「んー♪冬はやっぱり肉まんだねっ♪
あずにゃんも食べる?」
「あ、じゃあ…一口だけ」
「はい♪」
「いただきま…あちゅっ!!」
「あぁっ、大丈夫?」
「だ、だいじょうぶです…ちょっと思ってたより熱かっただけです」
「あずにゃんは猫舌なんだねぇ?さすが!」
「…あまり嬉しくないです…」
「でもなかなか食べられないね…あ、そうだ!口移しで食べればいいんだ!」
「くっ、口移し!?」
「一回私が口の中で冷ましてからあずにゃんに食べさせてあげれば熱くないでしょ?私ってばナイスアイデア~!」
「い、いやいや絶対無理が…」
「はい、じゃあ食べさせてあげるから口開けててね?あーんって」
「ちょ、ちょっと…」
唯先輩は肉まんを一口だけ口に含むと私の肩に手を置き、ゆっくりと顔を近づけてきました。
ここまで来たら今さら何も言えない…私は思いきって口を開けます。
「んっ…!」
唯先輩の唇が私の唇に重なり、その奥から柔らかい肉まんの欠片が私の口へと押し込まれました。
唯先輩の熱を帯びた舌が私のと絡み合うと、私の頭に痺れるような感覚が走ります。
…唯先輩の舌、おいしい……
「…どう、おいしい?」
「はい…すごく」
「そっかー♪ならもう一口食べる?」
「あ、あの…肉まんはもういいんで、その…」
「なあに?」
「唯先輩の…唇が食べたいです」
「え?でも私、口の周り油だらけだよ?」
「それでもいいです。いえ、むしろそっちの方がいいです!ぬるぬるの唯先輩を綺麗にするなんてやりがいがあるじゃないですか!」
「あ、あずにゃん…?目が怖いよ…」
「では…いただきまちゅっ!」
「んんー!」
まずは肉まんの油で汚れた唇のお掃除から。綺麗になるように舌でペロペロと舐めてあげます。
ポイントはただ舐めるだけ。ひたすらに舐めて、唯先輩を綺麗にすると同時に気持ちよくしてあげるのです。
「ペロペロ…」
「ん…ぅう……んー…」
唯先輩もその気になってきたのか、私の腰に手を回して抱き寄せます。この行動は唯先輩にスイッチが入った証拠なのです。
ですが…ふふふ、まだまだエンジンはあったまってませんよ唯先輩。
「…どうですか唯先輩、口の周り、だいぶ綺麗になりましたよ」
「ん…うん……」
「でもまだ口の中は油だらけですよね」
「え…?」
「うふふ…」
「ま、待ってあずにゃん、唇だけでいいんじゃ……っ!」
唯先輩の口に舌を差し込むと、油でねっとりとした唾液が私の口に流れこみます。
さっき舐めてあげてた時、飲み込めなかったんですね…大丈夫です。ちゃんと綺麗にしてあげますから。
私は唯先輩の口の中で舌を動かして、油を舐めとっていきます。
ぬるりとした感触(いや、食感?)は今まで感じたことのない刺激的なもので、私の理性は当の昔に吹き飛んでいました。
「ふぅっ、ふぅっ…ふっ…んっ…ちゅ…」
「っ…!」
息が荒くなったかと思った唯先輩は私に舌を絡ませました。どうやら、エンジンは完全に温まったようです。
私は唯先輩の膝の上にお尻を乗せて、思い切り抱きしめます。
向き合って抱き合っているのは人に見られるのは少し恥ずかしいけど…人通りも少ないし大丈夫だよね。
「はっ…はぁ…はぁ…あずにゃん…」
唇を離すと、お互いの口から唾液がこぼれて制服を汚します。でも、そんなのどうでもいいですよね。
私は手のひらを唯先輩の胸に当てて優しく持ち上げます。最近成長著しい弾力のある胸が、私の手の中でその形を変えます。
「んっ…♪」
「唯先輩…私、唯先輩の肉まんが食べたいです」
「ダ、ダメだよあずにゃんこんなとこじゃ…ゃんっ♪」
「…いいじゃないですか。誰も見てないですし」
「んもう…あずにゃんって、場所お構い無しなんだね」
「私は私の道を行く、ですよ。じゃあ…服、脱がせてあげますね」
「…寒いから、すぐあっためてね」
「お安い御用ですよ♪」
そうして欲望の赴くままに唯先輩のタイをほどき、ワイシャツのボタンに手を掛けたところで――
ビチャッ
「ん?何今の音」
「唯先輩まさか、こんな音がするほど興奮して…?」
「そ、そんなわけないじゃん!いちいちスカート確認しないでよぅ!…あ、ムギちゃん」
私たちのベンチの後ろにムギ先輩が大量の鼻血を出して倒れていました。どうやら気絶しているようです。その横には…憂。
「い、いつから…?」
「冬はやっぱり肉まんだよね…」
「要するに全部見てた…?」
「……」コクリ
数秒の沈黙。憂から感じられる覇気…私の決断は一つでした。
「…唯先輩、帰りましょう。私の家へ」
「え?でも」
「ごめん憂!唯先輩は責任持ってお預かりします!」
「あ、あずにゃん…」
…ごめんなさい憂、時に愛は友情を上回るの…!
「もう、梓ちゃんたら何
勘違いしてるのかな…仲間に入れてもらおうと思ったのに」
「3P!?」ビチャッ
「はぁ、ここまでくればなんとか…」
「う…うん…」
ふと見ると、唯先輩はお尻の辺りを抑えながらもじもじしていました。
その頬は真っ赤に染まっています。…そそられます。
「どうしたんですか唯先輩、もじもじしちゃって」
「う、うん…その、ね。パ、パンツが…その…ひ、ひんやりするっていうか…」
「…はっ!まさか…!?」
「…だ、だって…直前だったんだもん。しょうがないじゃん…」
「…やっぱり唯先輩、興奮してたんじゃないですか」
「……」
「ふふ、大丈夫ですよ。代えの下着くらい貸してあげますから」
「そ、そんなの履けないよ!」
「じゃあノーパンでいますか?」
「う…」
「私の少しサイズの小さいパンツを履いて色んなところが締め付けられる唯先輩…ジュルリ」
「…あずにゃん、最近変態さんだよね」
「悪いですか!私はじゃじゃ馬なんです!」
「わ、悪くないよ…ねぇあずにゃん」
「はい?」
「私…少し冷めちゃったかもしんない」
「そ、そんな!」
「だから…また最初からやり直してほしいな」
「え…?」
唯先輩が手元から取り出したのはさっきの肉まん…なるほど、私を試してるってわけですね…
「ふ、やってやるです!」
END
- 憂選手ww そしてムギちゃん大丈夫かw -- (鯖猫) 2012-10-14 15:56:10
- ↑大丈夫じゃなさそう -- (あずにゃんラブ) 2013-01-20 13:03:48
最終更新:2010年02月13日 11:47