ゆっくりいじめ系3006 脱ゆ

脱ゆ

タイトルに意味はありません。適当につけました(思い浮かばなかったので)


今度は現代モノで(^▽^)ageて落してみます。

序盤は虐待成分薄いと思います。

相変わらず文章へたっぴです

それでもいいという方はどうぞ。







もう12月、さすがに冷える。この時期は暖かいものがほしくなる時期である。

俺は公園の付近で営業しているおいしいとうわさの鯛焼きを2つ買い、ほくほく顔で公園のベンチで食べていたときだった。

「そのあまあまさんをさっさとよこしてね!!」

「・・・ん?」

声があった方向をみてみるとそこには一匹の成体れいむと三匹の子れいむがいた。

「糞奴隷!!さっさとおちびちゃんにそのあまあまよこしてね!なにしてるの?馬鹿なの?言われないと何もできないほどムノーなの!?

れいむのかわいいおちびちゃんたちがおなかすかせてるでしょおおおおお!!?」

「ばーきゃばーきゃ!」

「おきゃーしゃんのゆうことさっさときけ!くしょじじい!」

「あまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあま!!!!」

びゅううううううううううううううううううううう(冷たい風が吹く音)

「「「ゆびゅううううううううううううう!!!!???」」」

「うおっ  さみぃ!!」

俺は四匹の家族と思われるれいむ一家に目を付けられていた。おいしい鯛焼きを食べて良い気分だったのが台無しだ。

(げ・・・公園なんかで食べるんじゃなかったな・・・おもに「あまあま」と一心不乱に叫んでいる子ゆっくりがキモイ・・目がいってる・・)

れいむを見てみると普通の成体れいむよりも大きい。もしやと思い俺はれいむに聞く。

「おいれいむ。お前にんっしんしてるんじゃないか?いいのかこんなところ歩いてて」

「そうだよ!れいむは今かわいいあかちゃんをにんっしんしてるよ!だからさっさとその鯛焼き頂「やだ」  ゆ゛!?」

「このあまあまは人間さんのものだよ。君たちには一切あげるつもりはないよ。今なら殺さないでおいてあげるからさっさと消えてね。ゆっくりしないでね。」

俺は普通に話してもこいつらは理解してくれないと思い、やつら風に喋ってみた。れいむという種は馬鹿が多い。こいつもその類だろう。

れいむはプルプルしている。そして爆発するように怒鳴り散らす。

「この糞奴隷!!!!なに奴隷の分際でえらそーなこといってるの!!!!?ばかなの?しぬの?さっさとそのあまあまよこせばいいでしょ!!?」

「しゃっしゃとよこしぇーくしょじじい!!!!!!」

近くにいた一匹の子れいむが俺の足に体当たりしてきた。なんでこいつらこんな体格差のある人間に対してこんな強気なんだろう。

とりあえず・・・鯛焼きを袋にしまい、その子れいむを掴みあげ「ゆゆっ おしょらをちょ・・」全力で地面に叩きつける

ベシャ!!!!!「ゆびゅ!!!」

良い具合に子れいむは弾けた。あたりに餡子が飛び散る

「ゆ!・・・なしてるの糞奴隷!!!!!!!れいむのかわいいおちびちゃん「かわいくねーよ」」

二匹目も同じように殺す。三匹目は一心不乱に「あまあま」と叫んでいた子ゆっくりを足で擦り潰す。三匹目はなんか手で触りたくなかったんだ・・・

「で・・でいぶのかわいいおちびちゃんたちがあああああああああああああああ!!!!?」

「だからかわいくないっていってるじゃん。そのお腹にいるのもかわいくないだろうな。お前の子だし」

「ゆ゛っ!?」

ズブッ!

れいむのまむまむに無理やり手をねじ込む

「ゆ゛っ!!!!!!!!な・・何してるのこの糞人間!!!!!!!!?れいむは子持ちなんだよ!!!?大切にしないといけないんだよ!!!!」

「だから特別大切に扱ってるんじゃねーか。ああお前ら馬鹿だから皮肉ってわかんねーか  よっと」

まむまむの中にいる胎児ゆっくりを手でつかむ。どうやら二匹いるようだ。

胎児ゆっくりは俺の手を異物と感じたらしく子宮の中で必死に逃げ惑う。しかしすぐ捕まえた。手の中で必死に逃げようとビクビクと体を動かす。

「お前のゆっくりしてないガキつかまえたぜ。すぐにあの世に送ってやっからな」

「なにしてるの!!?そんなことしたらかわいいれいむのおちびちゃんがゆっくりできないでしょ!!?そんなこともわからないの?ばかなの?死「お前が死ね」」

胎児ゆっくりを二匹とも一気にまむまむから全力で引き抜く。その衝撃でまむまむを構成している部分の身体は根こそぎ抉り取られる。

ズ・・ブシャア!!

「ゆびゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!??」

まむまむを抉られ親れいむはその痛みにより羊水、餡子、涙やよだれといったありとあらゆる液体を撒き散らしながらビッタンビッタンとのたうち回っている。

二匹の胎児ゆっくりはもう植物型出産による赤ゆっくりよりも大きく、形もしっかりしていた。そして下界の光の刺激により目を覚ます。

「ゆ・・・・ゆっくち!・・・」

「ゆ・・・ゆぅん・・・まじゃねみゅいよ・・・・」

俺は地面でのたうち回っているれいむの目の前に胎児ゆっくりを放り落とす。落とした衝撃で胎児ゆっくりは悲鳴を上げた。

その悲鳴によりれいむは目の前に我が子がいることを認識する。

「ゆっ!!!・・・おちびちゃん!!!!!れいむの・・・おちびちゃん!!!!ゆっくり・・・ゆっくりしていってね!!!!」

「はいはいゆっくりゆっくり」

俺は胎児ゆっくりを靴の裏でゆっくりと踏みつけ少しづつ力を込める。

「ゆぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ!!!!!!」

「ぐるじいいいいいいい!!!!おきゃーしゃーああああああああん!!!!」

「やめでえええええ!!!!!!!」

「はいはいゆっくりゆっくり」

ブツン!!

胎児ゆっくりは靴と地面の間で小気味良い音を立て爆ぜる。

「ゆあああ・・・・おちびちゃん・・・・?」

それを見たれいむは地面にうつぶせになり、子供のように泣きじゃくった。

「ゆ・・・・ゆああああああああああああああああああああ!!でいぶのあがぢゃんがあああああああ!!!!

あんなに・・・・・・ゆっぐりじでだのにいいいいい・・・・・ゆっぐ・・・・ゆっぐ・・・

ゆっぐりじでだのにい・・・・ゆあああああああああ・・・・・ゆぐあああああああああああああああ!!!」

大量の涙と無理やり開かせたまむまむから漏れだす羊水によりれいむのまわりに水たまりができる。

「はやくこの場から消えないと次はお前だ」

「ゆぎ!!!?ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!?」

親れいむは羊水と涙を撒き散らしながら草むらへ跳ねて行った。もう俺を罵倒する気力もないのかなにも言ってはこなかった。

「何か言ったらその場でぐしゃぐしゃにしようと思ったのに・・」

再び俺は鯛焼きを食べ始める。ぐ・・・冷めてる・・・これは家に帰ったらレンジで温めて食おう。

なんか食べた気のしない俺は店でまた鯛焼きを買う。今度は3個買った。




さきほどのベンチはあたりに餡子が散らばっていて良い気分とは言えないので別のベンチに座って食べる。

それを食べていると、俺の座っているベンチにさっきのとは別の汚い成体れいむが近づいてきた。そのれいむは妙に痩せており飾りも身体も汚れおり、臭かった。

れいむは俺をじろじろと見た後、ゆっくりと近づき、そして口を開く。

「おにーさんお願いです!れいむたちを助けてください!!おちびちゃんたちが・・・・おちびちゃんたちが死にそうなんです!!」

またそれか・・・・

俺はゆっくりと目を合わすが何も話さない。理由は簡単。鯛焼きを食べるから。

「れいむは毎日一生懸命狩りがんばってるんだけどたべものが全然あつまらなくて・・・おちびちゃんたちが死にそうなんです!!」

「・・・・・・・・・・」

「食べ物なくておちびちゃんたちが元気ないんです・・・そのあまあま食べたらきっとおちびちゃんたちが元気になると思います!!!!」

「・・・・・・・・・・・・・・」

「だから・・・そのあまあま分けてほしいよ!!!」

「え・・・やだよ」

「ゆ゛っ!!?」

それかられいむは何か言っていたようだが俺はひたすら無視する。ただし悪口らしきものを認識したら無視するのをやめ、このれいむを駆除するつもりだった。

普通のゆっくりなら無視をし続けるとそのうち不満が溜まり罵声を浴びせてくる。しかしこのれいむ、一向にその気配をみせない。

「ゆうぅ・・・ゆっくりあやまるよ・・・・ごめんなさい・・・おにーさんは優しそうな雰囲気だったからつい・・・くれるかもって思って甘えちゃったんだよ・・」

(あれ・・・これは予想外・・・・・ふむ・・・・・・そういえば・・・・何処となく野良とは違う上品さがあるような・・・・・・・気もする)

れいむはバインバインと跳ねながら公園の奥へ向かう。俺はそのれいむに興味を持ったのでコッソリつけてみることにした。





付けながら見てみると、れいむは公園に落ちている食べれそうなものを拾い口に含んではまた拾う。

この季節に虫などはあまり居なく、拾うのは主に人間の捨てたゴミである。

最近はゆっくりによるゴミ箱荒らし対策として公園のゴミ箱には蓋がつくようになった。

それだけじゃなくゆっくりを水に落としてスクリューでばらばらにし確実に殺す方式をとるゆっくり専用のごみ箱もある。

ゆっくりにとっては生きづらい時代になったものだ。

れいむは巣の近くに着いたようだ。そわそわと周りを気にしている。俺は木の陰に隠れているのであのれいむには気がつかれていないはずだ。

れいむはその近くの草むらへ入って行った。おそらくそこがあのれいむの巣。

れいむの巣までいって挨拶だけでもしようとした時、そのれいむの大声が聞こえた。

覗いてみるとそこにはれいむの巣と思われるブルーシートのかけられたダンボールとれいむとその子らしき子ゆっくり達の姿が確認できた。

その子ゆっくり達はボロボロで汚れ、仰向けに寝たきりであった。その構成は子まりさ2匹と子れいむ1匹。

二匹の子ゆっくりはかなり痩せ細り、頬がこけ目も窪んでいる。それに小さい。まだ野球ボールほどのサイズである。

「ゆあああああああ!!おちびちゃん!!!おちびちゃあんん!!!!!しっかりして!!返事してよお!!」

いくら呼びかけても子ゆっくり達はまるで反応しない。どうやらただ事ではないらしい。

子れいむと子まりさは仰向けになり、その目の焦点はあっていない。母親の問いかけにも答えていない。危ない状態だろう。

この子まりさと子れいむは「ゆっくり風邪」にかかっていた。主に栄養不慮のゆっくりが掛かるものである。

どの成体ゆっくりも一度は必ず掛かっていると言ってもいい。症状としては熱に吐き気、頭痛や身体の痛みなどといった人間がかかる風邪と大差ない。

この風邪は栄養さえ摂っていれば数日間の体調悪化だけで、その後すぐに完治し身体から消えてしまう。

しかしただの風邪と思って油断することなかれ。栄養を十分にとっていないとこの風邪の症状は重くなり最悪ゆっくりを死に至らしめる。

また対処が遅ければ助かってもその中枢餡に重大な障害を負わし、それによる失明や難聴といった症状を起こすこともある。

健康なゆっくりは仰向けには寝ない。何か危険がせまったときに仰向けではすぐに行動できないからだ。

仰向けにねるゆっくりは野生化では余程衰弱しているか赤ゆかのどちらかである。

俺はれいむにとりあえず挨拶し事情だけでも聞こうと草むらに入ってゆく。

ガサガサ

「ゆ゛っ!?」

「俺だよ。お前の言ったこと本当だったのな。てっきり嘘だと思ってた」

「ゆああああああ!!!・・・・たすけてよ!!!たすけてよおにーさん!!おちびちゃんたちは今朝まではちゃんと返事してくれてたのにぃぃぃ!!」

本来なら後を付け急に現れた俺に警戒すべきなのだが、このれいむにその余裕はない。必死に俺にすがりついてくる。

「ゆああああああああああ!!!おちびちゃん返事しでよ゙おおおお!!!!!ゆっくぢ・・・ゆっぐぎじでいっでよ゙お゙!!!」

どうやら「おちびちゃんたちが」ただ事ではないことだけはわかる。

「ちょっと見せてみ」

そういって俺は子まりさに近づきそれを手に抱える。重さをあまり感じない。いくら子ゆっくりにしても軽すぎる。目は開きっぱなしで焦点があっていない。

それに熱い。ゆっくりの体温はこんなに熱くなかったはず。子まりさの肌には汗がべったりとついている。見たところ子れいむも同じようだ。

れいむを付けている時に買ったジュースを口に注ぐ。

普通ならゆっくりの異常な回復力によりすぐ元気になるのだが一向に状況がかわらない。

(あ・・・これやばいかもな・・・ジュースかけて治らないやつ初めて見たわ・・)

この子ゆっくり達の餡子変換能力は極限まで落ちていた。それほど衰弱しているということだろう。

「ゆっぐ・・・でいぶ・・・だめなおやだったから・・・この子たちには・・ゆっぐ・・・・ひっぐ・・・ずっと苦労かけっぱなしで・・・・ゆっぐ・・・

ぜんぜんゆっぐりざぜであげられだぐで・・・・ゆっぐ・・・ゆぐうううううううう」

れいむは涙をぽろぽろと流す。

俺は子まりさと子れいむにジュースを注ぎながら黙ってれいむの話す事情を聞いた。





れいむはペットショップで生まれ育ち、人間に買われた飼いゆっくりだった。ところがある夏の日、外で見かけたまりさを見染め恋に落ちた。

「おにーさんおねがいだよ!まりさとここでゆっくりさせてね!まりさはれいむのだーりんだよ!」

飼い主の家にまりさを同居させてほしいと願ったが飼い主はまりさとの交際を認めてくれなかった。

しかしれいむの懸命のお願いにより飼い主は渋々、まりさとの家での同居を承諾してくれた。ただし、子供はつくってはいけないという条件つきであった。

しかし若いれいむとまりさの二人は飼い主との約束を守りきれずついにすっきりをしてしまう。そしてれいむは胎生型にんっしんをした。

「どうしようまりさ・・・おにーさんとのやくそく・・やぶっちゃったよ・・・」

「だいじょうぶだよ!おにーさんはれいむのおちびちゃんをみたらきっとゆっくりできるよ!まりさがほしょうするよ」

「ゆぅ・・・そうだね!れいむとまりさのおちびちゃんを見たらきっとおにーさん許してくれるよね!ゆんゆん」

ゆっくりのあかちゃんはすべての生物をゆっくりさせることができると信じて疑わない。

しかし飼い主はその事に激怒し、れいむたちを家から追い出した。その時季節はすでに秋であった。

「ゆうう・・・どうしようまりさ・・・おうちから追い出されちゃったよ・・・」

「心配しないでねれいむ!まりさがれいむをまもってあげるからね!」

れいむとまりさは公園にある草むらにダンボールを器用に折り曲げ、落ちていたブルーシートをかける。

そしてそこをれいむたちのおうちとし、そこで子供が生まれる日を待つことにした。

「きょうからここはれいむ(まりさ)たちのゆっくりぷれいすだよ!!ゆっくりしていってね!!」

さっそくおうち宣言をする二匹。

まりさは元野良であるため、ごはんあつめは順調にこなした。れいむは生粋の飼いゆっくりであったため野良の食べ物は口には合わなかった。

しかし、愛するまりさとの子供を産むために慣れない食べ物も無理やり食べた。次第にれいむはその食べ物に慣れる。

そしてれいむは出産に必要な栄養を順調に得る。ある日、まりさが狩りに出かけて一人の時に陣痛がれいむを襲う。

「ゆぐっ・・・!! うまれる・・・・!!! あがちゃん・・・・うまれるよ・・・!!!ゆぐぐぐ・・いじゃいよ・・・・ぐるじいよ゙お・・・!!!」

しかしまりさはまだいない。胎生型出産の場合は夫の協力が必要なのだがその肝心なまりさは狩りに出かけたまま、まだ帰ってきていない。

「ばりざぁ・・・・はやぐがえっでぎでねぇ・・・・ゆっぐ・・ぐぐぐぐぐ・・・」

もうだめだ。もう産まれる。まりさの帰りを待つ余裕はない。

れいむは急いでまりさの寝床の位置にある草や葉で積んだベッドに身体の正面を向ける。

「ばりざぁ・・はやぐがえっでぎで・・ねぇ・・・・うまれちゃう・・・・あがちゃん・・・うまれじゃうよ・・・」

メリメリと音を立て、れいむのまむまむが開いてゆく。その穴から赤まりさが顔を覗かせる。その赤まりさの顔はゆっくりとした顔をしながら目を瞑っている。

まるで、生まれてくることを世界中から祝福されているかのような表情である。

「ゆぎぎぎぎぎ・・・・ばりざのはやぐぅ・・・・・・・ぼううばれぢゃうよ゙お・・・・・・あがぢゃんゆっぐぢぢでね・・・」

れいむはまりさが帰ってくるのまで産むのを我慢しようとする。胎生型出産は赤ちゃんが勢いよく飛ぶので片親だけでの出産は危険が多い。

それにまりさに産まれてくる子供を一番に見せたいという気持ちもある。しかし無情にもまむまむはさらにメリメリ音を立てて開く。

「ゆぐぐぐ・・・ばりざぁ・・・・・・・もうぶりだよ・・・までないよ゙・・・・・・」

れいむはまりさなしで、一人で産もうと決意する。そしてまりさのベッドに向けて力む。するとスポンと音が鳴り赤まりさがベッドに向けて飛び出す。

その赤まりさはまりさのベッドで受け止められ、その下に敷かれた葉っぱの上に転がり落ちる。

「まだいるよ・・・・・ゆぐぐぐ・・・・ゆっぐ!!!」

物凄い形相をしながら再度勢いよく赤ゆっくりを飛ばす。その赤ゆっくりも無事にまりさのベッドに受け止められる。

そのときうまれたのがこの子れいむ一匹と子まりさ二匹である。(年齢順 赤まりさ>赤れいむ>末っ子赤まりさ)

子ゆっくり達は地面に落ちた衝撃で意識を覚醒させる。懸命に羊水まみれの身体を動かし、底部を地面につけたゆっくり本来の立ち方をとる。

「れいむがおかあさんだよぉっ!!!れいむの初めてのおちびちゃんっ!!!ゆっくりしていってねっ!!・・・ゆ・・・ゆあああああああん」

感極まってれいむは泣いてしまう。

「ゆっく・・・ゆっくち・・・ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」

長女まりさが最初に生まれて初めての「ゆっくりしていってね!」をする。それからすぐに残りの赤ゆたちも「ゆっくりしていってね」をする。

「ゆゆうううん!とっても元気でゆっくりしたおちびちゃんたちだね!!ゆっくりしていってね!!!!!!!」

(まりさに生まれる瞬間を見せてあげられなかったのは残念だけど・・・とってもとってもゆっくりした子がうまれてうれしいよ・・・・早く帰ってきてよまりさ。

れいむとまりさのおちびちゃんを見せてあげたいよ。一人でも無事にうんだれいむをほめてほしいよ・・・)

赤ゆっくりたちは家族との初めての挨拶を交わし嬉しくてうれしくて仕方がなかった。

グゥゥゥゥゥ・・・

「おきゃーしゃん ゆっくちおにゃかがしゅいちゃよ!」

生まれたての赤ゆっくりはお腹がすいている。

「ゆゆ!ごめんねおちびちゃん!!ほらおちびちゃん。ごはんだよ!いっしょにむーしゃむーしゃしようね!!」

れいむは赤ちゃんように用意してあった柔らかいごはんを与える。

「むーしゃむーしゃ ち・・ちあわしぇー!」

「ちあわちぇー!ゆっくちできりゅよ!ありがちょー おきゃーしゃん!」

「ゆっくち ゆっくち」

「おちびちゃんといっしょにたべるととってもゆっくりできるよ!いっしょにゆっくりしようね!!」

この世の恵みを初めて堪能する子ゆっくり達。このご飯は秋の恵みである。秋の恵みはとってもゆっくりできる。その味に下鼓をうつれいむたち。

「ゆう・・まりさはやくかえってきてほしいよ・・・おちびちゃんたちこんなにゆっくりしてるよ・・・」

食事が終わり腹を満たした後は親子のスキンシップ。

「しゅーりしゅーり  ちあわちぇー」

「すーりすーり しあわせー おちびちゃんゆっくりできるね」

肌を合わせるたびにれいむのこころは暖かくなってゆく。それは赤ゆっくりも同じようでれいむに応じるように頬ずりをし返す。

それかられいむはまりさが帰ってくるまでおうたさんを歌い、まりさの帰りを待つことにした。

ダンボールで出来た家の中は薄暗い。しかしそこにはゆっくりがあった。暗いがここはまさしくゆっくりぷれいすである。

「ゆっ♪ゆっゆっゆ~くり~♪ゆっゆ~ゆ~んゆゆゆっくり~♪ゆっゆゆ~ゆ~ゆ~♪ゆ~んゆ~ん♪」

れいむは座布団代わりに引いた葉っぱの上で気分がゆっくりできる「おうたさん」を歌っている。

「おきゃーしゃんのおうたしゃんとってもゆっくちできりゅよー じょーじゅだにぇ ゆっくち~ゆっくちちち~♪ゆ~ゆ~♪」

母れいむのまわりですりすりしながら遊んでいた妹れいむと末女まりさが長女まりさへ近寄ってくる

「おねえしゃんあしょぼ~」「いっしょにしゅりしゅりしようよ~ ゆゆ~ん」

「ゆっ しょうだにぇ いっしょにしゅりしゅりしようにぇ~ゆ~ゆ~」

それから子ゆっくり達三匹はお互いにすりすりし合いながらじゃれあう。生まれたばかりだと言うのにとても元気な赤ゆっくりたち。

「ゆふぁ・・・れいみゅねむきゅなっちゃよ・・・ゆ・・ゆぅ・・・・・ゆー・・」

「まりしゃもねむきゅなっちゃよ・・・おにぇちゃんいっしょにねようにぇ」

「ゆゆん・・・くしゅぎゅったいよ♪まりしゃはあまえんぼうしゃんだにぇ」

それから赤ゆたちはすぐに眠ってしまった。とても幸せそうな顔で。

「ゆゆん・・とってもゆっくりしたおちびちゃんたちだね。はやくまりさに見せてあげたいよ。ゆふふふ」

そういってれいむは子供達にはっぱを被せる。それからしばらくすると入口がガサガサと音を立てる。このゆっくりできる音。まりさだ。

「おちびちゃんたち。おとーさん返ってきたよ。ゆっくり出迎えてね」

しかし一向にまりさは巣の中に入ってこない。れいむは不思議に思い巣の外を覗いてみる。

「ゆ゛っ!!!   まりさああああああああああああああああ!!!!?」

巣の入り口まりさが倒れていた。全身酷い裂傷がありそこから液状の餡子が漏れだしている。

「まりさ!!!ゆっくり・・・ゆっくりしていってねええ!!!!」

れいむは急いでまりさのもとへ駆け寄る。

「れ・・いむ・?・・なにもみえないよ・・・・れいむ・・・どこにいるの・・・・?れいむ・・・・れいむ・・・・おちびちゃん・・・」

まりさの体温は下がってゆく。もうだめだ。助からない。

「れいむ・・・おちびちゃんのこと・・・・たのむね・・・ゆ・・・・っく・・・り・・し・・・・・」

まりさは永遠にゆっくりした。れいむは泣いた。たくさん泣いた。しかしいつまでも泣いているわけにはいかない。

それかられいむは一人で赤ゆっくりたちを育てると決心した。まりさとの愛の結晶を死なすわけにはいかなかった。

まりさは巣の近くに埋葬し、かならずおちびちゃん達をゆっくりさせると墓前に誓った。

それかられいむは巣におちびちゃんたちを残し、一人で餌を探した。最初の頃はまだ秋真っ盛りだったから狩りに不慣れなれいむでも子供達に食べさせることは出来た。

その間に赤ゆっくり達は赤ちゃん言葉が抜け、前よりも大きくなった。

寒くなるにつれて外で取れる食べ物は減っていった。ほとんど収穫の無い日もあった。そのため子ゆっくりたちは成長するのに十分な栄養を摂ることが出来ず、胎生型出産

で生まれた頃からほとんど成長していなかった。赤ちゃん言葉こそ取れたものの、いまだ野球ボールサイズである。

子ゆっくりたちが今まで摂取した栄養は成長には十分な栄養は確保出来ず、現状維持しか出来なかった。

「ゆぅ・・・ごめんねおちびちゃんたち・・なにも食べ物見つけてこれなかったよ・・・・れいむダメなおやだよ・・ダメダメだよ・・・・」

「そんなことはないよ!おかーさんはとってもゆっくりしてるよ!!」

「おかーさんがいるだけでれいむたちゆっくりできるよ!おかーさんありがとう!」

「まりさ別におなか減ってないから別に気にしてないよ!!おかーさん今日はまりさたちとゆっくり休もうね!!」

子供達はれいむのことを責めたことは一回もなかった。母親思いのとってもゆっくりした子達であった。

11月の中盤になり、寒い日が続く。そんなある日の事、末娘まりさが風邪をひいた。





「ゆっしょん ゆっしょん!」

「ゆう・・・まりさ・・・大丈夫・・?」

「ゆっしょん・・・大丈夫だよおかーさん・・まりさなんでもないよ・・ゆっしょん!  なんでもないからね!」

「ゆう・・・体温が熱いね。多分かぜだね!暖かくしてればすぐ治るよ!れいむ・・まりさ・・・まりさを冷やさないように温めてあげてね!れいむ行ってくるよ」

れいむはまりさをほかの子供達に任せて狩りに行った。れいむは狩りをやめてまりさの面倒を見るわけにはいかなかった。この一家にはれいむしか狩りができないのだから。

数日後まりさの風邪は子供達全員に感染した。

「ゆううう!!!!おちびちゃんたちしっかりしてえ!!!!すぐになにかえいよーのある食べ物持ってくるからね!!!」

しかし、れいむがいくらがんばってもあたりには食べ物が少なく、子供達にあまり食べ物を食べさせることが出来なかった。

「ゆうう・・・ごめんねおちびちゃん・・・今日もあんまりとれなかったよ・・・ほんとだめなおかーさんだよ・・・」

「ゆっしょん そんなことないよ!!れいむお腹いっぱいになったよ?おかーさんは・・・おかーさんは・・・とってもゆっくりできるいいおかーさんだよ!!」

「ゆゆん・・ちがうよれいむ。おかーさんはおちびちゃんたちにご飯すら満足にあげることのできないゆっくりしてないおかーさんだよ・・・ごめんねおちびちゃん

ほんとはこんな・・・寒い思いしなくてもいいんだよ?こんなひもじい思いしなくてもいいんだよ?こんなさみしい思いしなくてもいいんだよ?」

「そんなこといわないで!!!まりさは・・・まりさは・・・ゆっくりしてるよ?おかーさんのおかげでとってもゆっくりしてるよ?」

「まりさもゆっくりしてるよ!まりさはおかーさんが一緒に居るだけでしあわせーだよ なんにもいやなことなんてないんだよ?だからおかーさん・・ゆっくりしていってね」

子供達は落ち込んだ母親を一生懸命励ましていた。母れいむはそれにただ頬を擦り合わせることでしか返せなかった。子供達の頬はゆっくりできた。

しかし・・・ゆっくり特優の心地よい弾力がなかった。子ゆっくりたちはみんな痩せていた。

びゅううううううううううううううううううううううううう

「ゆーー!!!!おかーさんさむいよーーーー!!!ぶるぶるぶるぶる!!ゆっしょん!!」

「みんなもっとおかーさんにくっついてね!!おかーさんがあたためてあげるからね!」

「ゆー!!おかーさんの身体あったかいねー ゆっくりできるよ!! ゆっしょん!!」

「ゆう・・・みんな速く良くなってね・・・明日こそはゆっくりできるものたくさんとってくるからね

        • ゆう・・みんな眠れるようになるまでおうたさん歌ってあげるね」

「ゆわーい!まりさおかーさんのおうたさんゆっくりできるから大好きだよ!」

「ゆゆーん はやくききたいよー ゆっしょん!」

「ゆゆゆ~~ゆっくりしていってねえ~~~おちびちゃあ~~ん ゆ~ゆ~ ♪」



「ゆ?おちびちゃんたちお歌を聴いているうちに寝ちゃったんだね!明日こそは美味しい食べ物たくさんもってくるからね!明日こそはゆっくりしようね!!

れいむの大事なおちびちゃんたち ゆっくりしていってね!!!!」

しかしこの寒い時期、れいむは大した食べ物もとることが出来ず、子供達は風邪が治るどころか悪化の一方だった。

そして今朝、れいむが狩りに行く前。

「おかーさん・・ゆっしょん!!・・・まりさちゃんと良い子におるすばんしてるからね・・・」

「おかーさん今日はれいむといっしょにいてほしいよ・・・・さみしいよ・・ゆっしょん」

「おかーさん・・気をつけてね・・・まりさ・・・ちゃんとみんなの・・めんどうみてるよ・・」

子供達はみんな元気がなかった。

「ゆっ!みんな、ゆっくり寝ててね。今日こそはおいしいものたくさんとってきてあげるからね!!」

そしてれいむは狩りに出かけた。子供達を心配しながら。





そして今に至る。



































by洗脳君

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年07月29日 02:28
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。