ゆっくりいじめ系1511 ゆっくりを求めて

ゆっくりを求めて
※ぺにまむとかうんうんとか全部幻だから! 夢だから!
スクロールして作者名を先に見る人へ→神社バイトだよ








ゆっくりってなんだろう。
糞尿垂らして人の家勝手に入って飯を要求してさらに勝手に交尾していらない子供産んでいく生き物?
阿呆めそれはただの糞饅頭だ。
「ゆっくりしていってね!」
これしかいわない、これこそゆっくり。
幻想郷やら現代やらに溢れかえるガキのラクガキみたいなな糞饅頭どもとは訳が違う。
いじめたい、苛める事に快感を覚える、それこそ理想。
だが今はどうだ、悪い事をするから罰を与える。
なんとつまらない、なんと平凡なことか。
そんなこんなで俺は旅に出た。
「ゆっくりしていってね!」しか言わないゆっくり達の群れを探しに。

■■■

旅が始まってから一週間ほど。
俺は森の中をさまよっていた。
過去の文献やらを読んでみると森の妖精と呼ばれていた事もあったらしいので、やってきたのだが。
「迷った」
コンパスもぐるぐる回っており、どこへ行けばいいのか分からない。
俺のたびは一週間で終わってしまうのか。
その時。
「ゆゆ!? おじさんはゆっくりできるひと?」
突然現れたゆっくりれいむ。
人語を喋っているがそこらの糞饅頭とは違い警戒心が無い。
これは少し期待できる。
「残念だけどゆっくりできないよ」
「ゆゆ!? おじさんゆっくりできないの!?」
驚いた様子のれいむがぷるぷると震えている。
このタイプのゆっくりはゆっくりできない生き物に出会うと逃げ出す習性がある。
その後を追えば同じタイプの群れに遭遇できると思っていた、が。
「ゆっくりできないおじさんはおかしをおいてでていってね!」
冷めた。
一瞬で何もかもが冷めた。
中途半端に自己中心的なゆっくり。
俺はそいつの頭を鷲掴みにする。
「いたいよ! ゆっくりしねっ!」
「お前のお家はどこですか」
「おしえないよ! ぷんぷん!」
自分から喧嘩を売っておいて何様……間違えた喧嘩を買っておいてだ。
先に仕掛けたのは俺だったな、いかんいかん。
「お前のお家はどこですか」
「なんどもいってるでしょ! おしえなびゅえっ!?」
軽くビンタを食らわせるともちっとした触感が手に広がる。
久々にゆっくりの頬を叩いたので少しだけ楽しくなった。
「どこ?」
「いたいよ! やめてね! ゆびっ! ゆばっ!」
手のひら手の甲と交互にはたき続けると、やがて泣き出した。
「ゆびぃいいいいいいい!! ゆるじでぐだざいいいいいいいい!! おじえまずがらああああああ!!」
ああ、やっぱりこいつも糞饅頭の仲間だったか。
まぁ少しは元祖っぽくて好きだけど。
「じゃあどこか教えて、逃げたり抵抗したらひどいよ」
「ゆぐっ……ゆっくりりかいしたよ……」
最近のゆっくりは『ゆっくり』さえ言わなくなったという。
ただ文句言うだけだとか、それならゆっくりじゃなくてもいいじゃないのって思うな。
おっと、また愚痴ってしまった。こんな事ばっかり言ってると年寄り扱いされてしまうな。
「こ、こっちだよ……」
怯えたようにれいむが俺を誘導する。
こういうところは可愛いな、苛めたくなる。
「ゆ……ただいま」
「おかえりれいむ! ゆゆ!? そのおじさんはだれなんだぜ?」
ああ、また冷めた。
『だぜ』って言われちゃったよ『だぜ』って。
れいむと区別をつけるために品種改良されまくってこんなことになったとか。
大概、この喋り方をするまりさ種はゲスという位置につけられる。
「ゆぅ! だずげで! ゆっくりできないおじさんにいじめられたの!」
れいむがいそいでまりさの後ろに回り震える。
もっと文章を短く言ってくれれば完璧なのに。
「ゆゆ! ゆっくりできないおじさんはしね!」
お決まりのセリフとお決まりの体当たり。
当然ダメージはないし食らうだけ無駄と言うか。
「はいはい」
「ぎゅげえええええええええええええええええええ!!!」
軽く踏みつけると耳が痛くなるような悲鳴が聞こえた。
ゲスとか言われるタイプは悪さをするわりには打たれ弱い、制裁されるために生まれてきたようなもんだろう。
「もう攻撃しない?」
「もうじまぜん! だがらゆるじでぐだざいいいいいいいいいいい!!」
「まりざああああああああああああああああああ!!!」
れいむは怒ったような悔しいような顔をしていた。
すぐに謝ったまりさに怒っているのだろうか、それとも強いまりささえ太刀打ちできないことを悔しがっているのか。
「ほい」
「ありがどうございまず! もうこうげきしたりじまぜん!」
「どうじでおれいをいうの!? まりさやっづげでよ!」
どうやられいむは怒っていたご様子。
なんだ、結局このれいむも糞饅頭と同じだったのか。
「チェストー」
「びゅげあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
チェストといいながら思い切りれいむ目掛けて足を振り下ろす。
ポンプのように口から餡子と寒天かなにかで出来た目を噴出してれいむが死んだ。
「れいむううううううううううううう!! どぼじでええええええええええ!!?」
「どうしてってお前イラってしなかったの? 自分はがんばったのに怒られたでしょ?」
「ゆ……」
怒りで我を忘れる前にそう言うと、まりさは黙って先程の事を思い出した。
賢くなったものだ。
「ゆゆ! ほんとだね! れいむはしんでとうぜんだったね!」
「チェストー」
「どぼじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」
二匹殺した後、あたりを見回してみたがゆっくりらしき影は見当たらない。
どうやらこの二匹だけで暮らしていたようだ。
まったく、最後まで中途半端なやつらだ。
ついでだがこのあとどうにかして森は抜けた。
過程や方法などどうでもよいのだー、いじめが主体ですからね。

■■■

「まりざああああああああ!! ずっぎりじようねえええええええええええ!!」
森を抜けて歩いていると、ありすがまりさを襲っていた。
世間で言うぺにまむなんたらだ。これが一番嫌い。
「やべでえええええええええ!! ずっぎりじだらゆっぐりでぎないいいいいいい!!」
「だいじょうぶよおおおおお!! ありずのべにべにでいちびぇがえっ!?」
イナズマキックを食らわせてありすが吹き飛んだ。
今とてつもないことを抜かしたからだ。
「ありす、今なんて言った」
「じゃまじないで! ありずのべにべぶげがぁっ!!」
「ぺにぺにだと? そんなものどこにあるんだ」
そう言うとありすは興奮気味で見を反った。
「ここにあるでしょう!? みえないの!?」
「そんなものないよ」
「ゆゆ!?」
おどろいた顔でありすは自分の股(?)あたりを見ようと目を必死に降ろす。
「見えないだろうけど、ないよ、そんなもの。結局はぺにぺにとかないから、存在しないから」
「ゆぎいいいいいいい!! じゃあ『せいしあん』はどうなるの!? あれがないとあかちゃんうめないでしょ!?」
「なんだよ『精子餡』って、すっきりしすぎて頭までおかしくなったのか。そんなもの存在しないよ」
「だっでおにいざんがいっでだもん!」
お兄さんってことは飼われていたのか。
育児放棄ですか。
「ただのガキの戯言だろうよ、真に受けるだけ時間の無駄だぞ」
「そろーり、そろーりだよ」
「はい逃げてるのばればれなそこのまりさ、どこへいく」
「ちょっとうんうんしにいくだけだよ! きにしないべぎゅえっ!」
さっきからセリフばっかりで読みにくくてごめんなさいね。
私興奮すると頭の中真っ白になるタイプなの。
「うんうんなんてお前の妄想だよ、そんなもん存在しないよ」
「なにいってるの!? でるにきまってるでしょ!?」
「でないよ、どんだけ改悪された変態生物なんだよ、作った奴見てみたいわ」
まりさを蹴飛ばしありすに向き直る。
「お前も、まりさのおまけで出てきたような生物だろう」
「ちがうわよ! ありすはとかいはびゅげあっ!」
「じゃあなんで『ゆっくりしていってね!』のセットでお前はいないんだよ」
「ゆぐ……そ、それは……」
ありすを蹴飛ばし俺は出口を探した。
さすがにゲロが吐きたくなった。
なんで生殖行為してうんこするんだ、そんなのゆっくり以下の糞饅頭じゃないか。
もはや不思議な饅頭の線を通り越して生き物だな。

■■■

「ゆっきゅちちていってね!」
……ゲロはいていいですか。
「おうぇええええ」
「ゆっ! おじちゃんどおちたの!?」
お前のせいだよ、糞チビゆっくり。
赤ちゃん言葉で喋れば何とかなるとでも思ったか。
大概性格悪く品種改良された糞饅頭め、貴様のせいで今のゆっくりおかしいんだよ。
「おじちゃん! ゆっくちちてびゃあああああああああああ!!」
「死んでください」
足で思いっきり踏みつけるとぷちゅっという音がしてちび糞饅頭は死んだ。
あーいじめたりない、ただの虐殺やー。

■■■

で、さらに一ヶ月がたった。
この間に出会ったのもまがい物ばっかり。
どいつもこいつもぺにまむうんうんちーちー、阿呆か、馬鹿か。
いないのか、一匹でもいい、純真無垢で苛められる事を知らぬゆっくりは。
「ゆ? ゆっくりしていってね!」
目の前にまた一匹のれいむ。
どうせまた糞饅頭だろう、そう思って足をあげる。
「ゆゆ!? ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
「……?」
俺は足を下ろした。
こいつは何も言わない、ご飯ちょうだいだのお腹空いただの、文句を言わない。
ただ純粋に俺にゆっくりして欲しくて言っている。
「お、おお……」
俺は思わず泣いた。
幾度となく糞饅頭を潰してきた俺には、涙しか出なかった。
さっそく家に持ち帰ろう。
「ゆ、ゆっくり?」
俺がそのゆっくり、れいむを抱きかかえて夕日の中を歩いていった。

■■■

「ゆっくりー!」
れいむが毛布を咥えて歩く。
どうやら寝床を作るらしく一生懸命毛布を運んでいた。
「おい」
「ゆ? ゆぎゅっ!」
俺はそれを思い切り蹴飛ばした。
「ゆゆ! ゆっくりしていってよー!」
「ふざけんな、それは俺の毛布だ。 勝手に持ってくな!」
怒鳴りつけると、あの憎たらしい眉毛がハの字になって困ったような顔をする。
ああ、可愛い、これだ、これこそ私の求めていたゆっくりだ。
「ゆぅ……ゆ?」
れいむは落ち込んで寝床になるものを探していると、あるではないか。
ぶら下がった布が。
「お、おい! 何するんだ!」
「ゆ?」
れいむが引っ張っていたのはカーテンだった。
俺は叩き落としてデコピンを食らわせる。
「馬鹿っ! カーテンは高いんだぞ! ふざけんな!」
「ゆ、ゆぅ……」
また落ち込んだ顔をしてれいむはとぼとぼとその場を離れていった。

食事時、俺は台所で飯を作っていた。
飯、と言っても買ってきた卵を割って焼く、目玉焼きだけ。
旅に出るといって旅費で金をほとんど使い果たしたからだ。
「ゆゆ!? ゆっくりできる!? ゆっくりできる!?」
目玉焼きの匂いに誘われたのか、れいむがやってきた。
その体は薄汚れていて、床が汚れていた。
「おい、なんで汚れているんだ……」
汚れの後をたどってみると、窓が少しだけあいていた。
窓を閉め忘れていたのか。
「……」
俺はれいむを掴むと台所へ連れて行く。
「ゆぎゅ! ゆっくりできないよ! ゆっくりさせてね!」
そして目玉焼きをさらに移し、その上にれいむを放り込んだ。
「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛!! ゆっぐりでぎない! ゆっぐりざぜでぇ!」
フライパンに汚いゆっくりを入れるなんて衛生上悪いかもしれないけど今はそんなこと気にしなかった。
頭の中では苛める事しか考えられない。
「あ、これがあったな」
俺は棚から油を取り出してフライパンの中に入れる。
「ゆぐっ!? ぎゅう!! ぎっ!!」
フライパンの熱と跳ねた油が体にかかり、れいむは歯を食いしばって飛び跳ねようとしていた。
俺はその頭を押さえつけ、逃げ出さないようにする。
「ゆびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
この悲鳴はしばらく続いた。

■■■

次の日、れいむがいなくなっていた。
馬鹿な、あの足だ、這うような事しか出来ないはず。
窓を閉め忘れたかと思い、その部屋に行くと、窓はしまっていた。
が、割られていた。
近くにゴルフボール付きの孫の手が置いてある。
「あの野郎……」
俺は急いで家を出た。
しかし、心の中は穏やかだった。
また、これで虐待できる口実が出来る……と。
だが、次にれいむを見たとき、俺は絶望した。
タイヤの跡と、潰れた饅頭。
玄関からわずか5mほどだった。
虐待されるのが嫌になって動けない体を鞭打って家を出たはいいものの、トラックか何かに惹かれてしまったのだろう。
ああ、なんてもったいない事をしたんだろう。

「ゆっくりした結果がこれだよ!」

あとがき
皮肉多いなー、ゆっドラインフィニティモードはあきらめた
某所と某所には入り浸ってるけどSSは多分これで最後、かも
避難所とかには行かない、面倒


このアフォが書いた作品

こいつが書いた作品
このアフォが書いた作品。
霊夢の怒らせ方
ゆっくりデッドライジング1~3
霊夢のバイト
慧音先生とゆっくり
ゆっくりCUBE1~2
ゆっくりと男
虐待おねーさん
紫饅頭にクイズ出せば自滅してくれる
昔の遊び
ゆっくり戦争
ドスまりさの真実
妹紅と
雨の日
白線でたら死ぬよな普通
ゆっくりCUBE外伝(前~後)

復活したわけじゃない、これからは多分書かない:神社バイト





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最終更新:2008年11月16日 12:13
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