もしも、ゆいあずが漫才をやったら
「それでは次の方です。ゆいあずのお二人です。どうぞ!」
唯「ど~も~! 平沢唯です!」
梓「中野梓です」
唯「2人あわせて!」
唯「ゆい!」
梓「あず!」
「で~す!」
梓「さて、
これから私たちが数分ぐらいですかね? 話していくんですけど……」
唯「実はですね、私たちにネタとかつくってないんですよ。えぇ」
梓「だいたい思ったことをそのまま言いだすのが私たちの漫才なのでよろしくお願いします」
唯「まぁ、ラジオのような感じだよね!」
梓「そうですね、そんな雰囲気だと思います」
唯「じゃあ、時間も無いので何か話題でも決めますか」
梓「そうしますか。と、いってもすぐに話題なんて出て来ないので……、じゃん!」
「ゆいあずBOX、カモーン!」
唯「これはですね、話題になりそうなキーワードを書いていれてある箱です」
梓「これを引いて、それに関する話題を話していこうと思います」
唯「じゃあ、どっちが引く?」
梓「今日は唯先輩でいいですよ」
唯「それじゃあ、遠慮なく……」ガサゴソ
梓「何ですかね?」
唯「じゃん! え~っと? ”最近買って損したなぁってものは?”」
梓「何かありますか?」
唯「そうだねぇ……。最近あんまり買い物してないから……」
梓「最近じゃなくてもいいですから、何かないですか?」
唯「う~ん……。あ、それなら3か月前に買ったTシャツがちょっと損したかも」
梓「どんなのですか?」
唯「3か月前に行きつけの洋服店でセールがやっていてね? そこで”あい・せんし”って書いてあるシャツを見つけたの」
梓「それって愛する戦士って書いて”愛・戦士”ですか?」
唯「違う違う。哀しみの方の哀で、”哀・戦士”って書いてあった」
梓「何でそんなものを……」
唯「何でって、安かったしなんとなくかっこいいかなぁって」
梓「そうですか……」
唯「確か福袋みたいにいくつか入っているやつで、3980円だった」
梓「シャツにしては高くないですか?」
唯「いやぁ、これでも安い方だよ」
梓「もう、あんまり無駄遣いすると食費とかなくなっちゃいますから、気をつけて使ってくださいね」
唯「は~い。あ、話を戻そうか」
梓「すみません。続けてください」
唯「それで家に帰って買ったものを開けてみたの。そしたらいくつかサイズが合わないシャツがあって着られなかったんだよ」
梓「あぁ~。それは失敗ですね……」
唯「まぁ、”哀・戦士”は着られたからよかったけど、いい柄のシャツもあったしもったいないなぁって思ったから
あずにゃんのタンスに入れておきました!」
梓「私のタンスにあれ入れたの唯先輩ですか!? どうりで買った覚えのないシャツがちらほらとあると思いました……」
唯「だって、サイズもぴったりだし丁度いいかと思って……」
梓「それでもあれはちょっと……」
唯「えぇ~? あれかわいいじゃん!」
梓「だって胸に大きく”おかめ”ってかいてあるんですよ? どこがかわいいんですか!」
唯「かわいいと思うんだけどなぁ……」
梓「そんなことないですよ。ねぇ?」
唯「じゃあ”おかめ”がかわいいと思う人! はーい!」
梓「ちょ、何でみんな挙げているんですか……」
唯「ほらぁ、挙げている人いるよ?」
梓「じ、じゃあ”おかめ”は無いだろうって言う人!」
唯「……だれも挙げないね」
梓「なんでですか!」
唯「あずにゃんが”おかめ”って服をしょうがないですねぇなんて言いながら恥ずかしながらも着るからかわいいんだよね」
梓「な、何言っているんですか! もう!」
唯「だってみんなはそういうの求めていると思うよ?」
梓「そんなの唯先輩だけですよ……」
唯「そんなことないよ。ねぇ?」
ワアアアアァ!
梓「も、もう! 何でこんなに盛り上がっているんですか!」
唯「あずにゃんはかわいいからねぇ」
梓「もう、またそんなこと言う……」
唯「ちなみに私は”ひょっとこ”って書いてあるの持ってるよ」
梓「……何で持っているんですか」
唯「何ででしょう?」
梓「はぁ……。もういいです」
唯「お似合いだと思うよ? 私たち」
梓「……っ!? え、あっ/// ちょっと、唯先輩!」
唯「何?」
梓「も、もしかして、”おかめとひょっとこ”って意味知ってます?」
唯「意味? 何のことかな~?」
梓「ご、ごまかした!」
唯「とりあえず私たちはそういう関係ですので、今後ともよろしくお願いします」
梓「違います! 違いますからね!? みなさん誤解しないで下さいね!?」
唯「もう、そんなこと言っちゃって。本当は嬉しいくせにぃ~」
梓「もう、やってられないです!」
唯「あずにゃんも怒っちゃったし、今日はこのへんで失礼します。それじゃあ!」
パチパチパチパチ~!
「いやぁ、ちょっと新しい感じですね」
「一応確認しておきますけど、唯さんと梓さんはどういう関係ですか?」
「今のところ秘密、ということになっています」
「そんなこと言っても、だいたい予想付きますけどね」
「ちょっと裏の方から”違いますよ~!”って声が聞こえてきましたが」
「ふたりとも末永くお幸せにとでも言っておきましょうか」
「以上、ゆいあずのお二人でした!」
おしまい!
- 哀・戦士www -- (名無しさん) 2012-09-02 19:12:12
- 漫才でもラブ -- (あずにゃんラブ) 2013-01-07 16:19:36
最終更新:2012年01月21日 23:54