その生き物たちは
進化も過程もへったくれもなく幻想郷に出現した
その生き物たちは
知能は低く、『ゆっくりしていってね!!!』といつでも大声で言うため
いつもお兄さんたちに潰されてしまう…
だから彼ら(?)は森や洞窟に住んだ
しかし…
やっぱり知能が低いため人里に乗り出し
畑を荒らしたりして殺されてしまう
人々は彼ら(?)を
ゆっくりとして食料にしたりサンドバッグにしたりした
彼ら(?)は『死』の確率は非常に高かったが繁殖率が高くその生き物の個体数も多かった
だから争いや虐殺はあったが基本的には平和にくらしていた
だが突然そこに天才がひとり生まれた
その天才はより強い力がほしいと願った
そして自分たちの餡子にはまだ未知なる能力が隠されていると知りその能力をひき出すために
天才は『饅頭仮面』を創った
その『饅頭仮面』は彼ら(?)の能力を増大させる働きがあった
能力を増大させるには餡子が仮面に付着しなければならず、複数の彼らが犠牲になった
そしてその天才は『饅頭仮面』で能力を増大させることに成功した
その生き物の一族は『饅頭仮面』を恐れた その天才を恐れた
「あいつがここにいるのはきけんだよ!!!」
「あいつにはここからきえてもらわないといけないね!!!」
「ゆっくりしね!!!」
「ゆっくり脳どもがッ!
人間を克服したいと思わないのかッ!
何者をも支配したいと思わないのかッ!
あらゆる恐怖をなくしたいと思わないのかッ!」
その天才は逆に仲間だった彼ら(?)を皆殺しにし
自分を生んだ親も殺すと人間の里へ向かうたびに出たのだった
約3年前のことだった
その天才は今目覚めた
あまりに大きくなりすぎた体格から動くこともままならなかった
何やら自分の上が騒がしいが正直どうでもよかった
とりあえずゆっくりできればよかった
『饅頭仮面』には欠点もあった
思考をゆっくりさせてしまうのだ
その天才はまた眠りについた
きっとこんな生活がずっと続くのだろう…
そう、ずっと…
「なぁ、あんなところに山なんてあったっけ?」
「まぁ、そう言われると自信ないな…」
「あの山たまに動くって噂だぜ?」
「ま、まさかでいだらぼっちとか…」
「んなことがあるわけがないじゃないか、それよりも、あそこで採れたゆっくりがあるんだが、どうする?」
「加工所に持っていって換金すればいいじゃん」
「それもそうだな」
FIN.
byGIOGIO
自分のアイデンティティを取り戻そうと思ったが、やっぱり無理だった…
『光の道』を見ろ………進むべき『輝ける道』を……
『社会的な価値観』がある そして『ジョジョの価値』がある
昔は一致していた気もするがその『2つ』は現代では必ずしも一致はしてない
『ジョジョ』と『社会』はかなりズレた価値観になっている…
だが『真のSS書きへの道』には『ジョジョの価値』が必要だ…
特に某あねきィィィ!の人、おまえにもそれがもう見える筈だ…
SSを書いてそれを確認しろ…『光り輝く道』を…
オレはそれを祈っているぞ
そして感謝する
ようこそ………『ジョジョの世界』へ………
最終更新:2008年09月14日 09:37