梓「私はずっと唯先輩の後を追ってました」
唯「そうなんだ」
梓「はい」
唯「実はね、私もずっとあずにゃんの後を追ってたんだよ。知ってたかなぁ」
梓「そうなんですか」
唯「うん」
梓「奇遇ですね」
唯「うん、そのきぐうってやつだね」
梓「意味わかって言ってます?」
唯「それはあずにゃんの想像に任せるよ」
梓「まあ、いいですけど。それで、これからどうするんですか?」
唯「どうするって、何が?」
梓「追ってた、って過去形じゃないですか。じゃあこれからはってことです」
唯「同じ質問をあずにゃんにもできるんだけど」
梓「こういうのは早い者勝ちと相場が決まってるんですよ」
唯「そういうものなんだ」
梓「です」
唯「そうだね、とりあえずもうあずにゃんの後を追うのはやめる」
梓「そうですか。私も同じことを考えてました」
唯「これもきぐうってやつかな?」
梓「違いますよ。これは必然って言うんです」
唯「ふぅん。あずにゃんの言うことはよくわからないや」
梓「やっぱりさっきわかってなかったんじゃないですか」
唯「それはどうかなーふふっ。でも、わかることもあるんだよ」
梓「なんですか?」
唯「これから二人は一緒に歩いていく。だから、追いかける必要なんてもう無いってこと」
梓「そうですね」
唯「じゃあいこっか、あずにゃん。まだまだ先は長いよ。覚悟はできてる?」
梓「もちろんです。何処までだって歩いていけますよ。先輩と一緒なら」


  • ずっと永遠に一緒ですね! -- (鯖猫) 2013-04-22 15:53:07
  • すごくいい -- (名無しさん) 2014-04-26 08:22:35
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最終更新:2013年04月20日 19:20