梓「どうしたんですか?そんなに慌てて?」
唯「今日は何の日か知ってる?」
梓「えっ?今日ですか?」
梓「(何の日だろ?唯先輩の誕生日は11月27日だし……)」
梓「うーん」
唯「あのね5月23日はキスの日何だって!!」
梓「キ…スの日?」
唯「うん、キスの日」
梓「き、キスってチューの事ですか?」
唯「そうだよ!」
唯「だからあずにゃん」
梓「はい?」
唯「ムチューチュー」
梓「うわぁ///」ドン
梓「な、何をしようしてるんですか!?」
唯「何ってキスの日だからあずにゃんとキスしようかなって?」
梓「ば、馬鹿な事を言ってないでもう自分の教室に帰ってください!!」
唯「えー」
梓「えーじゃありません!!」
唯「うぅ…分かったよ」
唯「後でキスさせてね」
梓「い や で す ! !」
梓「(唯先輩は朝から何を考えてるんだろ?)」
梓「(キスしようだなんて…)」
梓「(あんな雰囲気も何もないところでいきなりせめられてもしたくないよ)」
梓「(…何言ってるんだ私)」
梓「(それじゃまるで雰囲気があれば唯先輩とキスするみたい)」
梓「(私と唯先輩はそんなんじゃないもん)」
梓「(唯先輩だって……きっと冗談半分で私をからかっただけだよ)」
梓「(うん、そうだよ冗談冗談)」
梓「(………)」
梓「(唯先輩…他の子にも同じような事をしてるのかな?)」
唯『ねぇ君』
生徒A『あ!軽音部の平沢先輩』
唯『今日何の日か知ってる?』
生徒A『今日ですか?分かりません』
唯『今日はね。キスの日何だよ』
唯『だからさキスさせてよ』
生徒A『き、キスってそんなの駄目ですよ///』
唯『だって君が可愛い過ぎるんだもん』キラッ
生徒A『平沢先輩…///』
生徒A『そこまで言うなら///』
唯『じゃあ…』
梓「(ないない!!絶対ないよ!!)」
梓「(そんな事絶対ないよ)」ガタッ
純「梓ーどこ行くの?もう授業始まるよ」
梓「唯先輩のところ!!」ダダダッ
梓「(唯先輩はどこ?唯先輩…唯先輩…)」
梓「(探してる時はいつもいないんだから…)」
梓「唯先輩…あっ、いた」
梓「!?」
梓「知らない生徒と唯先輩が一緒にいる」
梓「嘘…嘘…馬鹿」
唯「ありがとうー」
生徒A「それでは失礼します」
梓「唯先輩!!」
唯「どうしたの?」
梓「ちょっと来てください!!」
唯「えっ、ええ?」
唯「それで何あずにゃん?」
梓「どうしてですか?」
唯「?」
梓「どうして他の人とキスしちゃうんですか?」
唯「えっ?」
梓「可愛いかったらみんなそうやってやるんですか?」
梓「ううぅ…」
唯「あのあずにゃん?意味が…良く分からないんだけど?」
梓「誤魔化さないでください」
梓「さっきの子とキスしたんでしょ!?」
唯「えっと、してないよ」
梓「えっ?嘘言わないでください!!」
唯「嘘じゃないよ」
唯「あの子は私の落としたハンカチを拾ってくれただけだよ」
唯「それでありがとうってお礼を言っただけだよ」
梓「ほ、本当ですか?それ」
唯「本当だよ」
唯「さっきの子に聞いてくれれば確実だよ」
梓「それじゃ…私の早とちり?………///」
唯「あずにゃん一体どういう事?」
梓「じ、実は……」
唯「つまり私が他の子とキスすると思って探しに来たんだ」
梓「はい…」
唯「もうあずにゃんは心配性だなー」
梓「だって唯先輩が…」
唯「良いあずにゃん?」
唯「私はあずにゃんの事が大好き何だよ」
唯「キスは大好きな人としかしないって決めてるんだよ」
唯「だから大好きなあずにゃん以外とはキスしないよ」
梓「唯先輩………」
梓「……その言葉に絶対に嘘はありませんね?」
唯「もちろんだよ~」
梓「じゃあ唯先輩少し目をつぶってください」
唯「目を?…こう?」
梓「(私も唯先輩以外とはしませんよ)」
チュ
唯「!?」
唯「あずにゃん今のって!?」
梓「今日はキスの日ですから」
終わり
- こりゃあ、授業サボってやるしかないよね? -- (あずにゃんラブ) 2013-01-07 03:39:33
- これはムギが隠し撮りしてたなWWWWW -- (名無しさん) 2013-02-08 16:35:52
- 勘違いにゃんが積極的 -- (ダメですぅ~) 2013-06-09 04:25:19
- ってか、ホントに5月23日ってキスの日なの? -- (名無しさん) 2014-04-25 05:02:04
最終更新:2012年06月21日 00:35