ゆっくりいじめ系1169 ゆっくり転生

ゆっくり転生(前)



時代は現代の日本で数年前にゆっくりが発生したという設定です。
初投稿にて至らない点も多いかと思いますがどうかご容赦ください。

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ある日俺はネットで面白いサイトを見つけた。
そのサイトによるともうすぐゆっくり達の異常発生により世界が滅ぶらしい。
滅亡後の世界で生き残るためにはゆっくり達と契約し使役するしかない、と。
そしてそのサイトではゆっくりと対話し仲ゆっくり(仲間のゆっくり版らしい?)
にするための”ゆっくり召喚プログラム”がアップロードされていた。
トンデモな話だが最近やったゲームに似てて面白そうなので試すことにした。



それからしばらくして俺は学校の裏山に到着した。
ゆっくり達は基本的に街中には下りてこないので山の中のほうが見つけやすい
(当初街中にも出没していたが殺されまくって人前に出なくなった)
裏山に来てから10分くらい経った頃、2匹のゆっくりを発見した。れいむ種とまりさ種1匹づつだ。
俺は早速ゆっくり召喚プログラムの『翻訳』機能で会話して見ることにした。
一般的に人の話を聞かないと言われるゆっくり達だが
実は同じ台詞でも微妙な発音の強弱により同じ発言でも意味が異なってくるらしい。
そのため一見会話が通じているようで通じていないためゆっくりは話を聞かないと思われているのだそうだ。
「「ゆっくりしていってね!」」
ゆっくり達がお決まりの台詞を喋る。一見ただの挨拶だが召喚プログラムは適切に翻訳をしてくれた。
(以下『』内は翻訳した内容)

『その姿…キサマ人間か?』
『何をしに来たのか知らないけど私たちは争う気は無いわ』

なんと、”ゆっくりしていってね!”の一言にこんな意味が含まれていたとは!
俺は感動で踊りたくなる気持ちをこらえこいつらを仲ゆっくりにするべく交渉して見ることにした。
「俺もお前たちに危害を加えるつもりは無い、ただ仲ゆっくりになって欲しいだけなんだ」
俺の言葉をプログラムが翻訳する
『ゆっくりしていこうね!』
…今の台詞をどう翻訳したらこうなるのか。本当にこれで通じるのか?
二人はひそひそと話し合っていたようだがやがて俺に答える

「おにーさんかわいいれいむ達にたべものよこしてね!」
『ワシらに協力して欲しいのなら貢物をよこせ!まずは食べ物じゃ!』

…この辺は翻訳する必要ない気がするな。だが見返りを求めてくるのは想定の内。
交渉用にもってきたお菓子をゆっくりたちに渡す。

「むしゃむしゃ…うめ!これめっちゃうめ!」
『これはなかなかいけるのう…だがこれだけでは足りん!もっとよこせ!』

俺はゆっくり達の望むままに食べ物を与え続けた。だがゆっくり達は欲深く際限なく食べ物を要求する。
やがて2匹は俺の持ってきたすべてのお菓子を平らげてしまった。
…このお菓子で10匹くらいは仲ゆっくりにする予定だったのに。

「おにーさん早く新しい食べ物もってきてね!」
『もう食べるものは無いのか?はやく新しい食べ物をもってこい!』

これだけ大量のお菓子を食べておきながらさらに食べ物を要求するゆっくり達。まさかこいつらDARK SIDEなんじゃ…
餌による交渉は無理と判断し武力によって仲間に引き入れることにする。
俺は懐からエアガンを取り出しゆっくりに銃口を向ける。

「ゆゆ?おにーさんなにしてるの?」
『なんじゃ?話がしたいのなら銃をおろすのが礼儀じゃぞ?』

俺は無言でゆっくり達の足元に銃をなんどもぶっぱなす。

「あびゃびゃびゃびゃびゃ!やめてね!痛いののやめてね!」
『ワオーン!ヤメテクレヤメテクレ!』
「ごべん゛な゛ざい゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!ま゛り゛ざだぢがわ゛る゛がっ゛だでずぅ゛ぅ゛ぅ゛!」
『貴様に従う…だから現世から消さないでくれ…!』

どうやらゆっくり達を仲ゆっくりにするためには友好的に接するより威圧的に接したほうが良いらしい
やはり自分より低LVの奴を仲間にするには力でねじ伏せるに限る。
その後もであったゆっくり達に威圧的に接することにより計10匹のゆっくりを仲ゆっくりにすることに成功した。
仲ゆっくりにする時力づくだったためかゆっくりたちは皆傷ついていた。
最初に交渉したゆっくり達は足に当たる部分が擦り切れ焦げていたし、他にも目を潰されたもの(俺に)
髪の毛をむしられたもの(俺に)、全身打撲で息をするのがやっとのものだ(俺が殴ったから)
だが生きてさえすればいい、俺の本当の目的はゆっくりを仲ゆっくりにすることではなかったのだ。
俺は仲ゆっくり達を連れて例のサイトに紹介されていた”永遠の館”へと向かった。

















ゆっくり転生(中)



”永遠の館”はテナントビルの3Fにあった。
周りを見渡すと俺と同じゆっくり召喚士が沢山いる。
一見普通の青年やいかにも虐待お兄さん風など風貌は様々だったが
皆奇妙な形のゆっくりを連れていた。頭に角を生やしたもの、皮膚が岩のように硬いも…etc。
俺はこれらのゆっくりがゆっくり合体で作られたものだと気づいた。
「”永遠の館”へようこそ。あなたもゆっくり合体をしにきたのね」
店員が俺に話しかける。てっきりサンタのように髭を蓄えたおじいさんかと思ったが
店員は若くてきれいな女性だった。
「あ、はい…ここに来るのははじめてなんですけどいいですか?」
「もちろんよ、最初に他の人が合体させるのを見るといいわ」
彼女が指差す方を見るとちょうど虐待お兄さん風の男がゆっくり合体を行い始めたところだった。
巨大な二つのビーカーのようなものにゆっくりと別の生き物をそれぞれ入れている。
「やめさない、とかいはのわたしはこんなせまいところはにあわないんだわ!」
お兄さんはゆっくりありすとゴキブリを合体させていた。
てっきりゆっくり同士を合体させるものだと思っていたが違うらしい。一体どんな生き物が誕生するんだろう…
合体装置がビカビカと光り、ゴロゴロと音が鳴る。

「い゛ぎや゛あ゛あ゛あ゛あ゛!あ゛り゛ずの゛か゛ら゛だ゛が゛あ゛あ゛あ゛!」
『ワレハ ヨウチュウ ゴキアリス コンゴトモヨロシク…』

装置が動きを止めた後出てきたのはソフトボール並みの大きさのゴキブリだった。
普通のゴキブリと違うのは大きさだけでなく腹にゆっくりありすの顔がついている。
ぶっちゃけかなりキモい。子供が見たら絶対トラウマになるだろう。

「ごん゛な゛がら゛だは゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛!も゛どの゛がら゛だに゛も゛どじでえ゛え゛え゛え゛!」
『強靭ナ体ヲ手ニ入レルコトガデキテアリスウレシイ』

召喚プログラムはありすの言葉を翻訳する。いや絶対そんなこと喋ってないだろ…
「ごん゛な゛どごででい゛っ゛でや゛る゛う゛う゛う゛!」
ゴキアリスの様子を見ていたが大きくなって耐久力が増した分、体が重くなって動きが遅くなっているようである。
虐待お兄さんから逃げようと無様に足を動かすが亀のように歩みが遅く簡単に捕獲されてしまう。
虐待お兄さんは素手でそのゴキをつかむとあっさりと壁に叩きつける。
「い゛ぎゃ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!い゛だい゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!」
それを見て虐待お兄さんは微笑む
「よし、これでひどめに虐待しても死ななくなったな。これからは今まで以上にしっかりと虐待してあげるよ」
虐待お兄さんはゴキを持ってきた虫かごに入れるとスキップしそうな勢いで帰っていった。

「次は僕の番だね」
虐待お兄さんが帰った後温和そうなお兄さんが現れた。仮にゆっくり愛でお兄さんとしよう。
愛でお兄さんはゆっくりれいむと花を装置に入れ合体させる。
すると花のようにきらびらかなれいむが現れた。
「ゆっ!みてみて!れいむすっごくきれいになったよ!」
「よかったねれいむ」
愛でお兄さんもれいむも嬉しそうにしている。
だがれいむは愛でお兄さんに近づこうとしてあることに気づく
「ゆっ?れいむうごけないよ」
れいむの下腹部は植物のように根をはっており鉢植えのなかから抜け出せないようになっている
「なにこれ!?おにーさん、れいむをたすけてね!」
愛でお兄さんは相変わらずれいむに微笑みながら言った
「心配しなくてもいいよれいむ。ちゃんと毎日僕が餌をあげるからね。動けなくても困ることは無いよ」
い゛や゛あ゛あ゛あ゛!れ゛い゛む゛う゛ごげな゛い゛の゛ばい゛や゛あ゛…フふぇ、ヴェクジョン!」
急にれいむはくしゃみをしだした。どうやらこのれいむ花粉症らしく自分の体からでる花粉でくしゃみが出るらしい。
愛でお兄さんは微笑んだままれいむを透明なケースに入れる。そのケースは防音らしくれいむの泣き声もくしゃみの音も聞こえない。
「きれいだよれいむ」
愛でお兄さんは満足した表情のまま帰っていった。

さて次はいよいよ俺の番だ。ゆっくりと何を合体させるか…俺は仲ゆっくりにしたゆっくりを眺めながら考えた。












ゆっくり転生(後)


俺はふと疑問に思ったことを店員のお姉さんに聞いて見た。
「もしゆっくり同士を合体させたらどうなるんですか?」
「わかりやすくいえばゴ○ンクスみたいになるのよ。うまくいけばお互いの長所を受け継いだゆっくりになるけど
運が悪いとお互いの短所を持ったゆっくりになるわ。だから最近はだれもゆっくり同士を合体させないの」
”レアゆっくりを作る”という俺の野望はあっさりと打ち砕かれた。しかしお姉さんの口からゴテ○クスという単語が出るとは…
「あ、でも例外的に同じ種類のゆっくりを10匹合体させるとキングゆっくりになるわよ。手軽に強化できる反面
体が大きくなる分食費も10倍になるというデメリットもあるけどね」
今度はド○クエかよ…てっきり○神転生かと思っていたのに鳥○明恐るべし。

その時唐突に今履いている靴下に穴が開いていることに気がついた。よし、これとゆっくりを合体させて見よう。
俺は靴下とゆっくりを合体させて見た。するとゆっくりの顔が印刷された靴下ができあがる。しかも開いていた穴はみごとに塞がっていた。
おそるおそるその靴下を履いて見ると女性の肌のようにすべすべとし見事に俺の肌にフィットする。思ったより履き心地は良いようだ。
「むぎゅ~くさいよ~」
俺は靴下の声を無視してそのまま靴を履いた。顔の部分を足で潰され靴下は喋れなくなる。
今度持っている靴下を全部これに変えてみよう。

「ゆっくりと道具の合体か。なかなかいいアイデアだね」
いつの間にか先ほどの虐待お兄さんが背後にいた。いつのまに…!というかさっき帰ったんじゃなかったのか?
「試しにこれとゆっくりを合体させて見るよ」
虐待お兄さんはどこからか日本刀を出した。明らかに銃刀法に触れる長さだ。
本日何度目か知らないが合体装置はゴロゴロと音を鳴らしながらゆっくりと刀を合成している。
その時俺はまたあることを思いついた。
「こういうのはどうでしょうか?」
俺は合体装置の中でどろどろと溶け始めているゆっくりをライターで燃やして見た。
「ゆっ?なんだか熱いよ!ゆっくりはやくやめてね!」
合体装置は刀と燃えたままのゆっくりを合体させた。
「ほほうこれは面白いですね」
出来上がったのは刀身が燃え盛っている刀だった。どうやら燃えているゆっくりと刀を合成させることにより火属性の武器を作ることに成功したらしい。
「あ゛づい゛い゛い゛い゛!ばや゛ぐびを゛げじでえ゛え゛え゛え゛!」
よく見ると柄の部分がゆっくりの顔になっていた。刀身が燃えているためゆっくりは常に炎にさらされていることになる。
だがゆっくりは県の一部となっているため逃げることも焼け死ぬこともできず永遠に炎に焼かれ続けるのだ。
「これはいい武器ができた」
虐待お兄さんはクックと笑いながら今度こそ帰っていった。
虐待お兄さんの登場で気がそがれたが最後にキングゆっくりを作ることにした。
キングゆっくり作成にはゆっくり10匹が必要らしいが俺が持っているのは種族ばらばらのゆっくり9匹。
まあ何とかなるだろう。ゆっくりを合体装置に入れて…スイッチON!
「バモアgvbヲkガpァウェア、バp!!!」
突然合体装置が振動し煙を吐いたかと思うと中からどろどろにとけたゆっくりがでてきた。
スライムのようにぐちょぐちょでヘドロのようなにおいがするがなんとか生きているようだ。
「ごめんなさい、合体事故が起きちゃったみたい…」
まだ合体装置は不完全のようで低確率で失敗が起こるらしい。
俺はとりあえず失敗ゆっくりを連れてビルを出たがあまりの臭さに途中でドブ川に捨てていった。
失敗ゆっくりはゆっくりと川を流れていってやがて見えなくなった。

-終わり-


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最終更新:2008年10月17日 22:12
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