ゆっくりいじめ系112 フローズン

  • 今回ゆっくりは凍っても凍死自体はしないことにしました

夏も近くなり気温が上がってくると、涼しいものがほしくなる。
というわけでフローズンゆっくりと洒落込もう。


とりあえずゆっくりを捕まえてくることが先決だが、
道端を歩いていると案の定マヌケ面で行進するゆっくり一家がすぐに見つかった。
やや大き目の親らしいゆっくりまりさが1体と、子ゆっくりれいむと子ゆっくりまりさのグループが6体ほど。
「ゆー!ゆー!」「ゆっゆっゆー♪」
「おかあさん、もっとゆっくりしていってね!」
「ごめんね!ゆっくりあるくね!みんなでゆっくりしようね!」
「「「「ゆっくりしようね!!!!」」」」
聞くだけで嗜虐心スイッチがバチッと入る最高のサウンドだ。
あとはまぁ定番のシークエンスどおり声をかけて、
お菓子と奴らのいうところの「ゆっくりポイント(ワード単体でイラッとくる最高なネーミングだ)」
を餌にすれば我が家へカンタンに誘導完了ってわけだ。実にイージー。
あえて言うなら、家に着くまでの奴らのピョコピョコ跳ねてくる実にマヌケな挙動とか、
「おかしをいっぱいたべさせてね!」「ゆっくりポイントでゆっくり出来るね!」みたいな発言とか、
「ゆっゆっゆっゆっゆー♪」ってゆっくり以外にはまるで許容できそうにない歌の合唱とか、
とにかくそういう神経に障る奴らの行動の誘惑に負けて、路上餡子スプラッタショーを展開しないように自制することだな。
家に上がったら早速母まりさが「ゆっくりおかしをあげてね!」というので、
うるさくされるのも困るので賞味期限切れのクッキーを食わせる。
食い方が実に汚く、一体ぐらいこっちも「おかし」で頂こうかと思ったががまん。

落ち着いたところで、下ごしらえだ。
「なぁゆっくりたち。外は暑かっただろうし、水浴びしないか?」
「ゆ!みずあびだいすき!」「ひんやりきもちいいね!」
「れいむみずあびしたいよ!」「まりさもしたい!」「はやくみずあびをさせてね!!」
ご賛同いただけたので、子ゆっくりを水きりボールに入れてキッチンシンクでコロコロと洗ってやる。
ひんやりとした冷水の感触が気持ちいいのか、ゆぅゆぅいいながらマヌケ面がニコニコしている。
「ゆ!まりさもみずあびさせてね!!」と、親まりさが抗議するが、
お前は大きいから親まりさは後でな、と言うと大きいということが褒められたと思ったのか、
「ゆ!まりさはおおきいよ!ゆっくりあとであらってね!!」と得意げな顔で胸(生首)を張った。
あーもう即座に蹴り飛ばして子ゆっくりを網目でペーストにしたいー・・・が、がまんがまん。

子ゆっくりどもをあらって水気を取ったら、あとは冷凍庫にブチ込むだけだ。
「すずしくて、ゆっくりできるところがあるよ!」といって、子ゆっくりを冷凍庫に入れる。
「ひんやりしてきもちいいね!」「ここならゆっくりできるね!」「すずしくてゆっくり!しあわせー!」
ご好評なようなので、もっとゆっくりできるようにそのままドアを閉めてあげることにした。
「・・・きゅ・・・くらくなっ・・・」「みえな・・・ゆっく・・・できな・・・!」「ゆっ・・・だし・・・!」
ドアを閉めてしまったのでよくわからないが、快適なゆっくりポイントに子ゆっくりたちは大満足なようだ。
あとはほっとくだけでひんやりおいしいフローズンゆっくりの完成。

ようやく俺がやっていることの見当がついたのか、
親ゆっくりが「なにをするの!ゆっくりだしてあげてね!!」と駆けつけたが、
哀しいかなゆっくり、体型上取っ手にまったく届かない。
それでも中から聞こえる「おかあさ・・・たす・・・」「おじ・・・ゆっく・・してn・・・」といった声に
何とか応えようと、ゆーゆー唸りながら体を伸ばす様が滑稽過ぎて笑える。気付かれないようにこっそり後ろを踏んづけてみた。よく伸びる。
やがて自力での救出を諦めたのか「おじさん!!だしてあげてね!!」と言い体当たりしてきたが、
軽く蹴ってみたらいい感じに正面の冷凍庫に跳ね返り、また足元に戻ってきた。オモシローイ。
跳ね返った親まりさをまた軽めに蹴飛ばし、跳ね返り、また蹴飛ばし・・・を続け、
冷凍庫から聞こえる声が聞こえなくなるまでゆっくりで壁サッカーを堪能した。
「ゆ゛っ!ぎゅぅ?!ゆっくり・・・させて・・・うんぎゅっ!!」
時々目や口に足が当たるのか苦悶の表情が色濃くなってきた。心の清涼剤だ。
きっちり凍るまではまだ時間がかかりそうだし、親まりさ蹴りにも飽きたので、
これまた定番の「透明な箱」に詰め込んで上に重石を載せ、ゆっくりすることにする。
「ゆ゛ーーーっ!!!ゆっくりだしてねーーーー!!!」
「そこでゆっくりしていってね!あんまり暴れると箱が壊れて重石がそのまま落ちるよー」
「ゆ゛っ!!」
まぁこの箱は例によってそんなにヤワじゃないんだけど、真に受けたゆっくりまりさは静かになった。
実にゆっくりとした時間をゆっくりと過ごす。





しばらくして冷凍庫を見ると、案の定カチンコチンに凍った子ゆっくりども。
力尽きて眠ってしまったようだが、まぁ饅頭だしせいぜい仮死状態といったところだろう。
1体フローズンゆっくりれいむを取り出し、箱詰め親まりさの前に持っていく。
ぎゅうぎゅう煮詰められておもしろい顔のまりさはやや不機嫌そうだ。
「おいゆっくり。ほら、お前の子だぞー」
「ゆ!?!こおっちゃってるよ!!ま゛りざのごどもがごおっぢゃっだよ!!」
「おいおいゆっくり落ち着け。今回たまたま凍ってしまったわけだが、」
「だまだまぢゃないもん!おじさんg
「とにかく。破けてないんだから、凍っただけなら解凍すれば元通りだろう?解凍ってのは暖めて元通りにすることな」
「ゆ!そうなの?じゃあまたゆっくりできるね!」
「うん、解凍するとそういうことになるな」
「わかった!おじさんゆっくりはやくかいとうしてあげt
「つまり、解凍するとまたうるさくなるわけなんでー」
そう言うと、俺はハンマーを取り出し、フローズンゆっくりにむかって振り下ろした。
 バコンッ。
フローズンゆっくりはハンマーの質量を受け止めきれず、砕け散った。
「木っ端微塵。これでもう完全におしまいだな」
「ゆ゛うううううううううううっーーーーーーーー!!や゛め゛でえええええええええええ!!!」
凍ってると餡子が変に飛び散らないしこれはこれでいいなー。
かけらをちょっと口に運びつつ、2体目を取り出す。ん、甘いね。

2体目はちょっと母まりさにも参加してもらおう。
そう思い箱から母まりさを取り出すと
「ゆっくりしね!!!」
生意気にも不意打ちを食らわせようとしてきた。すかさず俺にかわされ、床にべちょっと着地する母まりさ。
子思いは分かったが、少々生意気だな。ペナルティを課す必要がある。一旦母まりさを掴み、こう言う。
「はーい、ゆっくりちゃんおいたはいけませんよー」
「ゆ゛っ!はなせ!ゆっくりしねーーー!!」
「そういうこという悪いゆっくりには、お仕置きが必要だよなー」
母まりさを乱暴に箱に詰め込み直すと、2体目のフローズンゆっくりにかかと落とし。
 ブスッ。
粉砕。泣き叫ぶ母まりさ。
「分かったか、ナメた真似をすると凍ったお子さんはこうなるわけだ。いいな?」
「ゆ゛ぅ・・・」
涙目でにらみつつも、逆らっても碌なことにならないのは理解してくれたようだ。
気を取り直し3体目を持ってくると、ゆっくりまりさを再び箱の外に出し、こう命令した。
「5分やる。舐めるなりこするなりして解凍してやれ」
「ゆ!?」
「はいはじめ。よーいどん」
「ゆゆゆっ」
それから5分間、母ゆっくりまりさは懸命に子ゆっくりを舐め、体で包み込み、こすりつけ、
出来る限りの方法で我が子の解凍に取り組んだ。そして、5分を回りかけたころ。
「・・・ゆぅ・・・ゆぅ・・・」
「ゆ!れいむがいきかえったよ!!」
「・・・ゆ・・・おかあさん・・・」
「れいむ!おかあさんだよ!!!ゆっくりしようね!!」
「ゅ・・・ゆっくり!ゆっくりしようね!!」
なんと解凍し、蘇生に成功しやがった。・・・ちょっとばかり感心しちまったぜ。家族愛の為せる奇跡ってか。
「・・・頑張ったなゆっくり。やるじゃん。おめでとう」
「ゆ!まりさがんばったよ!!」
「ゆっくりしていってね!」
ま、感動の対面はこのくらいにして。
解凍できた子ゆっくりを片手で掴むと
「ゅー?」
床に思い切り叩きつけた。
 グシャッ。
あ、ちょっと中凍ってるところあるな。興味深い。
「ゆ゛うううううううううううううううう!!!!なんでええええええええ!!!!」
「別に解凍したら助けてあげます、とはいってないだろ?うっさいもんお前のガキ」
「ひどぃいいいいいいいいいいいいい!!!」
「はいはい、じゃぁ箱にもどってねー」
ぎゃあぎゃあうるさい母ゆっくりを箱に詰めて、次のフローズンゆっくりを取り出す。何体目だっけ?4つ目?

4体目はレンジで暖めて解凍することにした。もちろん箱詰めゆっくりも一緒に見てもらう。
短時間で解凍され、元気に「あたたかくゆっくりできるよ!」と跳ねている子ゆっくりを見て少し安心したようだが、
どうも時間設定を間違えてしまったのかなー、そのうち熱い熱いといいだし、ぴょんぴょん飛び始めた。
「だしでええええええええええ」とうるさかったが、おもしろいので見ていると最後は膨れてはじけてしまった。
レンジ壊れてないかなー。大丈夫かな。箱詰めゆっくりは別の意味でちょっと壊れそうになってるけど。

残り2体はお鍋に水を張り解凍。解凍されて目覚めるころにはもうお湯がかなり高温になっており、
「あちゅいよーーー!!ゆっくりだしてね!!!」等といっていた・・・ようなのだが、
ついうっかりしてふたを閉めてしまい、ゆっくりしてしまったので気付かなかった。
箱のゆっくりを出して蹴飛ばしたりなぐったりしてるのに忙しくて気付かなかった。いけないいけない。
思い出したころにはお鍋にお汁粉が出来ていた。ふっしぎー。
「おいゆっくり、お汁粉が出来たぞー」
「・・・」
もう涙も枯れ果てたのか、焦点の定まらない目のまま、箱詰めでぼんやりしている。
反応がなくてつまらないんで、お汁粉を振舞ってあげることにした。
「ゆっくり、お前甘いもの好きだろ。お汁粉あげるよ。ほら」
そういって蓋を開けると、そこからほかほかのお汁粉をダイレクトにぶっ掛けてあげた。
「ゆ゛ぅぅうあ゛あ゛あ゛あ゛づいいいいあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
おいしそうなあんこコーティングまんじゅうのかーんせーい。そして箱を閉じる。
逃げ場のない熱さにのた打ち回・・・ろうとするが、箱が既にぎゅうぎゅうなのでどうしようもなく、ガタガタ震えている。
結局餡子が冷めるまでジタバタしていたが、箱詰めのおかげもあり息絶えたわけではなかった。あーおかしい。

で、ふと気付いてみたら遊んでばかりいてフローズンゆっくりを殆ど口に入れてないことに気付いた。
しかしもう子ゆっくりは使い切った。これは困った困ったどうしよっかなー。よし決めたー。
箱ごと母ゆっくりまりさを掴むと、冷凍庫に向かう。
「・・・ゆ!なにするの!ゆっくりはなしてね!!!!」
「いやーお前なんか熱そうだったから、冷ましてあげようとおもってさ」
「やめて!!もうさめたよ!!!」
また騒がしくなったゆっくりを無視して、箱ごと冷凍庫に入れてあげる。
「そこならひんやりできるから、ゆっくりしていってね!!」
「いや!!ここじゃゆっくりできない!!できないよーーーー!!!!!」
バタン。冷凍庫の扉を閉めた。
中からしばらくくぐもった声が聞こえてきたが、やがて静かになった。
夏になったら箱詰めゆっくりを取り出し、かき氷にしてみよう。暑い夏にはいいおやつになるんじゃないかな。
結構遊べることもわかったし、またフローズンゆっくりでも作ってみようかなと思う。

おわり



9割「以下略」で済む、いつも通りの願望を書いただけのものです

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最終更新:2008年09月14日 05:33
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