その他 死を前にして

死を目の前にしてゆっくりまりさは焦っていた。
自分には子どもがいないのだ。今まで放埓な生き方をしていた。
綺麗なゆっくりを見つけては適当な事を言ってすっきりしてきたが、
自分の子どもと言えるゆっくりは誰もいなかった。
昔に抱いたゆっくりれいむが風の噂ではお母さんになったと聞いたが、
自分の子ではないかもしれない。
誰でも良い。ゆっくりまりさはすっきりの相手を探していた。

「じゃじゃーん」

ゆっくりまりさは三つ編みの可愛いゆっくりを見つける。
「ゆっくりしていってね!」
「じゃじゃーん、ゆっくりさせてね!!」
「きみ、かわいいね。まりさとすっきりしない?」
「すっきり?」
「そうだよ。とってもきもちがいいんだよ」
「じゃじゃーん、すっきりする!!」

ゆっくりまりさと三つ編みのゆっくりは体をこすり合わせすっきりした。
「あのね。まりさ、すっきりしたのはいいんだけど」
「どうしたの?」
「じゃじゃーん、まりさ、もうしんじゃいました」
「ゆ?」
「じゃじゃーん、ゾンビまりさたんじょー」
馬鹿にしたような言葉にまりさはイラッとする。
「なにいってるの?ゆっくりせつめ・・い・・し・・・・て・・・ねぇ・・・・・」
ゆっくりまりさは身体にダルさを感じている。
「まりさ、おなかすいたー。なにかえさとってきて。じゃやーん、まりさしゅつげきー」
「ゆ・・・?どうじで・・・・まりざがめいれいを・・・・わがじまじだ・・・ゆゆ!!」
「じゃじゃーん、まりさはおりんのあやつるゾンビなのでおりんにはさからえないの」

死を目の前にして焦っていた。
誰でも良かった。しかし、
しかし何だろう?何がいけなかったのだろう?いや何を焦っていたんだろう?
思考が溶ける。ゆっくりおりんの言葉だけしか聞こえなくなる。
ゆっくりまりさの思考は消え、ゆっくりおりんのいう事だけを聞くゾンビができた。
今日もゆっくりおりんのために餌を運ぶ。
何かおなかの中に違和感を感じる。何でだろう?でも今はおりんの言う事しか聞こえない。
何週間かしてゆっくりおりんの子どもがまりさのお腹から生まれる頃にはおりんとすっきりした事をまりさは思い出すだろうか








~あとがき~
ゆっくりおりんが余りに可愛かったんでつい
お燐VS小町VSチルノでスーパーあたい大戦Zしたい
お燐VS小町VSチルノでスーパーあたい大戦Zしたい
大切な事なので二回言いました
by118


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最終更新:2008年09月28日 21:00
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