「もういやだあああ!おうちかえるうううう!」
まりさは発狂したように叫ぶ、いや実際発狂しかけているのかもしれない。
傭兵ありすを目標にし旅立ったまりさは成長し仲間を集め
加工所四天王の一人を倒したが人間の経営する
ゆっくり専用刑務所に捕まってしまった。
刑務所につかまって以来、昼は350ml缶を押しては元の位置に戻す作業を強いられ
夜はまずいカレーを食べさせられる毎日を送っている。
そのまずさも時に苦かったり、またある時はしょっぱかったりと様々なまずさで慣れることができない。
「ゆ、ゆう…まりさなんでこんなことしてるのかな…?」
過酷な生活の中少しずつ思考能力を失っていく。
殺された集落のみんなも、勇敢に戦った傭兵ありすの事も
今では霧がかかったように薄っすらとしか思い出せなくなっていた。
最終更新:2008年10月28日 15:39