休日の朝、私は寝苦しくて目を覚ましました…
「うーん…な、なんかあっつい…」ムニュ
「ゃんっ…」
「な、なにこれ…柔らかくてあったかくて、なんか布越しにツンツンしたものが…」
「いやんあずにゃん、だいたーん♪」
「え…」
目を開けると、そこには気持ちよさそうに身をよじる唯先輩がパジャマ姿で横たわっていた。
そして私はその胸をわしづかみにしているのだった…
「あ、あんたなにやってんですか!?」ムニュー
「ふわぅ、あずにゃんもっと優しくしてぇ♪」
「し、しまっ…いいいつからここにいたんですか!」
「ん?昨日の夜からだよ。あずにゃんのお母さんに泊まりたいって言ったら、梓はもう寝てるから一緒に寝ていいわよーって」
「な、なんてことを…」
「それにしてもあずにゃんすごかったなぁ♪私のおっぱいもみもみしたり、ぎゅーって抱きついてきたり、吸い付いてきたり!」
「吸いっ…そんなことしてないです!」
「したもん!ほら、パジャマの胸のあたり濡れてるでしょ。これあずにゃんの唾だよ」
「な…なんてことしたんだろ私…」
「ホントは直接でもよかったんだけど、脱げなくてー」
「脱がなくていいです!」
自分の無意識の行動に若干動揺しつつ、私は気になっていたことを聞いてみた。
「…それで、なんでこんなことしたんですか」
「ふふー、よくぞ聞いてくれました!さて問題です、今日は何月何日?」
「えっと…3月14日…」
「第二問!3月14日はなんの日?」
「…ホワイトデー」
「正解!つまり、そういうことです!」
「いやいや、どういうことだか全然分から…」
私が言い終える前に、唯先輩はベッドに私を押し倒した。
ブラを着けていないお互いの胸が柔らかく重なり歪み、唯先輩の鼓動に呼応するように、私の鼓動は速くなっていく。
…なるほど、そういうことですか。
「だからぁー…バレンタインのお返しに、プレゼント用意したんだよぉ」
「プ、プレゼント…って…」
「…わかるでしょ?」
そう言うと、唯先輩は唐突に私にキスをした。先輩の甘い舌が、ねっとりと絡み付くように私の口の中を動き回る。
こんなことをされれば、私だって我慢できない。
「ん…んー…んっ…♪」
「…えへへ…あずにゃん、気持ちいいみたいだね」
本当はこんな恥ずかしい声、出したくない。なのに、恐ろしいほどの快感が体を支配してしまう。
…唯先輩のキスはすごく気持ちがいい。
「…ずるいですよ。こんな不意討ちみたいなこと」
「そんなこと言わないでよー。あずにゃんだって…嫌じゃないんでしょ?」
唯先輩は私の胸を撫でた。柔らかいパジャマの生地を盛り上げるその先端は、唯先輩のキスの快感に明らかに反応を示していた。
「あはは、あずにゃんったらもう♪」
「…あんなことされたら、誰だってこうなっちゃいます」
「こうしたら、もっと気持ちよくなるかな?」
「ふ…ぅあ」
唯先輩は手のひらで私の胸を包み込み、ゆっくりと力を込める。
「あ…あぅ、唯、先輩…」
「んー?気持ちいい?」
「うん…で、でも無理、しなくて、いいですから…こんなちっちゃい胸、触っても気持ちよくないですよね…?」
「へ?気持ちよくなかったら、こんなに触ったりしないよ?」
「…そう、なんですか?」
「私ね、今のあずにゃんすごくいいと思うんだ。髪下ろしてて、薄着で…なんか、もう…だめ、止まんない」
「…唯先輩、私も気持ちよくしてあげます」
「だ、だめだよ。今日は私がプレゼントするんだから」
「問答無用です!…えい」
「ふわぁ…」
私は唯先輩の胸に触れた。服の上からでも、その形とぬくもりがはっきりと伝わってくる…
「あずっ…にゃん…」
「唯先輩だって…こんなになってますよ?」
「…ねぇ…食べてくれる?私からのホワイトデーのプレゼント」ゴソゴソ
そう言うと唯先輩は服を脱ぎ始めた。やれやれ、私の理性はもうどうにもならないですよ…
「…自分から脱ぐですか」
「あずにゃん、あんなに食べたそうだったもん。お腹空いてるんでしょ?…ほら♪」
「正直こんなホワイトデー、予想もしてませんでした」
「サプライズだからね!」
「ええい…いただきます!」ガバッ
「きゃー♪」
―――――
「琴吹さんでしたっけ?どうして梓の部屋に行ったらだめなの?お客様もいるのに朝ごはんも出さないなんて」
「おかあさま、娘さんと唯ちゃんは今ごちそうを食べてますのよ♪もう少し待ちましょう♪」
「はぁ…ごちそう?ところで鼻血大丈夫?さっきからすごいけど」
「お構い無くー♪」(ふふ…隠しカメラの調子もよさそうだし、ホワイトデー様々ね!)
おしまい
- ムギナイスッ!!! -- (名無しさん) 2010-08-28 22:42:39
- 様々! -- (あずにゃんラブ) 2013-01-20 15:16:36
- 今日はこんなに素敵な日だったのかっ!! -- (鯖猫) 2013-03-14 23:17:58
最終更新:2010年03月16日 04:14