ゆっくりいじめ系2458 死餡感染お兄さん

☆うんうんの描写があります



 死餡感染お兄さん



 俺がスーパーから昼飯の用意を終えて帰ってくると、家の玄関が荒らされていた。
 これが流行りのゆっくりによる、家乗っ取りというやつなのだろう。俺は玄関にスーパーの袋を置いて
部屋の中に入って行った。
 居間には割られたガラス片が散らばっていた。危ないな……。
 などと物取りの可能性も視野に入れていると、物陰から甲高い声が聞こえた。物取りの線は一瞬で消え去り、
俺は声の方を向いた。
「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!」
「いなかもののじじいはさっさときえなさい!」
「しにやがれじじぃ~!」
「ばーきゃ! ばーきゃ!」
 まりさとありすのつがい、赤ゆが2匹でありすとまりさだ。うっとうしい組み合わせだ。どっちも
高慢な性格が気に入らない。
 丁重にお帰り願おうと思っていたが、話の通じそうな相手ではないので即刻排除することにした。

「貴様らガキは餡子を吐いて死ね!」
 俺は赤ありすと赤まりさを指さして、そう死刑宣告をした。
 無論、これで『イエス、ユア・マジェスティ』などと聞いてくれるわけでもなく、2匹の赤ゆっくりは
俺の方を見てナメた表情で見ていた。
「なにいってるの? じじいはばきゃなの? しぬの?」
「そんなことより、あまあまもってきなさい!」
 好き勝手言いやがって、だが、その時間もこれまでだ。お前は親がおうち宣言し、それに従った時点で
死んだも同然だ!
 貴様らが死ぬまであと10秒!
「ゆっゆ、なんだかきぶんがわるいよ……」
「ありしゅのおぽんぽんがいちゃいよぉ……」
 最初に症状が現れたのは小さな赤ありすの方だった。口からカスタードをえれえれと吐き出した。徐々に
体が小さくなって、中身を吐き切って死んだ。
「ごんなの……どがいばじゃな……」
「おぢびぢゃあああああん!」
「おちびちゃん、えれえれしたらだめだよ! ゆっくりできなくなるよ!」
 親の言うことを忠実に守ろうと、赤まりさは自分の餡子を吐き出さないように口を一生懸命ふさいでいた
が無駄だ。行き場を失った餡子はまりさの目玉を押し出して、両目の穴からぴゅーっと噴き出した。
「さっさと死ね」
 俺は両親の前で赤まりさを踏み潰して止めをさした。

「おぢびぢゃんのがだ――」
「黙れ!」
 俺は長ったらしいセリフを叫んで飛びかかるまりさを一喝し、動きを止めたところに蹴りをたたきこんだ。
「次はクズの悪根を絶ってやる!」
 俺は転がったまりさを指さして叫んだ。人間に生意気な口を利くゆっくりを生んだ種(母親かもしれないが)も
製造物責任というものがある。
 出来そこないを作ったまりさには最も適した責任の取り方をさせよう。
「まりざのべにべにがぁぁぁぁーっ!」
 涙声でまりさが自分の底部に近い生殖器――ぺにぺにを見つめる。しかし、そこに突起はなく周囲が
青黒く変色した穴しかあいていなかった。
 小さな皮のかたまりのようなものが、まりさの前に転がり落ちている。それがまりさのぺにぺにだ。
「いだだだだだだだぁーーーー!」
 痛みに耐えかねて気が触れたようで、割れたガラスの上に飛び込んで体を転がした。
 尖ったガラス片がまりさの体に容赦なく突き刺さり、破片同士が触れ合ってぎちぎちと音を立てる。
「いだいのおおおおおウボアッ――」
 暴れていたまりさが突然スイッチを切ったロボットのように動きを止めた。中枢餡が生きるのを拒否
したのだろう、白目をむいた苦悶の表情を浮かべて事切れた。

「イノシシより醜く顔を崩せ!」
 俺がありすの前に指先を突き出した。とたんに顔の皮が黒く変色して盛り上がる。黒く盛り上がっ
た皮は弾力がなく、俺が指を触れるたびにボロボロと崩れ落ちた。頭頂部も黒くなり、髪が抜ける。
「あでぃずのどがいばな”ぎゅーでぃぐるべあー”がああああああ!」
 まるで秋の落ち葉のように散っていく髪を嘆くのか、大声で叫び、髪を口の中に詰めていく。元上
司にハゲ頭の人がいたが、髪が抜けたからといって、髪を食べたりはしなかった。
 全く意味のない苦行を自分に課すありすだ。髪の毛が歯の間や舌に絡まって、まともに口も開けな
い。
 俺はありすにさらなる絶望を与えるために、鏡を奴の前に置いた。銀色の鏡に黒いでこぼこした物体が
鎮座している。かろうじて目玉と口らしきものが、盛り上がった皮の間から覗いている。
「この醜い顔が今の貴様だ。黒く膨れた気持ち悪い饅頭だ、田舎者レイパー以下の醜い存在だ! お
ぉ、きめぇきめぇ」
「ごんなのあでぃずじゃないわ! ごのいながもののべんなばんじゅうは……」
「いいや、これはありす。お前の今の姿だ」
 自分が醜い姿になったと信じたくないようで、何度も違う違うと叫んでいた。
 そうしたら――
「どがいばばばっばばば……むんほおおおおおおおおおおおお!」
 ――などと、意味不明なことを叫び、玄関に向かって全速力で駆けだした。
 どうやら、発狂したようだ。
 俺は玄関でカスタード噴水祭をやられても困るので、素直にドアを開けてやった。
 隙間から外に出たありすは道路に飛び出し、やってきた軽トラックのタイヤにひきつぶされた。一瞬
で痛みもなく死んだようだ。
 俺はあちゃー、と漏らした。
 ドアを閉めて昼飯の準備をするべく、スーパーの袋を持ってキッチンに向かった。



 死餡感染―ユンフェクション―。ゆっくりにのみ効く細菌を作り出す能力だ。指先から秒速100メー
トルの速度で細菌を撃ち出して、ゆっくりに感染させる。
 さっきのありすは毛根を破壊し髪を散らせ、顔の皮膚を盛り上げせて目と口をふさぐ(結果餓死する)
設定した毒を持つ細菌に感染させた。結果発狂して、車にひかれたがな。
 子ゆっくりには吐き気を催す毒を持つ細菌、まりさはぺにぺにに壊疽と激痛を起こさせる毒のある細菌を使
ったので、ああなった。
 こんな能力を得た時にはどうやって役に立てろってんだ! と心の中で、能力をよこした神サマに
毒ついていたが、虐待コミュニティを通じてとある大学の研究員と知り合い、野良ゆっくり駆除用の
毒性物質開発と、飼いゆっくりが罹患する病気の治療薬やワクチンの研究をするために、客として招
かれたのだ。新薬開発のための協力で得られる報酬は月50万!



 月50万という破格の報酬のおかげで実験のない日は青空の下でのんびりと暮らせるのだ。俺も楽さ
せてもらえる恩に報いるため、全力で細菌を体内で生成し、実験する。
 最近頼まれているのは『下痢による飛沫や空気感染し、餡子を下し尽くして死にいたる』という症状
を引き起こす細菌だ。この毒を用いて、新しいゆっくり駆除剤の開発をするらしい。
 俺が木人形(デク)を探していると、ちょうどいいところに野良ゆっくりの親子が見つかった。
 親れいむと子れいむが1匹、子ありすが2匹だ。おそらくありすにレイプされて子どもが出来たのだ
ろう。ゆっくりの倫理感では子ども殺しは大罪なので、仕方なく育てているということだろう。
 その慈愛あふれる母親の仮面は俺がはぎとり、内にある悪鬼羅刹、修羅鬼畜、魑魅魍魎の顔を引き出してやる!
「食らえありす、お前は激しく腹を下せ!」
 俺は人差し指で子ありすを差し、細菌を打ち込んだ。すぐにありすの顔色が悪くなった。
「おにゃかがいちゃいよぉ……」
 俺が使った細菌はゆっくり体内の餡子を液状化する細菌毒を持つ奴だ。
 体内餡子を激しくひっかきまわし、激しい痛みと、汁粉の鍋をひっくり返したような下痢餡子を激
しく下す。
 俺の計算が正しければ成体ゆっくりでも十分殺せるはずだし、下痢餡子の中にいる細菌からさらな
る感染ゆっくりを生み出せるのだ。ここがただの毒を使う虐待お兄さんとの違いってやつだ。
 おっと、ありすの中身はカスタードだから、下痢タードだな。
「ゆゆ、おちびちゃん。いまはごはんのじかんだから、ゆっくりがまんしてね」
 親れいむは子どものトイレよりも、ご飯を優先したようだ。しかし、この細菌による下痢はご飯の間
我慢できるほど生易しかないぜ……!
「ゆゆゆ……もうがみゃんできにゃいいいい!」
 ビーッ!
 子ありすのあにゃるから、すさまじい勢いで下痢タードが噴き出した。噴き出した飛沫は母れいむが
集めてきた生ゴミ、そしていかにも栄養の足りてなさそうな小さい子ありすにかかった。
 母れいむと子れいむは奇跡的に無事だった。
「ぐじゃいいいいい!」
「ぜっがぐあづめだごばんがああああ!」
 下痢タードまみれの食事を前に、子れいむと親れいむが叫んだ。カスタードを失って死にかけている
子ありす――”げりす”なんて全く気にかけていない。
「ごのばが! どうじでごんなごどずるの!」
 涙声で親れいむが”げりす”を問い詰める。
「おぎゃあしゃん……ごめんなちゃい……でも、かわいいありすのために……またごはんを……もう
おぽんぽんぺこぺこ……」
 この”げりす”は謝っているように見えるが、実際は下痢をかけたことには謝らず、ご飯のおかわりを
親に求めやがった。なんという恥知らずだ。
「やっぱりれいぱーのこだね! そこまでしてれいむたちのごはんをじゃましたいのかい!?」
「いいよ! おかあしゃん、そのゆっくりできないありすをころしちゃえ!」
「どぼじでぞんなごどずるのおおお! おがあざんがまたごはんをもっでぐればいいでしょおおお!
おねぇじゃんをごろざないでえええええ!」
「ばかないもうとは、うんうんありすといっしょにしんでね!」
 子れいむが子ありすを、中身を失って潰れかけた”げりす”の近くに突き飛ばした。
 そこへ息のあった母れいむのボディプレスで二匹とも踏みつぶした。子ありすたちの体にわずかに残っ
たカスタードが飛び散る。
「ふぅ、ようやくれいぱーのこがしんだよ! おちびちゃんはおかあさんといっしょにゆっくりしようね!」
 一仕事やり終えた的な達成感のある顔で、ゆっへんと胸を張り子どもに話しかける。しかし子れいむは
かない顔だった。
「でもごはんが……」
「ごはんなんてまたとってくればいいよ! おちびちゃんのすきなものなら、なんでもいいよ!」
 だが、お前に二度目のご飯を取ってくることはできない。思いきり細菌の繁殖している下痢タードの海に
飛び込んだのだから。そろそろ二次感染で親れいむが餡子を噴き出すころだ。
「ゆゆっ、なんだかおなかがいたいよ」
「おかあさんだいじょうぶ?」
「うん、へいきだよ! ゆっくりごはんをとってくるか――」
 ここで動いたのがいけなかった。体を動かした拍子に体内の餡子があにゃるから、一気に流れ出た。
ドロドロの餡子が親れいむを中心に大きな水たまりを作る。
 バレーボールほどの大きさの親れいむが一気に半分ほどの大きさにまでなった。それだけ餡子を失ったのだろう。
「おがあざ――」
 子れいむが心配そうにかけよる。しかし餡子に触れたとたん、うんうんだと認識したようだ。
「ぐじゃいいいい! ゆっぐりでぎないいい!」
「どおじでぞんなごどいうのおおお! ぞんなごはでいぶのごどもじゃないよ!」
 唯一同種の子れいむに、母親である自分のことよりも臭いと言われてショックを受ける。しかも、勘当宣言までしやがった。
 無論、母親の下痢餡子に触れた子れいむも、姉妹と同じく下痢で命を落とす運命は避けられない。
「れいむもぽんぽんいたいよぉ……」
 そして下す餡子。子れいむが縮んで、ぺしゃんこに潰れた、母親の餡子の中に沈むようにして息絶えた。
「もっど……ゆっぐり……」
「おちびちゃん……?」
 母親が動かなくなった子れいむの近くに寄り添い、餡子まみれの遺体を舐めて声をかける。しかし、子れいむは声を返さない。
「れいむのこどもじゃないっていったけど、あれはうそだよ……おちびちゃんはれいむの……」
 子れいむは声を出さない。白目をむいたまま餡子の中に沈んでいる。
「おぢびぢゃん、おべんじしでええええ!」

 毒の効き目が弱かったのか、親ゆっくりは下痢餡子と下痢タードの海に横たわっているが、まだ叫ぶ元気もあった。
 そういえば、”げりす”たちも遺言を残す余裕があったな……。
 まだまだ改良の余地がありそうだ。経験上、感染したゆっくりの様子を強く想像すればするほど、
強い細菌が作れるような気がする。もっとネット上の虐待動画を見て勉強するか。



 俺はインスピレーションを高めるために動画サイトを見ようと思い立ち、家路に就こうとした。
 もう1組のゆっくり親子が見えた。れいむ、まりさのつがいで子まりさが1匹いるだけだ。駆除剤入りのケーキでも
食べたのだろうか、子まりさの元気がなくこれまた顔色が悪い。
 俺は止めを刺してやろうと思い、子れいむを指さした。
「熱で焼かれて死ね」
 ゆっくりを発熱させる毒性を持つ細菌を使ってやった。熱で体内の中枢餡を焼き、高まる内部の餡子の密度で
中枢餡をぎゅっと圧迫し、ゆっくりできずに死ぬのだ。
「ゆ! からだがあたたかくなったよ!」
 しかし、俺の思惑とは逆に子まりさは餡子の色がよくなった。元気に一回飛び上がって、目を見開いて驚く
両親の周りを駆けまわっている。
 なんだと!? 俺の毒が、ゆっくり駆除剤の毒を相殺したとでもいうのか!?
 俺はゆっくりに止めを刺すどころか、助けてしまった自分の愚かさを責めた。
 しかし、たまには饅頭助けもいいものだ。俺はそう自分に言い聞かせて、その場を立ち去った。



 死餡感染お兄さんの細菌毒による相殺効果で、冷えていた餡子温度が上昇した子まりさは元気に走り
回っていた。
 しかし……
「あぢゅいよぉ……」
 体中を真っ赤に火照らせて、子まりさは溶けたアイスのように地面にうずくまっていた。父親であろうまりさが
舌でぺろぺろと舐めるが、一向によくなる気配はない。
「あついよね、ゆっくりできないよね……」
 れいむが口に水を含んで、子まりさに吹きかける。しかし、かけた水はすぐに熱せられて子まりさの体から
発せられる蒸気となる。
「れいむ……おちびちゃんのねつがさがらないんだぜ……」
「おちびちゃん、おみずさんならいくらでもあるからがまんしないでのんでね」
 2匹は自身らの持つ限りの知識で子供を助けようとした。
 だが、これは無駄な努力である。
 なぜなら、死餡感染お兄さんの細菌による感染症は、まだ治療薬も出来ていない。自然治癒など出来るはずがない。
「おみじゅはもういらないよ……」
「わかったよ」
 子どもの願いにしたがって、れいむは水かけをやめた。
 結論から言えば、子まりさは自殺を選んだ。本能的にこのまま体の水がなくなれば干からびて死ぬのだ。
熱にうなされながら生き長らえるよりはましだと判断した。
 水かけをやめたことで、子まりさの体からは水分が蒸発する一方になる。目玉がカチカチに固まり、ひび割れて
もう機能すらしていないだろう。
 そして最後の瞬間が訪れた。
「もっど……ゆっく……ちたかっちゃ……よ……」
 とだけ言い残して、水を蒸発させきった。カラカラの死体、目玉が眼の穴から転がり落ちた。
「おぢびぢゃああああああん!」
 その日、2匹の叫びが止むことはなかった。


 終わり



 下痢+ありすの”げりす”を使ってみたかったのですよ。



過去作品
ゆっくりいじめ系2307 幻餡術師の僕
ゆっくりいじめ系2433 絶対命令お兄さん

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最終更新:2009年04月11日 00:43
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