+ | 前哨戦の前哨戦 479年11月 |
街道を監視できる南の峠に陣取る悪党勢の討伐のために、王留美、東方、氷室が出陣。エリカも数十名と共に加勢することに
峠を巡っての前哨戦。そのまた更に前哨戦 威力偵察。連中の士気やら、装備、数を把握することで、前哨戦を少しでも優位に。というのが会合衆の考え 雇われ指揮官カン・ユーは、名目上の総指揮官である王、氷室、東方の下で作戦を練りつつ、本営でアドバイスするらしい。 敵の総指揮官は、一人。こちらは3人+1
グダグダな戦になるのは目に見えてるが、何時ものこと。互いに資金源が豊富で、傭兵を幾らでも雇える
赤字にならない範囲で首を絞め合って、目指すは有利な条件での手打ち 氷室派と喪黒派で戦力出し合って、互いに敵情を把握 味方であっても、出してくる敵の情報が信用できない。連携できない烏合の衆は御免被りたいが仕方ない
会合衆の筆頭と言っても、喪黒が全権を掌握できるわけでもない。自治都市故に万事話し合いで決まる
氷室派もまだまだ力があって、両派閥はにらみ合いながら、しかし、共通の敵と戦わざるを得ない 互いに相手に金食い虫の戦争を押し付けたいが、しかし全く戦場に出ないで兵がたるんだり、敵の情報を知らないのも不安がある 妥協の産物の軍事行動だ
エリカや薪寺まで前線に出張ってきたため、万が一のないようにカン・ユーは激突を避けてひたすら矢戦に徹する
エリカ隊と炭治郎は虹村形兆の陣の近くに布陣。3日目に雑木林に突入して、雑木林から東方の軍勢を監視する敵兵を排除する 21人(野武士級の兜首×3)を討ち取ってさっさと撤退する 氷室・東方・王・エリカ隊で、峠は奪還できないが、一定の打撃は与えた
氷室は600人の食料1ヶ月分を用意済み。遠征軍600人で峠を落とすつもり
炭治郎、形兆、東方隊は南にある砦(100人が籠もる)の攻略のために、南から前線に物資を届ける輜重隊襲撃を計画 補給ルートは形兆が調査済み 砦が輜重隊の救援や物資奪還に動けば、手薄になった砦を形兆が攻撃。動かなければ炭治郎ら襲撃側が物資を奪って相手に打撃
数日後に60人の武装役夫と24人の護衛と6人の騎兵を連れた輜重隊が現れる
20人のモブと、あさ虎吾郎・炭治郎PTで襲撃して、すぐに殲滅 敵主力は氷室派と激闘中だが、万が一にも輜重隊救援に現れないように、予定変更で砦の近くを通って形兆軍との合流を目指す 砦からは精鋭の傭兵30人(全員野武士級)が輜重隊の救援に現れ、交戦となる 一夏が重傷を負うも死者ゼロで返り討ち。11挺の火縄をゲット どうやら相手は女性ばかりで構成された火縄銃を大量に持つ傭兵団らしい 砦にいた留守部隊と死者の引き取り交渉をして撤退。隊長の空深彼方とあさぎが仇敵関係に
形兆は積極的に補給路を狙うべきと主張するが、氷室は物資と傭兵の消耗戦でかまわないと動かず
氷室は1日に双方が10人死傷する小競り合いを1年続けても問題ない地力がある 氷室勢の討ち取った敵の数、百と十。此方の死傷者 七十と二。互いに殆どが雑兵やら傭兵。このままだと戦争も長続きしそう
王留美は海賊や傭兵を呼んで、平戸に権益を奪われたくない地元僧兵とやりあっている
此方も前進は難しい。寺が城砦になってる
カン・ユーは有力者の意向に逆らわぬ範囲で、戦術が破綻しないように連絡や陣形を整えて、全体のバランス取りに徹する
彼より戦争が強い傭兵司令官は幾らでもいるが、カン・ユーは免職されずに、いつの間にか雇われ指揮官で一番の地位に
嫌がらせや注意力の分散のために、炭治郎は形兆傭兵団を後詰めに南に回り込んで敵主力の背後を脅かす
峠をゆっくり上がりながら、途中で見つけた敵陣を強襲。約20人を殲滅して4挺の火縄を奪う 既に法螺貝が吹かれたので、交戦が続いてる振りを装って敵の増援を誘い出し、やってきた増援65を迎撃 最初の強襲で54人を討ち取り、追撃はせずに装備だけ回収して引き上げる
氷室はもう少し続けたいが、他の会合衆が渋い顔をしている
タイガー道場の参戦者も、門弟には普段の生活がある(一夏やマチのように) 停戦の条件もだいぶ詰まってきた。今回は、向こうさんが峠を保持して終わり 氷室もあと半月戦ったら、陣払を行う事で合意
氷室も、薪寺も、余力は全然残している
そして氷室は一年を通して出兵できる。資金、糧食と傭兵に余裕のある氷室は、来年早々にまた兵を起こす 毎回、兵力の3分の1を担当できる つまり平戸衆と同じ回数出兵を強いられた場合、悪党側は(氷室除く)会合衆の倍の負担に耐えねばならない 今は開戦したばかりで元気いっぱいの悪党たちだけど、これから毎年のように対陣しないといけない |
+ | 480年9月総力戦 |
悪党達と睨み合っていた氷室、蒔寺、ホロ、萬田達だが、時告げ傭兵団の活躍で右翼のホロがあっという間に壊滅
戦線崩壊を食い止めるため、カン・ユーは500の兵を連れて前線へ。要請のあったエリカも出陣する
中央の氷室、右翼の蒔寺を攻める悪党軍。エリカ隊はカン・ユーの兵120と共に左翼から敵中央軍挟撃を図る
敵足軽衆200人を壊滅させるが、敵中央が500の兵を差し向けてきたため、南に引いて萬田兵400と合流 翌日に北上して進出してきた敵軍を壊滅させる方針を取る
悪党軍はホロの敗北で好機と見て雑兵も動員しての総攻撃を仕掛けてくる
敵の出方を読み誤った氷室隊は半壊、カン・ユー隊も消耗する 代わって喪黒隊と藤村隊と本田隊が、悪党と戦うために出陣 しかしその隙を突くように、平戸に海賊が襲来。東方軍と王艦隊はその抑えに掛かりきりになる 平戸に浸透してきた海賊や悪党の手先は、奉行所と本部傘下と小岩井のジャンボ達が迎え撃つ
悪党軍の総動員を察知したエリカ・萬田隊は、あさ虎と萬田隊の騎兵を中心にした100を手薄になった重要拠点に送り込む
相手の重要拠点を派手に焼いて、前線の悪党側の兵を士気崩壊させて撤退に追い込む策
炭治郎達は約500の兵で北上。400人が守る陣地を攻める
半分は水増しによる雑魚だったおかげで、炭治郎と吾郎の奮闘や珠美の指揮と突撃によりあっさり士気崩壊
再編できなくなる程度に叩いてから更に北上して、本田隊と睨み合っている敵部隊に襲撃をかける
本田隊と連動して相手の構えを3つ破って110人を倒した後、 本田隊が奪還を狙っていた波止場を守る部隊(近隣の炭焼き座の職人主体)を、交渉で退去させて拠点化を阻止
残敵の掃討と波止場の守りや南からの浸透阻止を本田隊に託してカン・ユーと合流
情報交換した後に、峠の輸送路を守る部隊を狙いに行くが、堅固な付け城があったために急遽予定変更 喪黒・藤村と戦っていた敵主力を背後から強襲。足軽300を倒し、総司令官と主力を撤退に追い込む そこで疲労困憊となったために、後背を守っていたジャンボと合流してゆっくりと退く
一方別働隊として南の敵拠点を狙っていたラーメンハゲとあさ虎は、敵の前線への援軍を二陣と迎撃の第二波まで粉砕した
総計六百近く。質は高くない。24~16。牢人と農兵。雑兵、雑卒の集まり。武者、徒士と足軽が頭をしていたが数は少ない 拠点は焼けなかったが、前線に援軍が送り込まれるのを防いで、敵司令のコンスコンの計算を狂わせた
悪党衆は、入念な準備して、各地の町や村で声をかけていた
勝ち馬に乗じようと宣伝戦 本来の攻勢はおそらく、もっと先を予定していたのだろう 予想外の大勝利に、賭けに打って出たコンスコンは準備不足にも関わらず動員した 扇動された兵員が集まって武装を整え、北上するのにわずか一日 数合わせでも、戦線の後方を守られたり、封鎖されたら、面倒なことになっていた 何かする前に全員がラーメンハゲの部隊に敗走に追い込まれた
ホロの生存と帰還。時告や傭兵が孤立
時告げは、隘路で待ち伏せれば形兆にも勝てるが、野戦では、形兆には勝つのは難しい 大規模合戦だと、機動力の在る形兆は、正面の敵に拘束されてる時告げの側面に簡単に回り込める 時告げは待ち伏せ型。または包囲戦で持久戦している敵をジリジリ削るが、 大規模合戦で味方と組み合わせるとその能力をフルに活かせる形兆は、かなり手強い相手になる
西の波止場から桔梗屋勢が南下を開始。砦の占領を図る
コンスコンが後退を開始。桔梗屋の動きを察した模様。 西の隘路の南端を封じられた場合、コンスコンは袋のネズミに。その前に、南の領土へ脱出するつもり
小岩井勢と睨み合っていた峠の軍勢も、南に退却を開始
重装備の小岩井勢は、山登りには不適 小岩井勢は増援を要請。入れ替わりに間桐の軽装歩兵が峠攻め。峠を奪還する模様。 小岩井勢は、北西の包囲網に合流 桔梗屋勢は、峠の南端に布陣。峠の軍勢が袋のネズミになりつつある ジャンボ、氷室、形兆勢が現在、封じられた敵軍を包囲中
その後、喪黒勢は、コンスコンを追尾して西の隘路をゆっくりと南下
隘路の北入口には、寄せ集めですが、兵を残して慎重姿勢 コンスコンは、兵力を温存。喪黒は距離をとってゆっくりと追尾しているので、両者の間に戦闘は殆んど起きてない まるで打ち合わせたような動きだが、両軍の間に伝令の行き来はない。暗黙の了解か 喪黒が峠を奪還すれば、この戦争の勲功1位は喪黒のものになる
コンスコン撤退。喪黒と桔梗屋と間桐が峠を奪還
峠の悪党衆は、重たい物資は全部捨てて、森を越えて身一つでコンスコンに合流する者や、 絶望的な戦いの果てに討ち取られたもの、降伏して身代金やら数年の奴婢。人質交換 ワンチャンで峠に隠れ潜んだり、装備捨てて知り合いの民家に逃げ込んだ 峠に貯め込まれた物資の殆どは失われ、装備を捨てた者達の戦力化には相応のコストがかかる
悪党衆に味方して本田隊と交戦していた丹下段平が詫び状をいれてきた
エリカと炭治郎宛に。降伏して会合衆に対して誼を通じたいらしい 炭座を潰したほうが禰豆子の商売には有利だが許す 商売敵が残っていた方が、禰豆子が調子に乗る悪癖が出にくくなる。世のため人のため本人のためになる
平戸側は喪黒の差配で峠の南に大きな砦を築こうとする
完成すると平戸勢は峠を生かした防衛や嫌がらせが可能になる 建設に要する莫大な費用は貢献度ゼロのホロが負担することになる
マキジの弔い合戦のために、氷室・蒔寺・間桐・藤村による北の残存兵力殲滅の総攻撃が始まる
攻撃開始前に敵側が機先を制して強攻開始するも、脆くも崩れ、間桐と藤村勢が追撃 そこに時告げの待ち伏せによる十字砲火を受けて、間桐と藤村隊が混乱 藤村大河戦死(未確認情報)も飛び交い、慌てた氷室が軍事アドバイザーの忠告を無視して本陣から200の兵を派遣 そこに死兵と化して最後の逆転を狙う傭兵や時告げの決死隊が襲いかかる
混乱に陥る氷室本陣だが、重傷を負った大河が不屈の闘志で藤村隊を率いて横殴りを仕掛け、氷室を窮地から救い出す
決死隊に加わった和宮梨旺と寒凪乃絵留はそれぞれ海賊砦と南の悪党拠点に逃げ込む 空深彼方と7名は平戸近郊に逃げ、他の逃亡者集団が関破りを仕掛けた時の混乱に乗じて逃亡に成功 一方、時告げ傭兵団の団長フィリシア・ハイデマンら十字砲火部隊は、間桐桜達に討ち取られた
480年の戦いの勲功1位は喪黒、2位は峠の奪還と時告げの幹部を討ち取った間桐、3位は炭治郎
炭治郎は300両の金と平戸で家を建てるのに便利な土地の情報、鉄と炭の伝手(一度使ったらなくなる)を受け取った 布陣状況・初日の状況 平戸 蒔 エリカ カン・ユー 氷室 ホロ? 蒔・ 【氷室・2時間前】 峠 帝王 ・2日目開始時点の状況 北の戦線 海賊 VS東方 時傭 不明 平戸 蒔? 氷室(半壊 半包囲 分断 カン・ユー(消耗 藤村 敵 喪黒 本田 敵300 敵増援 峠 敵200+100+100 エリカ 帝王 物資を捨てずに踏ん張っている。 →北上の準備。 敵増援 氷室 半包囲された軍勢が半壊。 蒔寺 包囲下。船団は海賊と交戦中。消息不明。 衛宮 ( 負傷--蒔寺との連絡を回復しようとして、時傭兵に狙撃 東方 南下してきた海賊と交戦中 桔梗屋 平戸を防衛中 本部流 平戸を防衛中 小岩井流 平戸を防衛中 市街戦にジャンボ出陣 奉行所 浸透した悪党衆及び海賊衆の手先と戦闘 王留美 海賊艦隊と交戦中 藤村 敵主力の攻勢を防衛中 喪黒 敵主力の攻勢を防衛中 悪党衆 此処が決戦と総動員 海賊衆 五島列島から襲来 本田 南部戦線を防戦中 ホロ ? そんな奴もいたっけ ・2日目 第一次戦闘終了時 北の戦線 海賊 VS東方 時傭 不明 平戸 蒔? 氷室(半壊 半包囲 分断 カン・ユー(消耗 藤村 敵主力 喪黒 本田 敵300 敵輜重担当部隊 峠 ↑ 帝王 エリカ 420 砦からの敵、挟み撃ちにするぞー挟み撃ちにするぞーわーわー 少数軽装 砦の敵勢 突破 ←芹沢 氷室 半包囲された軍勢が半壊。 蒔寺 包囲下。船団は海賊と交戦中。消息不明。 衛宮 ( 負傷--蒔寺との連絡を回復しようとして、時傭兵に狙撃 東方 南下してきた海賊と交戦中 桔梗屋 平戸を防衛中 本部流 平戸を防衛中 小岩井流 平戸を防衛中 市街戦にジャンボ出陣 奉行所 浸透した悪党衆及び海賊衆の手先と戦闘 王留美 海賊艦隊と交戦中 藤村 敵主力の攻勢を防衛中 喪黒 敵主力の攻勢を防衛中 悪党衆 此処が決戦と総動員 海賊衆 五島列島から襲来 本田 南部戦線を防戦中 ホロ ? そんな奴もいたっけ 蒔 時 形兆 氷室 悪党西側 喪黒 本田 補助戦力 藤村 長男と帝王 悪党主力 コンスコン ~~~~~~~~~~~~~~~~ 長男が短時間で東側を粉砕 ~~~~~~~~~~~~~~ 蒔 時 形兆 氷室 悪党西側 喪黒 本田 補助戦力 藤村 帝王 悪党主力 コンスコン 長男 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 長男達が南に回り込んで主力を殴りつける。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 蒔 時 形兆 氷室 悪党西側 本田 補助戦力 藤村 帝王 コンスコン 喪黒 長男 ジャンボ 峠 ~~~~~~~~~~~ 圧力に耐えかねたコンスコンが西南へと撤退。長男達はゆっくり圧力を掛けつつ、頃合いを見てジャンボと合流して撤退 ~~~~~~~~~~~ 蒔 時 氷室 悪党西側 本田 補助戦力 形兆 帝王 藤村 長男 喪黒 ジャンボ コンスコン 峠 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 悪党が喪黒によって分断された。 藤村によって、北西で蒔寺を包囲していた悪党衆が、逆に包囲を食らう。形兆は野戦で時告の動きを封じ続ける ~~~~~~~~~~~ 時告げ 残存悪党傭兵 補助兵力 形兆 平戸 西側 氷室 蒔寺艦隊 藤村 間桐 桔梗屋 喪黒 vs コンスコン 峠 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 本田・萬田・エリカ隊が平戸に帰還。桔梗屋と間桐が出陣。北の時告と悪党傭兵を完全包囲 氷室・藤村は生存が絶望的なマキジの仇討ちに燃えている ~~~~~~~~~~~ 平戸は峠の南端にでかい砦を築く 平戸 峠 砦 砦の裏門は、峠の間道とつながっている。 包囲されても、平戸勢は峠を伝って増援を送り出せるし、 砦から出撃したり、砦に逃げ込むで、好きなように南を荒らすことができる |
+ | 海賊砦の攻略 480年11月 |
蒔寺水軍の平戸撤退の穴埋めに、喪黒が推薦したのは張維新。海賊と取引を重ねて平戸襲撃に加わった疑惑のある男だった
張は身の証を立てるために手土産として、海賊砦の見取り図や兵力配置予想図を渡す 更に即時の砦攻略を提案し、自分が人質になった上で自分の手勢を攻略に使ってもいいと明言 会合衆は海賊砦攻略を決定する
喪黒は張を人質に取らずに自由行動を許す
今の段階で騙すつもりなら、どのみち張は、偽物。あるいは、黒幕の手先に過ぎないだろう。と喪黒は割り切ってる 海賊の大部分は勝ち馬に乗りたい略奪者。彼らにとって平戸は貯金箱 張は貿易も重視しているので、海賊が暴れて平戸が弱るのも平戸と取引しづらくなるのも困る →炭治郎によると、張の発言の7~8割が本当で残りが嘘
張と萬田(と芹沢)の手勢が海賊のいる北の入江を奇襲する
エリカ隊と桔梗屋兵200(戦闘力20)は海岸線に沿って、傭兵や野伏のいる漁港や船着き場制圧を狙う 相手は雑兵主体だったので、炭治郎はやーこの教導を受けつつ斬り込みせずに指揮に徹する 強力な達人の投入無しの小競り合いや崩しを経験しつつ、死者無しに快勝 敵300は達人の軽騎兵の励ましでそこそこ粘った末に壊走する 炭治郎はやーこの提案を概ね実行しただけだが、、部下たちへの通達や動きや強ユニットのいない戦場で決着にかかる時間など、基本中の基本は学べた
一方北の砦では、張の部下の銃兵が裏切って不意を突いたことで、海賊が皆殺しになった
他の海賊連中に対して、裏切りを咎められないよう、一人も残さなかった 芹沢に手柄を押し付けて、表向きは彼の辣腕で、見事に北の砦を攻略した事になってる 張が裏切る時は、平戸に対しても同じように振る舞うかもしれない 陸 海 陸 内陸 海 砦 砦 砦○ 海沿いの道 海岸線 港湾 海 内陸部 地峡 平戸 |
+ | 481年10月の封鎖 |
平戸が5000以上の亜人連合軍に攻め込まれて市街戦となり、更に1900が呼応した一連の戦いは平戸側が完勝する
その代償に平戸の精鋭は傷つき、武具や矢玉は損傷し、復興のために大量の物資が必要になる 亜人軍1900を蹴散らした直後に、悪党衆1300が漁夫の利を得ようと平戸中央部に上陸 川内峠南の砦の更に南にある城塞に籠もって、平戸島南部と平戸との連絡を断つ 更に悪党衆は平戸の海上封鎖を決行。物資不足の平戸を締め上げ、自分らに有利な協定を結ぶように迫る
大慌てになるエリカ。別に妥協してもさほど損害ない(但し亜人排除後に、戦功やコネクションを生かして主導権を握る目算が消える)
でも会合衆の誰も必死な彼女を見て、そんな事は想像すらできずにいる
王や張の全船団で当たれば封鎖の突破は難しくない
しかし水軍撃滅を狙ってまともに戦えば、どれだけ舟を失うか。船団を失っても損害を他の会合衆がカバーしてくれるわけではない そもそも悪党衆水軍や海賊がまともに戦うか。軍船が来たら、多数なら素早く散ってすぐに集合する 少数なら小舟の炮烙で寄ってたかって襲いかかり、沈めるか乗っ取る 外国船との商売をメインにやっているホロや東方などは、封鎖が長引くと財政と信用に大きなダメージ
市の守りは硬いが、やってくる外国船や交易船。それに会合衆保有の船は違う
沖合で遊弋しつつ、平戸の船着き場に向かう船を牽制し、襲撃している 会合衆は九州本土に米や木材の手配をしたが航路を抑えられていては一隻や二隻では近づけない 纏まって動こうとすると船も足が遅くなる。そして平戸は今切実に物資を必要としている 平時であれば、こんな海上封鎖に意味はない。多大なコストの割に、ちょっとした嫌がらせになる程度
平戸軍は、連日の奮戦に既に消耗している。加えて武器弾薬の損耗も激しい
上陸した敵は、川内峠の更に南にある中央部の城砦に籠もって、南部との連絡と流通を遮断している ※飛び道具の援護射撃が使えない状況では、接近戦までの過程でも、接近戦でも、損害が跳ね上がる。
敵は戦力を二分。港湾封鎖と水上戦や陸戦での斬り込み要員の水兵に、城塞に籠もった1300
南部における平戸の連絡、補給戦は貧弱であり、現在は、船を使った補給も難しい状況 敵の船団は、補給港を複数に分散している。かなりの数の斥候を放っており、補給線を辿るのは難しい ※敵の補給港を攻撃するにも、平戸の防衛もあるので船の戦力が足りない
仮に平戸の譲歩が避けられないとしても、ただ負けるのは侮りを受け、2匹目のドジョウ狙いの輩が必ず出てくる
敵勢力を幾つか滅ぼして、もしかしたら自分も死ぬかも知れない、割りに合わない目に合うかも知れないと恐怖による抑止力を狙うべき 七海の進言を(内心ドン引きしながら)受け入れたエリカは会合衆に、肥前の悪党衆拠点(主に富裕な馬借、造り酒屋、庄屋など)焼き討ち策を進言する 一部を焼いて平戸を封鎖した見せしめにして残りを脅し、一部には譲歩して内部分裂を誘う 数十年に渡る怨恨を買いかねない所業だが、純軍事的には有効な策 有力道場や会合衆の大部分はドン引きするが、王と有力武官達は全員賛成。氷室も渋々賛成して、可決される
もしも地侍が大々的に動員して追ってきた場合、肥前脇山党、千二百石の領地に逃げ込む
小競り合い以上の規模になると、鍋島や幕府も仲介に乗り出し、先に大々的に動員した悪党衆側が不利になりやすい ※火を付けて事態を大きくし、より上の幕府なりを巻き込んで裁定を出させる。ずるずると妥協するよりマシだよ案
平戸は部隊を3つに分ける。上陸した悪党衆1300と睨み合う1000、拠点を焼く機動力のある400、平戸襲撃に備えた留守部隊
略奪担当400の兵は、王艦隊に乗って封鎖を突破、肥前の海沿いに展開 2日で七ヶ所を襲って略奪や焼き討ちを敢行して、約4500両を奪い取る
悪党衆はやーこ率いる平戸軍を潰すために1300+800の合計2100の陸兵を平戸南部に終結させた
平戸側が掴んだ情報によると、悪党衆の経済力で集められる限界である 著しく補給に負担の掛かる陣容だが、ロックやコンスコンは短期間で平戸軍1000を壊滅させるつもり
やーこはその可能性を読んで、拠点襲撃中の400が狼煙を合図に迅速にやーこと合流できる手筈を整えるように進言済みだった
エリカ衆らはやーこの陣地近くに上陸。王の水兵120が抜けて、海賊達の上陸を手助けした悪党衆艦隊と交戦に入る 七海軍280は海賊陸戦隊800を牽制。城塞に籠もる悪党衆は海賊陸戦隊と呼応として平戸軍1000に攻勢をかけようとする
海賊衆800は七海軍とやーこ軍の合流を阻み、短時間で潰そうと攻勢を掛ける
ロックが焼き討ちをネタに悪党衆民兵のやる気を煽り、彼らを突撃させる。七海達の予想外の強襲 だがエリカ衆の士気と戦闘力もロック達の予想を超え、1時間の交戦で一方的に海賊衆200の兵が死亡して、後退を余儀なくされる もしもこの時にコンスコンが民兵だけでなく自軍の精鋭も大打撃覚悟で全軍突撃していたら、勝敗は決していたかもしれない 七海はやーことの合流を諦め、守るのが容易な隘路に後退。その動きに付け込もうとするコンスコンを上手くかわす これにより、コンスコン達が短時間で七海軍を討ち取るのは不可能となる
一方平戸では傭兵200と民兵50に軍需物資を持たせて、小岩井のとーちゃんを補佐に、タダクニを隊長にして援軍を派遣していた
城砦1300 見せかけの陣地。 川 戦闘 コンスコン 600 陣地 ワゴン やーこ1000 陣地 戦闘 七海 300
エリカ軍は兵を2つに分ける。エリカ衆100+αはコンスコンの後衛を攻撃、芹沢騎兵100はコンスコン軍を牽制
コンスコンは軍を3つに分ける。やーこの陣を攻撃する前衛(レヴィを含む)、エリカ衆を迎撃する後衛(精鋭多め)、芹沢騎兵を防ぐ抑え 突撃してきた後衛を炭治郎、シャア、あさ虎の4人で素早く100人討ち取り、動きを止める 一方、レヴィ達の攻勢はやーこ軍のジョーの部隊に食い止められるが、その射撃により脇山勢も打って出て突撃を掛けるのは断念 城塞に籠もっていた1300は勇敢な若武者のジーンの指示でワゴン陣に突撃 しかし清水や鉄砲隊から一斉射撃を浴び、短時間に約290を喪失して壊走寸前になる
芹沢は相手の攻勢をいなして、意図的に双方に損害の少ない膠着状態を作り出している
やーこ軍が攻勢に出て、平戸の勝ちがほぼ確定する あさぎは戦いながら陣形の背後に盾をおき、隊列を組んで整然と後退 瞬時に弓兵と僅かな鉄砲を配置して、ほとんど数分で対鉄砲の陣形を構築して、レヴィ達を封じ込める
そうこうしているうちに、北から平戸の援軍が接近。コンスコンは決死の突撃を敢行して援軍250を粉砕
撃破して走り抜ける事を優先したため、援軍の損耗は1割でネームドは全員無事 また喪黒の指示でお目付役として同行していた小岩井のとーちゃんは、船に身を伏せて逃亡中の敵を狙撃銃で射撃 コンスコン、ロック、レヴィ、アカハナには当てられなかったが、悪党衆の軍事的副将アサクラを討ち取った ※喪黒は援軍が破れて逃げに集中する敵軍の隙まで呼んでいた。とーちゃんに複数の狙撃銃を預けて狙撃を依頼
とーちゃんと羽原が、古参兵の協力の下に少数の兵を動かしながら射撃
敵軍の神経を削りながら脱落した敵兵に止めを刺して、砂浜に布陣した悪党衆を遠巻きに、嫌がらせの一撃離脱を繰り返す ダッチの船団がコンスコン残兵を救いに平戸の近くの砂浜へ 王艦隊がダッチの船団を狙うが、謎の船団がそれを妨害されて交戦 それでも何隻かは、悪党船団の背後を襲い、迎撃に向かった船に多少の損害を与えている コンスコン達はダッチの船団に拾われて本土へと脱出。水軍も撤収して平戸包囲も解かれる 陸★海 砂浜 悪船(大半) ?船団 コンスコン 悪船 王前衛 一部 (一部) 王船団 陸★海 羽原 とーちゃん 七海 芹沢 あさ虎
平戸島にいた悪党衆と地侍は、亜人連合が陽動で暴れた際に大打撃を受けた(メタ情報)
その際に物資の略奪等も行われた可能性が高い。上陸した肥前本土の悪党衆は彼らの支援を受けられない |
+ | 戦争の被害と戦後の状況変化 |
時告げ傭兵団30人が死亡
手練れのスナイパーが何人も衛宮に射抜かれる 数百両単位の物資がエリカ隊に奪われる 悪党衆が峠を守り抜いて和睦
ホロ隊が総崩れ。チャカが死亡。ダンがホロから離脱
マキジが死亡。大河と士郎が狙撃により大怪我 氷室隊に、傭兵や雑兵以外にも被害が出る
悪党衆は足軽505人以上、武者2人以上、銃兵数十人、少数の軽騎兵部隊が壊滅
悪党衆艦隊や海賊艦隊が、蒔寺艦隊によって何隻か沈められる 仕込んでいた平戸浸透人員や勝ち馬ライダー数百人を失う 数十挺の銃、数頭の馬、波止場に集積していた物資を喪失 峠に集積していた物資の大部分を喪失。峠の部隊の大部分は、死ぬか、装備を捨てて逃げるか、運良く南へ逃亡 西で包囲された傭兵団700は最後の総攻撃で大打撃を受け、生き残りが思い思いの方向へ逃亡 無事に逃げ切れたのは200もいないだろう 最盛期に120人いた時告げ傭兵団は、幹部が何人か死亡。モブも削られて、人数が激減する 炭焼き座の丹下党130人が平戸に降伏
平戸が峠を奪還。峠の南端に砦を建設開始
蒔寺家が平戸撤退を決定 蒔寺の水軍の穴を埋めるため、喪黒は王と険悪な関係の張を後釜に据え、王を参議会に推薦して宥める 氷室も積極的に賛成 喪黒は参議会に自派の王を送り込み、氷室は王の喪黒への不満を感じ取って王に貸しを作る
砦に籠もっていた海賊は張が皆殺しに。漁港に籠もっていた傭兵は逃げ出す。数日で北部を制圧
漁村は今後会合衆にしか海産物を売れなくなった。買い叩かれやすくなる 海賊を一掃して橋頭堡の砦を制圧したので、今後数年間平戸が外敵に突然襲われる危機は遠のいた 守りに使われていた平戸の力は外へ向かいやすくなった
コンスコンの副将のアサクラが戦死
精鋭が100ほど討ち取られる やーこ軍の追撃で、平戸にとって戦死してくれた方がありがたい悪党衆が何人か死亡 平戸の意図的な持ち上げによって、コンスコンの株が下がり、ジーンの株が上がる 但し平戸側でも、ジーン>コンスコンを信じる要人が出始める 喪黒がレヴィに300両、ロックに500両の賞金を掛ける |
+ | 会合衆の実力や思惑 |
氷室は最初から、一度で勝てるとは思ってない。また戦術的勝利にさしたる価値を見出してない
対陣を強いる事ができればいい。そこで消耗する物資と食料、武具、薬品、燃料で困窮させることが出来れば 究極的に言えば、負けずに双方が消耗させすればいい。勝とうとさえしていない 氷室がその気になれば、単独で一千。平戸軍を招集すれば、二千や三千は起こせる ただ大戦の場合、巻き込まれる村々も増えるから、限定した戦で悪党たちだけに消耗を強いている 薪寺は氷室鐘を良い奴だと信用している。正義感のある士郎も、氷室側として参戦する程度に氷室に近い
悪党との戦争は、氷室だけが望んでいるわけではなく、会合衆の大半の総意でもある。
ただ戦争のやり方については、色々な意見がある
悪党側も船を持ってるけど、小舟。平戸最強水軍は薪寺家
戦争時に、九州本土方面との連絡や移動、補給は薪寺水軍によって潰される 蒔寺水軍の撤退後は張と王が平戸水軍の役目を担うことになる
桔梗屋、本田、薪寺、ホロなんかも40~60程度は動かせる
質と量で喪黒、東方、氷室が圧倒的。エリカは最大で約70名だが最精鋭の達人がいるので特殊
王 ←嫌い 東方
喪黒 ← 怪しい 全員
東方 ⇔ 喪黒 意外と馬が合う 喪黒 ⇔ 帝王 ビジネス
帝王 ← 守銭奴 全員
帝王 ⇔ 王 ビジネス
社長 ← 危険人物 全員
社長 ⇔ 王 ビジネス
桔梗屋 ← 胡散臭い 全員
エリカ ← 油断ならない 全員
ホロ ← 480年の総力戦の戦犯 全員
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+ | ゲスト軍人や悪党衆側ネームド |
高木
佐賀の武将。出稼ぎで氷室に雇われて軍事顧問的な役割を務めていたが、気質が合わず、進言を何度か無視されたために距離を置く 氷室が危うい時も巻き込まれるのを避けて、チャンスがあれば恩を売る姿勢を崩さなかった
石橋
ホロに雇われた武芸者。口は悪いが、強く義理堅く悪評のない戦士 犬山戦争では鉄砲隊に狙われたホロを連れて離脱。敵を倒しつつ味方の陣に辿り着く 竈門炭治郎と戦うのを楽しみにしている
アニ
ホロに雇われた武芸者。サバイバル、斥候、銃、読み書きに長けている 犬山戦争では時告げ傭兵団の仕掛けた浸透からの十字砲火戦法で危機に陥るが、辛うじて脱出 ホロに相手の狙いを説明して離脱を促し、彼女自身も何とか平戸に帰り着く
コンスコン
悪党側の軍事トップ。軍事的手腕はあるが、480年の戦いでは平戸側の即応力を見誤って総動員を掛けたため、 本気になった氷室派と喪黒派の巻き返しで要衝、大量の物資、大量の精兵を失って後退を余儀なくされる 部下にアカハナ、アサクラがいる(アサクラは戦死)
レヴィ
悪党側の指揮官。鉄砲の強みや弱みを熟知した強敵 480年の犬山戦争では、エリカ隊の猛攻で退路を断たれかけて窮地に陥るが、 指揮していた部下や友軍の全てを見捨てて1人だけ丹下党に紛れ込んで死を免れる 残された110人の兵は、波止場の失陥による補給切れと本田党の攻勢によってほぼ壊滅する
ジーン
悪党側の若武者。勇敢で彼個人も取り巻きも強いが大規模戦闘での戦術眼はない 481年の戦いでは、やーこのワゴン戦法にはまって一斉射撃で部隊が大打撃 追撃で散々に叩かれるが、彼と彼の取り巻きは武勇を生かして撤退に成功している 平戸の策略で、実力以上に持ち上げられている
時告げ傭兵団
野武士級の接近戦能力と火縄銃戦術に優れた強敵 最盛期は120人いたが、犬山戦争の消耗と氷室の追求で激減。戦後は20人程度で肥前~肥後で活動中
ジョー
平戸との競争で炭焼き稼業が苦しくなって悪党側に参戦した丹下党のエース 480年の犬山戦争で友や仲間を失うが、炭治郎との交渉で全滅を免れ、 その後エリカ・炭治郎が降伏の受け入れ仲介をしたために、丹下党が路頭に迷わずに済み、炭治郎に恩義を感じている 指揮下にあった傭兵や丹下党を騙して見捨てて、1人だけ助かったレヴィに怒りを感じている 481年の戦いでは平戸側で勇敢に戦ってレヴィを食い止め、敵として戦った過去の禊ぎを済ませて信用を得る
コニー・スプリンガー
その場で自称する異名がコロコロ変わる。 ちょっとバカっぽいお調子者。さほど悪行はやっておらず、敗勢では子供が逃げる時間を稼いでから逃げ出す男気もある 軽騎兵としては優秀。普通に達人(40~
ロック
悪党。悪党衆ではなく、文字通りの悪党 スリルジャンキー。損得ではなくスリルを楽しむために命をチップに使うような男 扇動と交渉、戦略や政略に通じる |