ド口ワ系1 外道教師録

※警告、ドロワの中の設定を使用しております。
















学会は建前でしかない倫理観を盾に、私を命を弄ぶ外道だと評し、学会から私を追放した。
その際、口外できない実験の細部を知る私には幾ばくかの金銭が渡された。
こんなものを貰っても、もし新聞社が私にある程度の実験室とゆっくりれいむとゆっくりまりさを二匹ずつ与えてくれるという交換条件を提示したならば、
喜んでその実験の細部、それも食品業界やペット業界との癒着まで包み隠さず話したというのに。
新聞をはじめとしたマスコミは愚かにも私をそういった黒い噂の原因だとした。
学の無さそうな男が、あんパン片手に雑誌を読みながら私を『酷い女だ』と言った時はさすがに笑ったよ。
君の食べているそのあんパン、パッケージに国産の餡子と書いてあるね。その通り、餡子は国産だよ。だけど、小豆や砂糖なんてものは使ってない。
その餡子は君の足元でパンくずをねだっている。そのゆっくりれいむ達から抽出されたものだ。
私は腸がひっくり返りそうになった。私がやってきた事なんて対した事無いじゃないか、
それと同時に、自分の中で黒いものが動き出す。


学会からの金を食い潰しかけた時、ある学園の保険医と言う退屈そうな仕事が舞い込んできた。
私がそれを二つ返事で了承したのは、研究施設が手に入る事、ゆっくりが手に入る事、それだけだ。
退屈な職場で一服すら禁じられて、タバコを吸うにはイチイチ、外に出なくてはいけなくても、
まぁ、タバコは・・・。
ベッドをずらし、地下へと続く階段の入り口を開ける。
同僚には私が地下にいる事を知らせるために、目印を残しておく。
私が携帯灰皿を机に残していけば、それは地下にいるという合図だ。


さて、地下の実験室には何匹かのゆっくりがいる。
実験の為に使われる個体もいれば、ただ単に雑用係として飼われているものも、
タバコに火をつけ、一服する。灰皿?ここには無いよ。
さっき、私は自分の灰皿は保健室の机に置いてきてしまっただろ?
そう、ここには灰皿なんて無い。
床に灰を落とすと、生まれて間もないゆっくりまりさがすぐにそれを食べにくる。
「あちゅい、あちゅい!!」
舌足らずな声で灰を一生懸命口に運ぶ。
ここは私のオフィスだ。もちろん食えるような上等な芝生は無い。
何か口に入れようにも、ここには紙すらない。データは全てパソコンを使って管理しているしね。
書籍は別の部屋に保管してある。一応、私も可燃物の多い部屋ではタバコは吸わないようにしているんだよ。特に書庫はね。
だから、このゆっくりまりさを始め、ここで飼われている何匹かが口にするのは私が出すゴミか灰か、餓死した同属ぐらいだ。
この前なんて傑作だった。ゆっくりアリスなんだけどね。
ゆっくりまりさをレイプして、妊娠して動けなくなってる内に食べてしまったのさ。
栄養状態が非常に悪く、蔦すらまともに生えてこなかったけどね。奇跡的に子は無事でね。
それが今、必死に灰を食っているこのゆっくりまりさだ。
「おねえちゃん、おなかすいた。なにかちょうだい」
私は吸殻を落としてやる。もちろん火なんか消すものか、
まだ煙が出ている吸殻をゆっくりまりさはパクリと食べる。
吸殻より少し大きいぐらいだというのに。
「あぢゅい!!!まりざのじだ、じだがもえりゅ!!!」
ゆくりまりさのダンスだ。舌を出してあっちへこっちへ。
上手い上手い、そうそうもっと飛び跳ねて、ああ、んー・・・飽きたな。
その内、痛みで死ぬだろう。私は吐き出された吸殻を拾い。まだ踊っているゆっくりまりさに押し付け火を消す。
吸殻だけ持って部屋を出る。ようやく部屋の隅にゆっくりアリスが動き出す。
そして、死に掛けのわが子をペロリと食べてしまう。
「ゆぐぐぐぐ、とかいはのありすのいちぶになれてよかったね」


私は薄暗い廊下を歩いていく。あいにく私のラボは一番奥でね。
これは実験内容を誰にも知られたくないからだ。
当時の助手に研究を手伝わないかと連絡を取ってみたが、
一人は学会の圧力に怯え、もう一人は精神を病んでしまっていたらしい。
そういえば、彼は餡子が落ちないなどと、何もついていない手を延々と洗っていたな。
ゆっくりを殺すガスの実験の時を境にだったかな、200匹もいたゆっくりれいむやゆっくりまりさ達が死んでいく様は壮観だったよ。
ゆっくりパチュリーなんかは真っ先に死んだな。急に生クリームを噴出して、すると周りが慌てるんだよ。
次は身体の小さいものから死んでいった。餡子を吐き出し錯乱しながら壁や仲間に体当たりするものもいた。
母親のゆっくりれいむはもう死んだ子たちを口に入れ、必死に逃げ回っていたよ。
10分もすれば部屋のゆっくりは全滅したね。最近売り出されたゆっくり用の護身用ガスがそれに実験から生まれたのさ、
あの非致死性と言われているガス、『迷惑な来訪者にキツイ一撃』とかいうキャッチフレーズだったかな?
商品化されたスプレーの中身と実験室で使われたガスは全く同じものだよ。
だから10分間以上、あのスプレーをゆっくりに噴射し続ければたいていのゆっくりは死ぬ。
人体に影響さえなければ、ゆっくりの事などどうでも良いのさ。
しかし、彼は惜しい。かつては自分の実績のためにはゆっくりの命など湯水の如く使っていたというのに、


一人で研究と言うのは何かと不便だ。
ラボに入ると、ゆっくりれいむがすぐに私の足にじゃれてくる。
愛玩動物として飼っている人はこういう所が可愛いらしい。
「おねーさん、もうすぐれいむ、あかちゃんがうまれるんだよ」
ゆっくりれいむの頭からはにょろっと茎が伸びている。
植物型妊娠というやつだ。
「あ、おねーさん、ゆっくりしていってね!!」
ゆっくりまりさも私を見つけると跳ね寄ってくる。
このゆっくりまりさもまた植物型妊娠している。
安全で餌が確保しやすい場所ではカップルが同時に妊娠をし、多く子どもを生む。
だが、餌の量に対し生まれてくる子どもの数は必ずしも適正ではない。
多くの場合は早とちりや勘違いだ。たまたま餌が多く手に入り、たくさん子どもを生んでみたら、
実はその量を確保できるのは一ヶ月に一度か二度程度だった。なんて事はよくある。
ここではそんな事はないが、
「おねーさん、おなかすいたよ!」
「まりさもゆっくりおなかがすいたよ!!」
「ああ、だから?」
ゆっくりたちは考え込む。
「だ、だから、れいむたちにごはんとれるようにして!!」
「おねーさんはゆっくりしないでね!!」
こいつらに下手に出るとか言う考えは無いのだろうか、
少し笑ってしまいながらも、いつものようにしてあげる。
ゆっくりれいむはゆっくりまりさから伸びた蔦を噛み、勢いよく引っ張る。
今度はそれの逆だ。そしてお互いにそれを食べあう。
十日前だろうか、妊娠後一切養分を与えなかったらこのザマだ。
今では「赤ちゃんができた」とは言うものの自分の頭から生えているものがそれとは分からなくなっているのだ。
学会にいた頃も自分の子を食って生活する親まりさの記録は見た事がある。
絶食実験はいいな。思いも寄らぬ方向に転ぶ。
元々、親子の情愛なんて言動ほどは厚くないのだ。
人はよくゆっくりは親の子情愛が深いなどと言うが、それはただ自分が理解できる言葉で子を愛でているゆっくりを見て勘違いしているだけだ。
ああ、もう結構、ある意味安定した食料を得てしまった。この組み合わせでの絶食実験はこれで打ち止めだ。
このゆっくり達はあとで校舎に放しておこう。誰かが殺してくれるだろう。
さて、次の組み合わせはどんな喜劇を見せてくれるだろうか、




















~あとがき~
ネチョなしでドロワの中設定、
登場キャラは保健室の千夜先生です
ま、自分なんですけど
書いての感想は馴染む。の一言
えーりん実験室でいうとえーりんよりもてゐに近いタイプです

ドロワの中の感想
あまりみんなが思っている明るく楽しい千夜先生とは違うかもしれませんが
とりあえず、こんな感じでいかがでしょうか

by千夜(118)

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最終更新:2008年09月30日 23:44
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