずにゃんはまた黙った。
気が遠くなるような沈黙。
どれくらい経ったのか。耳が痛くなるかもしれないと思ったころ、あずにゃんがまた口を開いた。
「その、唯ちゃんにそう言ってもらってとっても嬉しい。けど……」
あずにゃんは言葉を必死に選んでいるようで、ゆっくりと話していった。
「……私は、あなたにこういうことをしちゃいけないって言う立場なの。だめなの。わかって……?」
その答えに、私は無性に腹が立った。
「……私だって、子どもじゃないんだよ!」
「……」
「何さ! 真剣に話しているのに、そうやって大人ぶって! はぐらかして……!」
いっぱいに溢れていく私の思いは、ぼろぼろと口から吐き出されてはあずにゃんに投げつけた。
結婚だってできる歳なのに。
そういう年齢になって、私は一生懸命考えて話したのに。
「嫌なら嫌って言ってよ!」
あずにゃんは、ただ気まずそうに黙っているだけだった。
「……っ!」
「唯ちゃん!」
堪え切れなくなった私は、何もかも捨てて走り出した。
「うっ……! ぐすっ……!」
受け止めてくれると思っていた。
私のこと理解してくれていると思っていた。
でも、それは独りよがりな思い込みだったんだ……。
幼馴染の関係に期待しすぎていたんだ……。
「はぁ……」
学校を飛び出して、私はどこか知らないところを歩いていた。
頭を冷やしていろいろ考えてみると、私だってちゃんとわかっていたことに気付いた。
私はあずにゃんとは年が離れていて、教師と生徒と言う関係で、それ以前に女の子同士で……。
恋愛なんて成り立つわけがなかったんだ。
……。
高校三年生でもうすぐ受験だって言うのに、私ったら何しているんだろう……。
あずにゃんのこと、困らせちゃったんだろうな。
でも、それでも私はあずにゃんのこと……。
「……あずにゃんの、ばか」
ふと見ると、さらさらと川が流れていた。
体から湧きおこる衝動と、それを吐き出しても何にもならないという無力感が私を河原にうずくまらせていた。
「……」
つま先を見つめて、そこに生えていた草を眺めて、転がっていた小石を数えて、次第に私は夕日に染められていった。
「はぁ……! はぁ……! 唯ちゃん!」
後ろの方からあずにゃんの気配と、声がしてきた。すごく息切れをしていて、慌てて走ってきたのがわかった。
私は振り向かずに、ひたすら川を見つめていた。
「はぁー。……唯ちゃん」
「……」
「えっと……、その……」
何を言おうとしているのか、全く分からなかった。
あずにゃんも何て言ったらいいかわからないんだろう。
「……私ね、わかってた。こうなるって」
さらさらと流れていく風が私の心をさらけ出していった。
「でもね、心のどこかで思っていた。あずにゃんだったら受け止めてくれるって」
あずにゃんは何も言わずに、ただ私の話を聞いていた。
「ごめんなさい……。あずにゃん……」
私の思いをぶつけてごめんなさい。
困らせてごめんなさい。
好きになって、ごめんなさい……。
「……」
俯いていると、あずにゃんが近寄ってきてそっと私の前髪を払った。
……あの時のことを思い出した。
またあの時のように私をあやして、このことを終わりにする気なんだ。
思えばあれから私はあずにゃんが気になっていたんだ。
初めてのキス……。おでこだったけど、私が初めて意識したキス……。
けど、あずにゃんはヘアピンに軽く触れて、そのままほっぺに手を添えて近寄ってきた。
「……!?」
一瞬、私は何が起こったのかわからなかった。
あずにゃんの顔がいっぱいに映っていて、柔らかい感触が唇に触れていた。
そして、温かいものがするりと入ってきて、私の舌をゆっくりと絡め取っていった。
ぞくぞくとした感覚が背中を駆けあがり、私はたださせるがままになっていた。
キス、している。
そう頭が理解したのは、あずにゃんがゆっくりと離れていった後だった、
「……私は大人なんだから、ちゃんと答えを出さなくちゃいけないよね」
そう言うあずにゃんの瞳は、私の知っているものじゃなかった。
もっときれいで、もっと色っぽくて、もっと深かった。
「もう逃げたりしない。ちゃんと自分の気持ちに向き合うよ」
涙を拭われて、私はあずにゃんの前に据えられた。
「唯ちゃんのこと、好きだよ。愛している……」
あずにゃんが、私のことを好き?
愛しているって……?
「うっ……! うぇっ……! な、何さ……!」
せっかく止まっていたのに、また涙が溢れてきた。
あずにゃんが私のことを好きだと言ってくれた。
愛していると言ってくれた。
私のことを真剣に考えてくれた……!
「ばかぁ……! いまさら……! うそだぁ……!」
「いまさらだよね……。でも、嘘じゃないよ。信じてくれる?」
「ばか! あずにゃんのばかぁ! しんじない! しんじられないよぉ……!」
私は笑っているのか泣いているのかわからない表情で、ただあずにゃんを見つめていた。
あずにゃんはぽろぽろと涙を流していた私の顔を優しく包んでいって、それに誘われて目を閉じた。
「んっ……」
……2回目のキスは、涙の味と、幸せの味がした。
「私ね、唯ちゃんのことずっと気になっていたんだ」
「この学校で再会した時、私があげたヘアピンをしていてくれて本当にうれしくなって……!」
「こんな気持ちなんておかしいって思って、ずっと教師と生徒という関係で終わらせようと思っていた」
「でも、もう我慢しない。自分を偽ったりしない。唯ちゃんのこと大好きだってこと……!」
あずにゃんは心の中を全て吐き出すと、すっきりした顔をして笑った。
「……こんな私だけど、許してくれる?」
「……許してあげない! 絶対、一生許してあげないっ……!」
「そっか」
それだけいうと、あずにゃんは私のことを抱きしめて子どもをあやすように背中をさすってくれた。
この時ばかりは子供扱いしないでと怒る気にもならずに、ただ気持ちいい感覚に身をゆだねていた。
「……そろそろ戻ろう。遅くなったし、家にも帰らないと」
「……帰りたくない」
「帰りたくないって……」
「今日だけ、一緒にいて……?」
あずにゃんは少し考えると、優しいため息をついた。
「……しょうがないなぁ」
家にはあずにゃんの家で勉強をするということで、お泊まりの許可を得た。
ご飯も食べさせてもらって、お風呂も入って、あずにゃんの下着とちょっと大きめのシャツを借りた。
「下着とかは洗濯しておくから」
「ありがとう」
一通りの家事を終わらせて、あずにゃんがお風呂から帰ってきた。
あずにゃんは敷布団を出してくると、私の隣に敷いた。
「一緒に寝ようよ」
「ふたりじゃそのベッド狭いでしょ?」
確かにふたりで寝るにはちょっと狭いかもしれない。
でも……。
「あずにゃん」
「ん? なに……。ちゅっ……!?」
私はあずにゃんをベッドに引きこんでいた。
「んっ……、ちゅっ……、はぁむっ……!」
「れろ……、ちょっと、だめっ……! んっく……、んぅ……」
そのままベッドに倒れ込んで、あずにゃんを抱きしめながらキスをし続けた。
「も、もう……。ちゅるぅ……、んっく……」
あずにゃんから力が抜けたのを確認してから、そっと唇を解放してあげた。
「……しよう?」
「えっ?」
「しようって言ったの」
「ゆ、唯ちゃん。やっぱりそう言うのは……」
言葉の意味に気がついたあずにゃんがほっぺを赤く染めた。
「して欲しいの!」
私はあずにゃんの首に腕をまわすと、思い切り引きよせた。
「うわっ! ……だからぁ」
「……してよ」
またあずにゃんが困った顔をしている。
ちょっとおかしいかも。
あずにゃんは、私とこんなことしたいって思っているのかな……。
「……大人をからかうんじゃないの」
あずにゃんはいたずらっぽく笑うと、私の顎をすくってキスしてきた。
「んぅ……、はぁん……、んむぅ……」
軽くついばむようなキスの余韻に浸っていると、あずにゃんが耳元に口を寄せてきた。
「……えっちなこと、いっぱいしちゃうよ?」
「っ!?」
体の奥までじんじんと痺れさせるような甘い声。
私は思わず震えてしまった。
「いいの?」
「……いいよ。あずにゃんになら」
正直不安はある。けど、あずにゃんとならそんなもの怖くない。
あずにゃんになら、私の全部をあげたい。
「私の初めて、もらってください……」
「……わかった」
「いやになったら、すぐに言ってね」
「……わかった」
嫌になることなんてないよ。あずにゃんとこういう関係になりたくて仕方がなかったんだから。
私はベッドに横たわり、あずにゃんを受け入れる準備を整えた。
「じゃあ……」
あずにゃんがぶかぶかのシャツを捲りあげていくと同時に心臓がとくんとくんと跳ねあがっていくようだった。
胸をやわやわと揉まれながら、くすぐったい感覚が足から登ってきた。
あずにゃんの指が太ももを通り、私のものにたどり着いた。
「あっ……!」
「怖い?」
「ち、違うの。びっくりしただけ……」
私が嫌がっていないことを確認すると、あずにゃんは私のものを指でふにふにと弄り始めた。
自分でするのとは違った感覚が襲ってきて、私はベッドで悶えた。
「脱がすよ?」
「うん……」
あずにゃんがショーツに手をかけて、するすると脱がしていった。
ちょっとすーすーするかも……。
あずにゃんは頭を撫でながら、私のものにそっと指を這わせた。
まだ湯上りの湿気をまとっている指が、私のことを愛撫している……。
「あっ……! うあっ……! くうぅ……!」
シャツを脱がされて、裸にされた恥ずかしさすら忘れるほど私は追い詰められていった。
「はむっ……!」
「お、おっぱいは……! 舐めちゃ……」
つんと尖ってきた乳首を舌で転がされて、ちゅうちゅうと吸われた。
「あっはぁ……! そんな、いっぺんに……! だめぇ……!」
あずにゃんが私の体を隅から隅まで味わって、弄って、気持ちよくしてくる……!
体いっぱいに襲ってくる快楽は、私のものから溢れて水音をたてはじめた。
「あず、うあああぁっ……!」
「すごいね……」
あずにゃんはうっとりとため息を漏らして、指を出し入れし始めた。
「あっ……! だ、だめっ……! 音、出ちゃうよぉ……!」
「いいよ。もっと聞かせて……? 唯ちゃんの可愛い声もいっぱい聞かせて……?」
その声に体中がぞくぞくと電撃が走った様に震えた。
それに反応して、私の中からさらにいやらしい水音が溢れていった。
「いやぁ……! だめっ……! はずかしいよぉ……!」
「大丈夫、とってもかわいいよ……」
耳元でそんな恥ずかしいことを聞かれて、私はただ背筋を突き抜ける快楽の波に反応するしかなかった。
「あっ……! っ……! ぅあ……!」
あずにゃんの指が私に触れる度に声が出ちゃう……。
いやらしい音も、いっぱい出ちゃう……。
恥ずかしいけど、もっとして欲しい。
あずにゃんにもっとして欲しい……!
「唯ちゃん……。唯ちゃん……!」
「ひあっ……! うぁっ……! あず、にゃん……!」
ねっとりとした水音が部屋の中に響いて、2人の吐息と肌が触れ合う音だけが私たちのすべてだった。
「あずにゃん……! わたし、もうだめっ……!」
「いいよ。イって……?」
今まで私の中から熱を掻きだしていた指が、より深く、より激しく抉るようになった。
「ほ、ほんとうにイっちゃう! だめっ! あぁっ! あっ!」
つんと勃っている敏感なところも優しく撫でられて、激しい波が私を襲ってきた。
体の奥から熱いものがこみ上げてきて、私は全ての感覚が吹き飛んでいく気がした。
あずにゃんが私の気持ちいいところを全部いじめた。
そして……。
「ふああぁっ!? あっ! っ────!?」
頭が真っ白になって、体がどうしようもなく震えた。
「あっv かっ……v んんんんぅv ふあああぁん……v」
だめっ……! 抑えられない……!
体がふわふわして、熱くなって、あずにゃんだけを感じた……。
あずにゃんにいっぱい愛されて、いっぱい抱かれて、私はそのまま力を失った。
「はぁー……v はぁー……v はぁー……v」
しばらく風邪をひいたみたいにじんじんと体が熱くて、力が入らなかった。
それがとても心地よくて、あずにゃんに抱きしめられているのが本当に気持ちよくて寝ちゃいそうだった。
「あ、んっ……!」
私からあずにゃんの指が抜けると、どろりと愛液と疲れがいっしょに出ていくようだった。
「唯ちゃん、大丈夫?」
「……大丈夫」
天井とあずにゃんの顔を見つめながら、私は今まで起こったことが夢じゃないのかと考えていた。
でも、この体から出ていく熱い思いがしっかりと形になって、現実として残っていくのがわかった。
「あずにゃん」
「何?」
私は、心で形になった思いを囁いた。
「……大好き」
「……私も、大好きだよ」
あずにゃんはふっと笑って頭を撫でてから軽くキスをしてくれた。
唇を放すと、私は胸にしまっておいた言葉を言った。
「私、あずにゃんとひとつになりたい……。あずにゃんが欲しいの……」
「……いいよ。全部あげる」
そういうと、あずにゃんは私の目の前で横になった。
「唯ちゃん、脱がせて?」
「う、うん」
普段から聞き慣れているあずにゃんの声が、聞き慣れない。
大人の女の人が出す色気と言うものなのかな。
それが私に向けられているものだと思うと、とてもぞくぞくした。
これでいいのか全く分からずに、私は黙々とあずにゃんの服を脱がしていった。
服をはだけていく度に、ふわりとあずにゃんの匂いが広がっていった。
「ごくっ……」
全部脱がし終えて、白くてきれいなあずにゃんの肌が目の前に広がっていた。
私はドキドキして、妙に意識がはっきりしていて、そのままあずにゃんのものに触れてみた。
「う、んっ……!」
ふにふにで、熱い……。
恐る恐る指を中に入れてみると、あずにゃんの腰が少し跳ねた。
「あずにゃん……」
中で指を動かすと、指に熱くてねっとりとしたあずにゃんの愛液が絡みついてきた。
「唯ちゃん……! そこ……! あっ……!」
私の指であずにゃんがこんな声を出している……!
熱い吐息が漏れて来て、私もなんだか興奮してきた。
私の指の動きに合わせて漏れる水音を聞きながら、あずにゃんの胸を触ってみた。
「私も……」
「い、今はわたしがして……! ひゃうぅ……!」
あずにゃんがにっこりと笑って、私のに指を入れてきた。
「ふたりで一緒にしよう……? んっ……! ちゅ……!」
「んんん~! い、まはぁあっ……! わたし……、が!」
腰が溶けていってしまいそうなのを我慢しつつ、私も負けじとあずにゃんのことを攻めていった。
「ゆいちゃん……。んっ……、ちゅっ……」
「んんぅ……! ひ、あぁっ……? ふうぅあぁ……!」
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ……!
キスをする音と、お互いのものを弄り合う音がベッドの上で踊っていた。
「はぁ……、そろそろ、いいかな」
「ふぇっ……?」
上と下の同時攻撃でとろけきったところに指を抜かれて、私はベッドに組み伏せられてしまった。
「ひとつになろう……?」
「……うん。きて……?」
私はあずにゃんにすべてをさらけ出した。
あずにゃんは私のことをいたわりつつ、ゆっくりと自分のものと合わせた。
くちゅっ……!
「ふぁあっ……! くぅうぅ……!」
あ、熱い……!
あずにゃんと触れ合っている。私、あずにゃんとひとつになっている……!
ぬるぬると上下に動いたり突きあげられたりする度に、私の体は意識とは別に反応した。
「あっ……! あずにゃん……! あずにゃん……!」
「ゆいちゃん……! ゆい、ああぁ……!」
ぬっちゅ……! ぬっちゅ……! ぬっちゅ……!
敏感なところがいっぱい擦れて、ぬるぬると滑って、腰ががくがくと震えた。
「あんっ……! ひゃあぁん……! あはぁ……!」
今までの思いを溢れさせて、あずにゃんへの愛をこめて、湧き上がる快楽を求めて、私は腰を振り続けた。
それを追って、あずにゃんは私のことを愛おしそうに抱きしめては快楽を体の奥に叩きこんでくる。
それが腰に響いて、熱くなって、はしたなく愛液であずにゃんのことを汚していくのだった。
「んぅ……! ちゅ……! ふぅん、んっ! んああぁ!」
「はぁ……! はぁ……! はぁむっ……! んんんっ!」
いっぱいキスして、舌を絡ませ合って、唾液を交換して、胸を愛撫して、お互いのものをこすりつけ合った。
あずにゃんから滲み出る女の匂いが、私のことを酔わせていった。
あずにゃんに溺れさせようと、私のことを捕まえてくるんだ。
体の中に入って、私の頭の中をあずにゃんでいっぱいにしてくる。
いっぱいにされちゃう……。
「すきぃ! だいすき! ああぁん! はぁっ! もっと! もっとおぉ!」
頭の中をあずにゃんでいっぱいにされて。
キスするたびに熱い舌を絡ませて。
固くなった乳首は擦れ合ってジンジンと痺れて。
あずにゃんと繋がっているところは気が狂いそうなほど気持ちよくて。
私は壊れてしまいそうだった。
でも、あずにゃんに壊されるのならいいかもしれない。
愛し合った先に壊れてしまうのなら……。
「あずにゃん! わたし、またっ! イくっ! イっちゃう!」
「いいよ……! わたしもそろそろ……!」
お互いが繋がっている場所が酷く濡れて、糸を引いていた。
限界に近付いたのを感じて、あずにゃんは一気にラストスパートをかけて私のことを攻めてきた。
「あっ! だめっ! あずにゃん! そんなにこすっちゃぁ!」
「いっしょにイこう? ゆいちゃん……! うはぁ!」
体中がたくさん疼いて、心臓がドキドキして、そのままバラバラになってしまいそうだった。
私は激しく唸る体を抑えようと、あずにゃんに一生懸命しがみついた。
「うあっ! イくっ! イっちゃう! イっちゃうのおおぉ!」
そして、私たちの昂りは遂にに最高潮を迎えた……。
「「ああぁん! んんんんっ! ふあああああああああああああぁ!」」
甘い疼きが背筋を駆けあがって、それに堪らなくなってあずにゃんの胸の中でまた小刻みに体が跳ねた。
「あっv んんんんっv はぁー……v はぁー……v」
昂った欲望はあっという間に溢れだして、愛液と潮で汚しあった……。
じんじんと疼く下半身から熱い熱気が溢れて、私とあずにゃんの匂いが混ざって外の冷たい空気に溶けていくのが感じられた。
気持ち、いいよぉ……。
「あぁv はぁー……v ゆい、ちゃん……v」
ぼんやりとした意識の中あずにゃんを見ると、今まで見たことのない顔をしていた。
何て言っていいのかわからないけど、とても愛おしくて誰にも渡したくない表情だった……。
「んっ……v、ちゅぅ……v、ふむっ……v」
「あはぁ……v、ゆいちゃん……v、んんっ……v」
……だから、私はその顔をキスで封印することにした。
あれからちょっと落ち着いて、ふたりでベッドの中でまどろんでいた。
「あずにゃん」
「何?」
「今日は、ありがとう」
「そんな……。私は謝りたいくらいなのに」
「いいの。今すっごく幸せだから……」
私はあずにゃんの胸の中で、幸せをいっぱいに感じていた。
「ありがとう。あずにゃん……」
「唯ちゃん……」
あずにゃんが私の前髪をそっと払って、おでこにキスをした。
「えへへ……」
「うふふ……」
運命の糸は、結ばれたのだった。
「そろそろ、寝ようか」
「うん……。あずにゃん、大好き」
「私も大好きだよ……」
私たちは抱き合ったまま、眠りに落ちたのだった。
それから私たちは恋人になった。
あずにゃんは私のことを受け入れてくれた。
だから、私はあずにゃんに迷惑をかけない様に少しだけ我慢することにした。
卒業まで、こういう関係は控えることにしたんだ。
今までずっと待っていたんだから、これぐらいまだ待てるもん。
だから、卒業したら……。
卒業したら、絶対一緒になろうね! あずにゃん!
END
- 満悦 -- (ダメですぅ〜) 2011-09-19 03:17:50
- 梓が年上っていうのも新鮮でいいな -- (唯梓最高!) 2011-09-20 22:32:49
- うん新鮮 -- (名無しさん) 2012-09-21 23:07:51
最終更新:2011年09月16日 22:55