午前10時。

おはようございます。唯先輩のお嫁さん、中野梓です。
私は今唯先輩の家の前に来ています。
なぜってそりゃあ、お泊りするからですよ!
なぜ私が唯先輩の家にお泊りすることになったのかと言いますと
昨日憂に、休みの日はご両親が居ないと聞いたのです。
その時に「それなら!憂も純の家にお泊りして唯先輩が一人になるよね!?」
と、今思えば無理やりなことを脅迫気味に言って憂を追い出すことに成功しました。
そんな私の元に唯先輩からお泊りしない?とメールが着たのがつい一時間前…いやいや、遅くないですか?
私はてっきり昨日の内にはメールがくると思って全裸待機してたのに…って、何言わせるんですか!!
唯先輩からメールがこなかったら今頃私はどうなっていたことか…。
えっ?自分からメールすれば良いじゃん?あなたはバカですか?
自分からは…何か負けた気がするので嫌です…。
まぁ、そんなことは置いといて、急な誘いでも大丈夫!当然お泊りの準備は万端ですよ!なんたって全裸待k(ry
…この件…滑ってそうで怖いです…。

さてと、説明は終わったし勝負下着も履いたしネコミミ&尻尾の準備も万端だし
そろそろ唯先輩の家に入ろうかなと思ってインターホンを押したのが1時間前…ユイセンパイガデテコナイ。
え、ええぇぇぇ!?おかしくないですか!何で誘った張本人が居ないんですか?
はっ、もしかしてドッキリ…?うぅ…もう帰ろうかな…「あずにゃ~ん!!」
あぁ…愛しの唯先輩の声が聞こえる…
「…って、いるじゃないですか!!」
「ほぇ!?そ、そりゃ居るよ~。私の家だもん」
確かにそうですけど…。
「じゃあ何でインターホン何回も鳴らしたのに出てきてくれなかったんですか?」
「えへへ…実は~、二度寝しちゃってました」
「……………」
「あ、あれ?あずにゃ~ん、もしかして怒ってらっしゃいます…?」
「とりあえず中に入れて下さい」
「う、うん」
私は「おじゃまします」とだけ呟いて唯先輩の家の中に入れば、そのまま唯先輩の腕を掴んで早歩きで唯先輩の部屋に向かいます。
後ろから「痛いよ、あずにゃ~ん…」と聞こえてきますがここはスルーしましょう。
なんたって1時間も外で待たされましたし、お仕置きが必要みたいなので。
部屋に入れば唯先輩をベッドに押し倒し、何も言えないように唇でそれを塞いでやります。
たっぷり濃厚なキスをして、唇を離せば息が荒くなり力の抜けた唯先輩の出来上がりです。
「んっ…ふぁ…あ、あずにゃ…ん?」
「恋人を1時間も待たせるなんて何考えてるんですか?寂しかったですし…唯先輩に何かあったのかと心配もしたんですよ」
「はぁ…はぁ…ごめん、ね…あずにゃん
「駄目です。お仕置きが終わるまで許してあげません」
「うんっ…あずにゃんの気が済むまでお仕置きして良いからね」
っ…卑怯です…そんなこと言われたら止まらなくなっちゃうじゃないですか。
「…途中で嫌って言っても止めませんからね」
「あずにゃんにはそんなこと言わないよ♪」
うふふ…熱い夜になりそうですね、唯先輩。
あ、まだ昼前だった…。


  • 二人にとっては夜だな。



唯ちゃん、恋人をあんなに待たせたらだめよ?(お隣のおばあちゃん) -- (あずにゃんラブ) 2013-01-26 11:57:36
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最終更新:2010年04月24日 21:17