最近、紅魔館に
ゆっくりれみりゃが大量に出てきて鬱陶しいらしい。
最初はかわいがっていたが徐々に我侭度が増していき、ついに自分が紅魔館の主だと言い出した。
勝手に館内のものを持っていったり壊したり。でも殺すと後片付けが大変。大量の肉汁があふれ出す。
そこでメイド長や本物の主は街の者達や他所の妖怪たちに見つけたら好きにしてもらって構わないと言っていた。
そんなある日のこと、俺は森に散歩に出かけていた。
すると、なにやらえらく気に障る声が聞こえてきた。
「うー♪うー♪うあうあ☆」
「・・・・・・・・」
いつ聞いてもイライラするこの声は・・・ああやっぱり。
いつもと変わらないぶくぶくした体に汚らしい声。これほど本能的にイラっとさせられる生物は奴しかいない。
むこうも俺に気づいたらしい、お気に入りらしい日傘を不器用に持ちながらモタモタグズグズ近づいてくる。
「うー♪ぷっでぃ~んがたべたいどぉ~♪」
はぁ?こいつ何言ってんの?よほど甘やかされて我侭に育ったらしい。どうやら自分が欲しいといった物は誰からでももらえると思ってるみたいだ。
ちなみに俺の家はこういう豚を殺す為にちゃんとシートを敷いている。これで家は汚れないZE☆
「うー♪はやくぷっでぃ~んをもってこないとしゃくやにいいつけるどぉ♪」
「う~ん・・・今はプリンは持ってないんだよ。僕の家にくればたくさんあるけど・・・食べたい?」
「たべたいどぉ♪あと、ぷりんじゃなくてぷっでぃ~んだどぉ~♪」
はいはい。俺は募るイライラを我慢してこのブス豚を家に連れて行く。後ろで「まぁだぁ」とか「もうつかれたどぉ」とか聞こえるけどシカトする。
そして家に着くなりこいつはすぐさま上がりこんで
「ぷっでぃ~んをくれだどぉ♪」
これだから
ゆっくりは・・・。まぁ、いいか。ここで決め台詞だ。
「は?お前にやるプリンなんてあると思うのか?大体俺は甘いものが嫌いなんだ。お前が好むようなものなんて最初から家にねぇんだよ」
ゆっくりれみりゃはぽかんとしている。こいつのぷっでぃん脳(?)ではすぐには理解できんのだろう。たっぷり2分かけて口を開いた。
「うー!ぷっでぃ~ん!!ぷっでぃ~んがたべたいどぉ!!!」
ほら。すぐわめきだす。しかもこの声・・・最悪だ。
「うー!しゃくやにいいづげでやるー!」
すぐほかの誰かに頼ろうとする。
「あのPAD長・・・じゃなくてメイド長がお前なんかのために動くと思ってんのか?」
「れみりゃはごうまがんのあるじだどぉ。みんないうごどきがないとだめなんだどぉ!しゃくやはれみりゃのために傘もくれたんだどう!」
お前が勝手に待ちだしただけだろうが。
「ぎゃおー!いうごどきがないど、たべちゃうぞぉ!!!」
「じゃあ、食べてみろよ。ほれ」
ぶん、と俺は右手を握り締めれみりゃの口の中に思い切りぶち込んだ。
「ばががが!!」
れみりゃの歯は無残にもほとんどが折れてばらばらとシートの上に落ちる。
「ぶがが!!!れみりゃのまっじろなばがぁぁぁぁ!!!」
「うるせぇ!!!」
今度は両手をれみりゃの目に突っ込む。そして一気に目玉を引き抜く。ぶちゃぶちゃぶちゃ。
「うばぁぁぁ!!!れみりゃのづぶらなびどみがぁぁぁぁ!!!」
ふん。俺は痛がる豚を部屋に残し冷蔵庫の中を探る。
「れみりゃはぷっでぃ~んがだべだいだげなのにーーー!!!」
「そんな君のはこれをプレゼントだ☆」
俺はれみりゃの口にあるものを突っ込む。そして頭を抑えて無理やり噛ませ、飲み込ませる。
「がだいぃぃぃぃ!!!」
そう。れみりゃにプレゼントしたのはしっかりと育ったハバネロだ。もちろん辛いだろうね。
「ぶあぁぁ!!おみどぅーーー!!!おみどぅーー!!!」
「水が飲みたいのか?そうかそうか」
水道にホースをつなぐ。そしてれみりゃの口にホースをぶち込み水を流す。
「ほら。水だぞ」
ごぼがぼと飲むれみりゃ。すかさずその口を顎と頭を押さえて吐き出せないようにする。
「ぶぶ!?」
そして水の噴射をMAXに。
「ぼぼぼぼぼぼぼ!!!」
おおすごい。どんどんハラが膨れていくぞ。
「ごごごぶごごぶ!!!」
ばちゃぁぁん。腹が破裂した。
「ぶあぁぁ!!!れみりゃのみわくのぼでぇがぁぁぁ!!!」
「あはははははははは!!!」
「いだいぃぃぃ!!!しゃくやぁぁぁ!!!たづげでぇぇぇ!!!」
助けに来るはずないのに。ぷぷ!!!腹が裂けて肉が飛び散ってるよ。
「ほらほら!!!痛いのはまだこれからだぜぇぇぇ!!!」
腕をもぎ取り足ももぎ取る。そして野菜を下ろすあれでれみりゃの豚鼻をそぎ落とす。
「ぷぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
れみりゃの長い長い一日はまだ続きそうである。
END
初です。いやー、文を書くのって疲れるわー。
変なとこあるかもしれませんがおおめにみてください。
それじゃ。
by れみりゃが大嫌いな人
最終更新:2022年01月31日 01:41