| + | 噂 |
A:……聞いたか?例の話。反乱軍のアジトが、死の渓谷の遺跡地帯にあるとか。
B:アレインの統治は悪くないと思うんだがなぁ なんで、暴れ続けるんやら。
A:アレインが金銭に疎い獣人たちを税で締め上げて、アズラエルが借金の形に獣人たちの土地を取り上げたからだお
あんなんされたら、勝ち目がなくても立ち上がるお B:……そうは言っても、エルフたちにしてみれば、王家と結んだ獣人に土地を奪われたようなものだからな。 とられたものを取り返しただけだし
A……根が深いお
どちらか片方が正しい訳でも間違ってる訳でもなく、両方に相応の言い分があるってのは…… B:大貴族のラフィールが、相変わらず王座を狙っているのに…… アズラエルとアレインは、王家の為に戦った獣人たちを……あの2人がもしラフィールと組んだら? それに小笠原祥子とアルル・ナジャも王家とは仲が良くない。
A:……アズラエルも、アレインもそんな馬鹿じゃねえよ。多分な
ラフィールは、エルフが世界を統一することで、争いはなくなるなんて思想の持ち主だ。 アルルや小笠原祥子が野心家で自分が王になりてえとしてもなおさら、ラフィールとは組まない筈だ。 |
| + | 王都の政治状況 |
王都守備隊:有力な王都市民や王都の貴族の息のかかった連中が多い
長老連も、王朝交代時に協力した有力な商家の流れを汲んでいる。 今となっては天と地の差がついているが、昔は、団栗の背比べだったので、 あいつはおれが王さまにしてやったんだぜ。って態度を取ってた奴もいて、孫の代で粛清されたりしてる。 その頃からの伝統で王都守備隊は、町老連や町の有力商家が金を出しあって、掌握している。
王家:王家は、東国出身で、出身地との繋がりが強い商家だったが、近年は、それに依存しない体制を確立しつつある。
商工業者からすると、自分たちの代表として出した現王家に、新たな専制君主になられても困ると考えている。
政策:LPは、重商主義政策。軍の力で国と商人が儲けて、市民や平民に金を回せって政策。
アリアハン中間層からの評判は、税金が高いのであまり良くないが、 治安は良くなっているし、(亜人や異民族の犠牲の上に)繁栄しているので、それなりに支持されている。
新王都:今の王都が商人たちの自治都市だった頃には、商人たちの寄り合いで決まってた。現王家は、元商家。
旧王都:現王家が前王朝を転覆した際に、灰燼と化した。今は七つの丘。中心には旧王城がある。魔物やら魔獣、アンデッドの巣。冒険の舞台!
新王都の旧市街エリア:王朝交代時に焼き払われたエリア。
前王朝と共存していた先住民や外国人の居住区だったが、前王朝側に参戦した傭兵部隊などが非常に奮戦した為、 疑心暗鬼になった新王朝に、◯○◯されてしまった。 |
| + | 王都周辺の敵対的勢力 |
海賊:北の領地には、旧王朝の貴顕の子女が数多く逃げ込んだ。血を引いてる人が多くいる。
北方海賊が現王家に対して非友好的なのは、そうした因縁も在るからかも知れない。
西方の遊牧民:ただの蛮族
遊牧民が暴力を伴って王都での経済力を伸ばすことに対して、LPは、苦々しい思いを抱いていた。 西北と西南の遊牧民は、ある程度、宥めないといかないので、今までは目こぼししていたのだが、あまりにも反社会性が強すぎると…… しかし、主力が出払ったていると騎馬民族に強気に出るのは難しいかも。謝罪と賠償の要求とか、来るかも。嫁に寄越せとか。
ジオン:ザビ家
先王配下の軍団:董卓 王国支配下で搾取にあえぐ小国や属国 色々 対立する東国の王族たち:悪司 姉さま 地方叛乱や奴隷の蜂起:アリババ&アラジンくんなど 北の海賊:クリスタルボウイなど 南のエルフ:ラフィール 東国:数百万の亜人の軍勢
アルルが抑えているし、一枚岩でもない。
例えば、トログロダイトとオークは対立している。 しかし、両者とも王都を憎んでいる。
黒山賊 北 -兵力100万くらい 烏合の衆 農兵主体
梁山泊 西 -幻想水滸伝勢 黄巾党 東 -亜人や山賊から身を守る、自警団で農民の共同体 西方に数十万の騎馬民族
上が手を組み、下がサボタージュした場合、ひっくり返る可能性もある。
動向常ならぬ諸侯
立憲君主制を目指す開明派:盟主 |
| + | 王都の軍団 |
近衛騎士団
諸々の派閥があって、全員は当てにできない。八〇〇。王城警備を担当。
近衛兵団
同上。王城及び貴族区画の警備。二〇〇〇 貴族の私兵及び各神殿寺院教会の僧兵への備えでもある。
親衛隊
普段は郊外や王都近郊の直轄都市に駐留。 平民出身者が大半だが傭兵や冒険者、外人部隊も。三〇〇〇 ギム・ギンガナムや四条貴音が指揮を取っている?
王城の各騎士団
北苑や西苑など四つ。各五〇〇~八〇〇 翠玉、紅玉、蒼玉、黄玉。長老連に近いが、他の貴族や国王にもへつらっている。
王都守備隊
民兵などを中心。六千。有力な運輸や商工業者について、国王と対立することも
王都警備隊
治安維持担当。腐敗が著しい。装備と練度はそれなり。密輸業者らに籠絡?忠誠心?なにそれ?美味しいの? 各エリアごとに群小の派閥に別れている。およそ12の街区に500~800
街道警備隊
やっと司令官を交替させた。新旧派閥の対立。さらに警備隊の抑えに必要。 ただし分散。国王が増強中。三千~ 七千まで増強の予定。 後藤や山崎が属する
第七軍団
本来、王都近郊に駐屯して外敵を防ぐ。およそ五〇〇〇+戦時に同数の補助兵。 腐敗していた時代にクライン派に鞍替え。司令官、謎めいた仮面の男。
第二軍団
ミュッケンベルガーの子飼い。他の軍団と規模が違い、正規兵一二〇〇〇人。 第七軍団の抑えに必要。さらに治安維持に必要。 司令官ゼークト。きわめて忠実。裏切るくらいなら死を選ぶ人物。
第一軍団。
先王の子飼い。精兵であったが、西方属領の警備に飛ばした。およそ八〇〇〇
第四軍団
北方に駐屯。司令官ナタルなんとか。不死身の戦士と言われるボー・ブランシェが所属。 盟主アズラエルに近い
第六軍団
北方に駐屯。第四と連携している? 獣人や亜人の拠点を焼き払っている。
第三軍
王都の防衛を任せられた軍団。近年は、それに加えて商業地区や主要な街路の警備も担っている。 司令官は、シュターデン。整理された頭脳の持ち主で、王都の治安維持を一手に担っている。 優秀だが、定石を外されるとやや柔軟さに欠ける。 もっとも、よほどの敵でもなければ、簡単には負けない。
この他に諸侯、神殿、有力商人の私兵団。さらには参勤交代の騎士やら貴族。
傭兵団や民兵、密輸業者やらなんやらがおって、日々、小競り合いやでー |
| + | アリアハンの思想レベル |
この世界は、都市部と田舎の格差、文明間のモラルの差が大きい。(後付設定)
ロマリアとか、ヴァイキングとかは、一部、古代の道徳で行動。世界の各地で、略奪万歳
アリアハンの王都は、名実ともに文明世界。本が普通に売ってる!
民衆が瓦版で、あの新聞は信用できる。貴族議員の誰それは糞だ。誰それは信用できるとか。 その記事は嘘じゃないかとか、いろいろ議論できる。 政治談議できる余裕と、識字率があって、大陸中の産物が集まっている。
江戸時代並に実在権力者のパロディBLを書いて、発禁処分を受ける作家とかもおる。
直轄領では、王家万歳! 吸い上げられている属州からの評判は…… |
| + | 叛乱軍 |
アリアハン大陸において、最大の版図を誇るアリアハン王国。
だが、広大な大陸には、未だ王国に服属せぬ数多の国や都邑が存在しており、 征服されざることを望んでいる無数の人々が暮らしていた。
アリアハン王国において、最高の権勢を誇るのは、 まずは征服者にして支配者である旧大陸人の有力者たち。
その中でも欧州列強やジパング出身の大貴族たちだろう(五大貴族)
次いで魔力の強力さによりエルフ族の大貴族。
そしてドワーフ族なども頑強さと手先の器用さから、一定の地位を保持していた。
これに対してその他の亜人や先住民、獣人などは、やや扱いが悪いかも知れない。
が、【市民権】を持っていたり、【公民権】を持っていれば、少なくとも表に見える部分での差別は少ない。
一方で、大陸には、征服されたものの分離独立を目論む先住民たちの残存勢力や独立を保って対抗している部族や国々。
打倒アリアハン王国を目論んでいる秘密結社や軍事同盟。亜人や後発の移民による自治勢力も数多存在している。 王国による統治が人々にとって幸せかは別として、大陸の平和は微妙なパワーバランスで保たれている。
しかし、人種や種族とは関係なく、国々による覇権争いにも関わり合いにないところで、 世間から爪弾きにされる者たちは、どうしても生まれる。
特に政治が乱れれば、犠牲となるのは常に名もない民であった。 【自由の民の隠れ里】は、元々、重税に耐え兼ねた農民や、 戦乱によって焼きだされた難民が集まって作った村である。 その成り立ちから、亜人や獣人も受け入れて暮らしてきたが、 どの領主の支配下にもない為に税金を治める必要のない一方で、 騎士や領主の庇護を受けられない彼らは、盗賊や騎士たちの格好の獲物でもあった。 それでも、自衛の為に自警団を組織して、何とか村を守ってきたのだ。 今までは……
彼らの状況が激変したのは、僅か二年ほど前。 王国に新たな王が即位してからだ。
政治の混乱が収まり、流通が整備され、各地での混乱が収まると、 王国の統治に含まれていない彼らは、急速にその立場が悪化していった。 平和と繁栄の足音が明らかになると、その兆候は一層顕著になった。 領主たちや軍、そしてまともな騎士たちは、もはや賊による略奪を許さなくなった。 近隣の村々が豊かになりつつある一方で、食い詰めた盗賊たちは、より弱いものを狙うようになる。
ギリギリまで追い詰められ、かといってジル時代の暴政の記憶からアリアハンへの帰順にも抵抗のある村人達は、
評判の良くない叛乱軍と手を組む事を選んだ マールでは人口400足らずの隠れ里に、派遣されてきた評議会の兵が300と半ば 自由の民、特に評議会勢力に制圧された土地が、残酷な扱いをされることも少なくないが、 食料の供給元兼拠点として、元村長や村の村人たちは、それなりに尊重されていた
しかし武道大会終了後に動き出した4英雄の活躍により、三色砦やラファエル要塞が陥落
更に強硬派の大半が戦死したことで、ナムリス流域は王国に降伏 アリアハン王国圏内の自治都市や独立勢力も、セブンブリッジやギンガナムを恐れて次々に王国に帰順 アリアハン大陸の叛乱軍にとって、長い冬の時代が始まろうとしていた |