梓「唯先輩今日も遅いなー、もう22時なっちゃうよ…」
唯「た~だ~い~まぁ~~」ガチャ
梓「あ、おかえりなさーい」
唯「あうぅ~、あずにゃんつかれたよぉぉ~」がばっ!
梓「ああ、もう!ほら、スーツ皺になっちゃいますよ!」
唯「いいもん!」
梓「よくない!ほら、ちゃんと歩いて」
唯「うぅ…、
あずにゃん…、私はもう駄目…、先に…」
梓「くだらない事言う元気あるならしっかり歩いて下さい!!」
唯「平沢唯はただいま帰宅しました!」バタッ
梓「もー、スーツ着たままソファーで横にならないで!はい、脱いで下さい脱いで下さい」
唯「ぬがせて~」
梓「んもう!」
唯「あー、もういいやー!寝ちゃおう!寝ちゃおう!」
梓「こーら!だめです!!」
唯「そう寝ちゃおうー!」
梓「はぁ……。で、今日は何があったんですか?またミスしちゃいました?」
唯「うっ…、またって!ひどいやあずにゃん!」
梓「違うんですか?」
唯「ち、違わないです…」
梓「まぁ、ミスは誰にでもありますしねえ…」
唯「新人は毎年必ずそこでミスをするからって言ってくれたんだけど、申し訳無くて申し訳無くて…」
梓「学生の私が言うのもなんですけど、唯先輩はちゃんと頑張ってると思いますよ」
唯「でも、私ってやる気無いとかいらない子だって思われてるかも知れないもん…」
梓「今日だってこんなに遅くまで頑張ってきたし」
唯「だって今日失敗もあったし」
梓「無い日だって最近遅くまで仕事してるじゃないですか」
唯「う、それはそうだけど…」
梓「私はちゃんと知ってますよ?唯先輩が一生懸命頑張ってるって事」
唯「あずにゃん…」
梓「だから、私はいつだって唯の味方だよ?」
唯「あ…、あずにゃーん!!」がばあっ!!
梓「んにゃ!?いた、痛いですって!」
唯「あはは、ごめんごめん」
梓「元気でました?」
唯「うん…、ありがとね」ぎゅっ
梓「っていうか、学生に励まされる社会人ってどうなんですかね?」
唯「いやあ面目無い…、駄目駄目ッスね…」
梓「たまにならいいですよ」
唯「ええっ!?たまにしか駄目なんですか!?」
梓「唯先輩も立派な大人なんだからちょっとは頑張らないと」
唯「うぐっ…、それを言われると…」
梓「明日は二人とも休みですし、お昼まで寝て、その後はどこか出かけましょうか」
唯「うん!」
梓「はい、じゃあ着替えて顔洗ったらご飯にしましょう」
唯「はーい!今日のごはんはなにかな~♪」
梓「っと、その前に………」ちゅっ
唯「………えへへ、ただいま」
梓「はい、おかえりなさいです」
おわり
- 甘い私生活。 -- (あずにゃんラブ) 2012-12-30 03:49:41
最終更新:2011年12月30日 23:17