肥前30万石には数百の農村がある
農村では畑を荒らすスライムを数年に一度掃討しようとしている
村近くの数十匹の群れを追い払うための小さな合戦
数に倍する数十人の冒険屋を集めて、ようやくスライムの群れを山へと追い返す
それでも、美味いものがあると学習したスライムは、数年ごとに村へと降りてくる
戦闘力だけなら浪人や与太者より上。牙のない小柄な猪に近い。突撃が直撃すると、鍛えてない大人だと一撃で死にかねない
知能は浅いので、有利に戦える場所に引き込んで3vs1で囲んで殴れる
但し数十匹のスライムの退治には最低でも数十人を雇う必要がある。1人に日当300文。1匹につき100文の賞金がある
例えば50人を雇って30体を倒した場合、村は5両近い出費をしたことになる。実際は長男が担当してる激戦区以外にもスライムはいる
更に穴掘ったり、杭や防柵・罠仕掛ける大工とか職人
前日までに動員される偵察の猟師や忍びもいて、当日以外の人件費も相応に必要
合計で10両を超える出費は村にとって年間予算のかなりの割合を占める。20両になると一大事業
炭治郎は11歳から毎月1回スライム狩りを行っている。最初は数体、14歳になる頃には15体前後のスライムを倒す
彼1人で20~30人分の働きをする。平戸近郊の農村ではちょっとした有名人
彼が退治に参加するかどうかを気にする農村は多い
488年時点では、炭治郎に公然と敵対すると肥前・肥後の農民に目の敵にされる
炭治郎が参加するとスライムを確実に30体屠るため、彼が退治した後の村は以後何年もスライム害が激減する
娘を売らなくていい、人身売買で退治の金を捻出する負担も減る。こうして農村が少しだけ豊かになる
炭治郎の活躍で10年間
スライム退治が必要なくなったとしても、月1でカバーできるのは10年で120村(合計で数万石?)
スライム退治の際の負傷率は8割以上。渋凛が応急手当要員として、付き添いを希望
見目麗しい渋凛が襲われないように、スライム退治の際に何かと便宜を図ってくれた佐原に、1回300文で護衛を頼んだ
最終更新:2024年01月31日 20:05