たまには普通に虐めてみる。
「ゆ~ゆゆ~♪」
森を歩いていると
ゆっくりれいむを見かけた。どうやらえさを集めているようだ
花やらバッタやらを口の中に収めている。
「ゆう!こんなところだね!ゆっくりかえろうね!!」
そんなことをいいながらぴょんぴょん跳ねて移動するれいむ。
独り言の多いやつだなぁ。
そんなことを考えながら俺はれいむの後をこっそりつけていった
ああ、ちなみに俺は虐待お兄さん。鬼ってほどじゃないけど虐待は大好きさ。
たまにゆっくりを蹴っていじめるとすっきりするよね。
「ゆ!!ただいまだよ!!」
そんなことをいいながら巣の中に入っていくれいむ。きちんと入り口を木片や草で隠すのも忘れない。
巣は少し膨らんだ地形の地面を掘って作られていた。おそらく自分で掘ったのだろう。
雑草で少々分かりにくいように出来ており、なかなかよい巣であった。
ゆっくりは木の根元に作ることが多いのだが、このゆっくり一家はそういうわけではないようだ。
俺は位置を確認するといったん家へと帰っていった。
しばらくしてスコップを持って、また巣のところに戻ってくる。
こっそり入り口を少し開けて声を聞く。
「ゆっ、ゆゆっ」
「ゆぎぃ!」
「はんてい、れいむのかち!!」
「ゆ~、おねえちゃんつよい~」
どたばたとする音と騒ぐ声。どうやら相撲をやってるようだ。
全員いるようだが…ゆっくりという名前なのにゆっくりしてねえな、こいつら。
俺は近くの土を掘り、それをまず入り口にかけて固める。
完全に固まったのを確認すると巣の屋根に当たると思われる部分を軽く掘ってスコップで叩いた。
「ゆ、なんだかおかしいよ!!」
「なんだかやねがくずれてくるよ!!」
「やねさんゆっくりしてね!!」
「みんな!!きけんだからだっしゅつするよ!!おかあさんについてきてね!!」
下から声がする。俺が土を叩いているので崩れだしたようだ。しかしこいつら声でけえな。
声を確認しながら大体の巣の形を把握。騒ぎながら移動するので結構楽である。
どんどん
「ゆゆ!!いりぐちがあかないよ!!」
「どうじでー!!」
「このままじゃゆっくりできないよ!!」
入り口辺りで騒ぎ出すゆっくり達。そしてその上を掘ってさらに恐怖をあおる俺。
そろそろかな
俺は入り口辺りの屋根の部分と思しき所を思いっきり踏みつけた。
「ぶぎぃ」
「ゆ」
一気に崩れる土。声的に親れいむ辺りがつぶれた音か。他にも一匹つぶれたようだ。
「おがーざんがあああぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」
「おねーぢゃーーーーん!!!!!!!!!!!!」
その光景を見たのか叫ぶ子ゆっくり。よしよしいい感じだ。
「ここじゃあぶないよ!!さっきのへやにもどるーー!!」
「れいむももどるー!!」
「ゆっくりしたいよーー!!」
一気に崩れた光景をみたためか移動していく声。どうやら入り口から奥の部屋に戻ったようだ
普通なら掘り進んでも入り口にいるのが正しいのに…さすが餡子脳。
声が移動するのにあわせて地面を叩いて崩落させる俺。それほど厚くないので思ったより簡単だった。
「やめでーーーーー!!!!」
「やねさんゆっぐりじでね!!!!」
「ゆっぐりでぎないよ!!」
あるていど入り口を埋めた辺りでストップ。さすがに疲れた。
「ゆううう、やっとおさまったよ」
「やっとゆっくりできるよ」
「ゆっくりしようね」
どうやらゆっくりし始めた子ゆっくり達
さっき親が死んだのにもう忘れたのか
しばらく休憩してからまた軽く屋根の部分を掘る。今度はゆっくりしてるからか子ゆっくりはきづいてないようだった。
だいぶ掘り進んだしこんなとこかな。
「せー…の!!」
ぼすんっ!!
『ゆびぃ!!』
思いっきり踏みつけると部屋の部分の屋根に当たるところが一気に大崩落を起こす
その影響で全ての子ゆっくりが巻き込まれた。
「こりゃすげぇな」
崩壊した巣から這い出しながらそんな感想をもらす。
苦労して掘った巣がこうやって一気に壊されるとはゆっくりも思わなかっただろう。
「あー、でも結構重労働だったわりにはあんまり苦しめられなかったか…」
疲労感から近くの地面にねっころがる。
さすがに二度とやる気は起きそうになかった。
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思いついて一気に書き上げた作品です。
人間に従うゆっくりの群れネタを書いてたら、スレで協定話が盛り上がってたらしく
それ関係のネタがたくさん出てきて結構かぶってしまうという状態に
もう少し早く書き上げればよかった
ゆっくりした結果がこれだよ!!
過去作品
巨大(ry
餌やり
ゆっくり対策
巨大まりさ襲来
最終更新:2008年09月20日 01:14