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唯「ね、憂」

405  名無しさん@お腹いっぱい。  [sage]  2009/10/11(日) 03:25:36 ID:EC1adIPP

唯「ね、憂」
憂「なあにお姉ちゃん?」

ある夜、二人きりのベッドの中で、お姉ちゃんが私に問いかけた。

唯「私のこと、好き?」
憂「なーんだ、そんなことかあ」
唯「む、そんなことってなにー?」
憂「ごめんごめん…もちろん好きだよ、当たり前じゃない」
唯「えへへー♪」

私の手を握るお姉ちゃんの手に、キュッと力がこもる。
今日はお父さんもお母さんもいないから、二人で寝よう?とお姉ちゃんが提案したのはもう何時間も前になる。
二人で他愛ないおしゃべりをしている間に、もうこんな時間だ。

憂「お姉ちゃん、そろそろ寝ようか」
唯「……」
「お姉ちゃん?」
唯「スー…スー…」

お姉ちゃんは静かな寝息を立てていた。ついさっきまで元気にしゃべっていたのに、もう寝入ってしまったらしい。

憂「…お姉ちゃんらしいね」

私は半ば呆れながらお姉ちゃんの顔を見つめた。
長いまつ毛、ぷにっとしたほっぺた。私とは違ってふわっとした髪。そして…柔らかそうな唇。
まったく、全部かわいいから困ってしまう。
その魅力的な寝顔に見とれていると、その唇がゆっくりと動いて、なにか言葉を発した。

唯「う…」
憂「う?」
唯「う…い…」



406  名無しさん@お腹いっぱい。  [sage]  2009/10/11(日) 03:32:32 ID:EC1adIPP

私は思わずドキッとしてしまう。その表情にはいつものようなかわいさと同時に、大人っぽさも漂っていたから。
高まる心臓の鼓動を感じながら、私はお姉ちゃんの体に自分の体を重ねて、その耳に顔を近づけた。

憂「私、お姉ちゃんのこと大好きだよ。だからこれは…そのしるしだからね」
唯「ん…」

私はお姉ちゃんに口づけをした。とは言っても初めてだったし、あまり上手くはできなかったけど。
お姉ちゃんの唇は、甘く、優しい味がした。ちょっと恥ずかしいけど…これがキスの味ってやつなのかな。
私はそのままお姉ちゃんの体の上で目を閉じた。お姉ちゃんの柔らかさと温かさが感じられて、とても幸せな気持ちだった。

憂「お姉ちゃん…だい…すき…だよ…」

そのまま私は眠ってしまった。…本当はお姉ちゃんは起きているということにも気付かずに。

5分後

唯「ふぅ、憂ったらいきなりあんなことするんだもん、びっくりしちゃったなぁ…
 でも憂、ありがとう。私も大好きだよ…チュッ」


終わり
最終更新:2009年12月14日 23:02
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