唯「あずにゃーん…あずにゃん、どこ~?ムギちゃんのケーキだよ~?」
澪「唯…大学入ってからずっとあんな感じだな…」
律「あぁ…完全に梓依存症だな…」
紬「もう完全に梓ちゃんしか見えてないわね…」
唯「うぅ…あずにゃん、あずにゃん…」

唯先輩が大学でそんなことになっているとはつゆ知れず、私は平穏な高校最後の1年間を過ごしていた。

梓「ほーら唯先輩、ギー太のメンテしないとダメですよ。もう、お菓子ばっか食べてないで練習練習!」
純「どこが平穏よ!幻覚見えちゃってるじゃない!」
梓「あはは、なに言ってるの純、唯先輩ならここでお菓子食べてるよ?」
憂「それはトンちゃんでしょ!?」
梓「あはは、唯先輩、唯先輩…」

純「どうするよ憂…やっぱりまた唯先輩と会わせたほうがいいんじゃない?」
憂「でもこないだ会わせたときはぴったりくっついて5時間は離れなかったから…なんか私の方がおかしくなっちゃうかも」
純「し、嫉妬…!」

ガチャ

唯「あずにゃん!!」
梓「唯先輩が二人!?いや、本物はこっちか!」

部室に現れた唯先輩を見つけた私はまっしぐらに抱きついていた。
この行動は決して唯先輩が好きだからとか一刻も早くそのぬくもりに包まれたいとかそういうわけではなく、ただ単に本能的な衝動からくる生理的行動なのだ。

唯「どうしても我慢できなくて飛んできたよ…あずにゃん久しぶり、3日ぶりだね」
梓「唯先輩…どうしてもっと会いに来てくれないんですか…?私、寂しくて死んじゃいそう…おわびにちゅーしてください」

純「か、完全にメロメロじゃん!」
憂「……」

唯「んー…ちゅっ…ぷは、ごめんねあずにゃん…いろいろ忙しくて」
梓「いろいろって…ま、まさか、か、か、彼氏…!?」
唯「ち、ちがうから首絞めないで!あと憂もそんな怖い顔しないで!…いろいろ、準備してたの」

そう言って唯先輩が取り出したのは、輝く指輪…これって!

唯「結婚しよう、あずにゃん…それで、ずっと一緒にいよう!」
梓「唯先輩…うれしい!喜んで!」

こうして唯先輩からプロポーズを受けた私は、幸せを噛みしめながら抱きしめられるのだった…

純「いや、学校どうすんの…ていうか同性結婚て…」
紬「細かいことを気にするのは野暮ってものよ、佐々木さん♪」
純「鈴木です」
憂「……」


  • 憂こええよw -- (名無しさん) 2010-09-11 06:17:48
  • テンション高いなw -- (名無しさん) 2010-12-11 21:53:55
  • 佐々木だれww -- (名無しさん) 2012-10-15 21:57:48
  • ムギ先輩なら法律変えそう。頼みました。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-12 13:51:03
  • 純ちゃん(´・ω・`) -- (鯖猫) 2013-02-10 16:26:42
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最終更新:2010年09月09日 13:01