ゆっくりいじめ系1801 虐待スキーなみんなへ

雪がしんしんと積もり、吐く息でさえ凍りそうな日。
野生動物はみな自分の家でゆっくりとした時間を過ごしていた。
無論ゆっくりもだ。



「ゆっくり〜のひ〜♪ すっきり〜のひ〜♪ まったり〜のひ〜♪」
「とっちぇもゆっきゅちできゅるおうただね!」
「みゃみゃはおうたがちょってもじょーずだね!」
れいむの美しく素晴らしい美声(ゆっくり基準)にご機嫌な赤まりさと赤れいむ。
れいむの方も上機嫌であり、一曲歌え終えると次の曲を歌いだした。
「ゆーゆー♪ ゆっくりのながれーのよーにー♪」
その様子をまりさはニコニコと笑顔で見ていた。
まだ一人立ちしたばかりだった去年の冬は、食糧もたいして考えずに集め、そして無計画に食べていた為に
危うく餓死しかけた。

しかし、親となった今年はきっちりと食料を集め、計画的に食べることにした。
その為か、おうちの実に5割がぎっしりと食糧で満たされていた。
結構狭いのだが、これなら子供たちを後3匹は増やしても持つことだろう。
だからといってすっきりーはしない。去年の失敗がまりさを立派なゆっくりへと変えたのだ。

「ゆーん・・・にゃんだきゃねみゅきゅなっちぇきちゃよ・・・」
「まりちゃはおひるねしゅるね・・・ゅー・・・」
そういって寝床用に敷き詰めた枯草の上にゴロンと転がり、そのまま寝むる二匹。
「ゆふふ。ゆっくりおひるねしてね。」
れいむはスヤスヤと気持ちよさそうに寝ている二匹にそっと言うと
体の上に葉っぱを数枚、そっとかけた。
このままゆっくりと冬を越して春を迎える。そしし子供たちと一緒に狩りに出かけよう。
まりさは、家族で野原を駆け巡る様子を想像すると、とてもゆったりとした気持ちになった。


ザクッ! ザクッ!


「ゆー?」
何かとてもゆっくりできない音が上から聞こえた気がする。だがまりさはすぐに気にすることを止めた。
入口はキチンと塞いであるのだ。れみりゃでも入ってはこれないのだから。
何故か天井の土がポロポロと落ちてきたじめた。まりさはにはそれがなぜなのか理解できない。
理解したとしてどうしようもないのだが。




大木の洞の中でゆっくりとしているのはありすとちぇん。そして2匹の赤ちぇんと1匹の赤ありすだった。
赤ありすは洞の中で春を待っている虫をむしゃむしゃと食べながら、親の二匹に目をキラキラさせながら
「きょうのよるはとかいはなさんたがくるわね! ありすといもうとたちはいいこだからきっと
とかいはなぷれぜんとがもらえるわ!」
他の2匹もそれに同調して
「ちぇんはゆっくりしてるいいこなんだねー」
「もふもふできるものがほしんだねー」

「さんたさんはとかいはなひとだからだいじょうぶよ。」
「みんないいこだからねー。わかるよー」
赤ありすは嬉しそうにちぇんのほっぺの寄り添いすーりすーりと体を動かす。



ギィイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!

突如鳴り響く機械音。しかし野生のゆっくりにはそれが何なのかを理解することはできない。
「ゆ! ゆっくりしずかにしてね! そんないなかくさいおとはゆっくりできないわ!」
「みみがいたいよおおおおおおおおお!!!! わからないよおおおおおおおお!!!」
「ゆっくりおとをとめてほしいんだねー! りかいしてねー!」
外へ向かって文句を言うのが精一杯だった。
しかし機械音はドンドン近づいてくる。

「やべでねえええええええ!!!!りがいじでねええええええええええ!!!!」
そしてついに機械音は自分たちの真上を通り・・・




※   ※   ※




乱雑とした部屋の中で寝ている男の子。
彼の枕元には靴下が吊るしてあった。そしてその傍には手紙があった。
『さんたさんえ。あかちゃんまりさとれいむがほしいです。おねがいします。』
"へ"と"え"を間違えたその手紙。それを読んでいる赤い服を来た一人の男がいた。

男は手紙を戻すと、手に持っている袋をガサゴソと漁り、何かを掴んだ。
袋の中からは
「ゆっぐりがえじでぐだざいいいいいいいい!!! でいぶだぢのあがじゃああああああんんん!!!」
「おねがいじばずうううううううう!!!! ばりざだぢはどうなっでぼいいでずうううううううう!!!」
と叫び声が聞こえるのだが、袋に何か仕掛けがあるのか声は袋の中から外へ漏れることはなかった。

掴んでいたのは赤まりさと赤れいむ。二匹はガクガクと白目をむいて震えていた。
喋るのもままらないのか、歯をガチガチと振るわせている。
「まりちゃたちをおうちにかえちぃちぇ・・・・」
「いちゃいのはもうやぁ・・・・」
男は二匹を靴下の中に入れると、そのまま割った窓からさっと外へ飛び出す。
二階から地面の降りた男は、そのまま用意しておいたバイクに乗ると
1m先も見えないブリザードの中を盗んだバイクで走り出した。



男は次の目的地へたどり着いた。
高層マンションの15階。入口はばっちりガードされている。
仕方がないので壁をよじ登り、目的の部屋へたどり着く。
手際よくガラスを円上に切り抜くと、そこから手を伸ばして鍵を開ける。
静かに侵入した部屋。片付いているが、ところどころに虐待用の箱とその中でボロボロになっているゆっくりが居た。
男はテーブルの上に置いてあるメモを見た。

『サンタさんへ。出来るならミニスカのサンタさんへ。去勢済みのありすが欲しいです。
出来れば去勢してない子供も欲しいです』


男はメモをテーブルに置くと、袋の中でゴソゴソと何か作業をし始めた。
ブチっという音と共に
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
だの
「やめてね! ままをいじめないでね!!!」
などと聞こえるが、男は気にせず袋から二匹のありすを取り出すと、傍に置いてあったコンビニの袋に入れてしっかりと口を結び
ベランダからそのまま地面へと飛び降りた。



三件目の家はどうやら大富豪の家らしい。
厳重な警備で守られていたが、数多の家に侵入した男にとって見ればザルな警備だった。
段ボールを巧みに使い、目的の女の子の部屋に潜入。
枕元の靴下に張り付けてある手紙を見ると

『サンタ様へ。私の望みが叶うのならば、歯が全て抜け落ちているゆっくりがいっぱい欲しいです。
そして彼らの前でペットのもこうと共に豪華な食事を楽しみたいのです。下に置いてあるお酒はささやかなプレゼントです。』
蓬莱の薬と書かれた酒を袋に胸元へしまった男は、袋をひっくり返した。
ドバドバとゆっくり達が落ちてくる。

「ゆげぇ!・・・ゆゆぅ。ってそんなばあいじゃないよ! ゆっくりあかちゃんをかえしてね!」
「まりさはおこってるんだよ!」
「ありすはどこなのおおおおおおお!!!! わからないよおおおおおおおお!!!」
「うー? ここはとってもひろいんだどぉ〜♪ れみりゃとふらんのこーまかんにしてあげるどぉー♪」
「おねーさま! これたべていいの?」
ゆっくり達の声で寝ている女の子は目を覚ましそうだが、何故か声は届いていなった。不思議パワーである。

男は手短なありすの口に手を突っ込む。
「もぐぅ! うぐうううううう!!!」
そして歯を掴んで思いっきり引いた。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!」
痛みの余り声も出ないのか。ありすはのたうち回っていた。それを見て凍りつくゆっくり。
しかし男はテキパキと作業をこなすのであった。






翌日。
男の子は靴下を見ると、怯えた二匹の赤ゆっくりが居る事に気づいた。
「わあー! れいむとまりさだ! さっそくたっくんにみせてこよう!」
「おーじにがえじでえええええええ!!!」
「れーみゅおうじがえるうううううううううう!!!」


マンションに住んでいた男性は、テーブルの上にありすが居る事に気づいた。
「うん。とりあえず去勢済みの方を興奮させて、あのレイパーと死にかけのまりさのにんっしんっを見せるか。」
「ごんなのどがいできじゃないいいいいいいい!!!」
「ありすはゆっくりしたぷれぜんとがほしいのおおおおおおおお!!!」


大富豪の娘は、自分の部屋に大量のゆっくりが居る事に気づいた。
「ゆっくりしてくださいね。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
何を喋ってるのか全くわからなかった。とりあえず、一緒に寝ていたもこうを起こして
朝食を取る事にした。ゆっくり達にも野菜を与えたのだが、誰も口でパクパクするだけで
食べれる者はいなかった。その光景がとても愛らしく見えた。


男はバイクで道路を走っていた。
赤い服を着た男がどこへ行くのか。誰にもわからない。





【あとがき】
もう一本書いてるけど間に合うかどうか・・・
今年も自作ケーキとニコ動で、ゆかりんとゆうかりんとゆゆ様とゆっくりすごすよ!



by バスケの人

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最終更新:2008年12月26日 08:27
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