ゆっくりいじめ系190 ゆっくりを食べないゆっくりゃ

「う~う~♪」
 俺が散歩にと道端を歩いているとそんな声が聞こえた。
「ゆっ、やめてね、まりさは食べないでね!」
 見ると、ゆっくりれみりゃがゆっくりまりさを食べようとしているところだった。
 周りを見るとゆっくりれいむの髪飾りやそれよりも小さい飾りや帽子が落ちていた。
 なるほど、ゆっくり一家を食べつくしたか、れみりゃにしては大戦果だ。
「ゆっ、ゆっ! あ、お兄さん、ゆっくり助けてね!」
 まりさがこちらに気がついた。なんだかうざい声でぴーちくと助けを求めてくる。
 なんでれみりゃはさっさと食べないんだ。
「う~おながいっばい~♪」
 なるほどな。
 もう少しお腹に余裕ができるまでまりさをキープしてるのか、
それともまりさをいたぶっているのか、ゆっくりゃのくせに生意気だ。
 そこである考えが思いつく、れみりゃがいたぶっているのを見ていたら俺もしたくなった。
「やぁ、れみりゃ、そんな食べ飽きたものは捨ててぷっでぃ~ん食べたくないかい?」
「う~♪ れみりゃぷっでぃ~んも食べる、もっでぎでー♪」
 最初は甘言で連れて行こうとしたが早くも面倒くさくなった。
 何故俺がゆっくりゃなどにない頭を割いてまで考えねばならないのか。
 と、言うわけで優しくれみりゃに近づき、羽をもぐ。
「うっっがっぎゃゃー! ざ、ざくやー!!」
 とたんにすさまじく泣きだし、暴れる、うるさいので殴る。
「うぎゃー!」
「お兄さんありがとう! ゆっくりれみりゃはゆっくりしんでねっ!」
 その隙にまりさが逃げようとする、それも捕まえる。
「ゆっ、なにするのお兄さん、ゆっくりれみりゃと同じ場所ではゆっくりできないよ! ゆっくりはなしてねっ!」
 そう言って媚びた笑いを向けてくる、こいつは俺を味方と思っているんだろう、うざいので殴る。
「どぉじでごんなごどずるのー! だべるなられいむからだべでー!」
 食べないし。それにお前が身代わりにしようとした家族はもういないよ。
 俺は泣き叫ぶれみりゃとまりさを両脇に抱えて家へと帰った。


 家に帰ってきた俺はさっそくれみりゃをゆっくりれみりゃ用透明ケースに詰め、まりさは適当に籠に閉じ込めた。
(まずは腹を空かせてもらわないとな)
 れみりゃは今、満腹なはずなので少し時間を置くことにする。
 次の日、再び様子を見に来た。
「ざくやー! れみりゃおながずいだー!」
 れみりゃを見る、よし、再生してるな。
 しかしなんという燃費の悪さ、昨日はあんなに満腹だったのに。
「ゆ、ここじゃゆっくりできないよ、ゆっくりだしてね!」
 まりさは昨日のことは覚えてないようだ、とりあえず籠から出してやる。
 一瞬れみりゃに怯えるが、動けなそうなところを見ると揚々とこちらに近づいてきた。
「ゆっくりおなかへったよ! ゆっくりごはんだしてね! 出さないのならはやく出て行ってね!」
 ぴょんぴょんと俺の目の前で跳ねる、うざい。
「あぁ、まりさ、ご飯だけどな」
「ゆっくりはやくだしてね!」
「まりさには餓死してもらうから、ないんだ」
 軽く言う、実際どうでもいい。
「ゆっ?」
 意味がわかってないんだろうか、まりさは少し考え。
「どおじでぞんなごどいうのー!」
 泣き出した、うざいので殴った。
 まあ、まりさいじめは今回は置いておこう、今回の主役はれみりゃなのだから。
 早速れみりゃをケースから取り出してまりさを渡してあげる。
「う~♪ う~♪ れみりゃの御飯だぞー♪」
 お腹がすいていたのか、今度はすぐにまりさを食べようとするれみりゃ。
 まりさは痛みとショックで固まってる。
 もちろん、俺もれみりゃにご飯を食べさせる気はない。
 まりさがれみりゃの口に入るその直前、れみりゃをぶん殴り、まりさを救出する。
「うあっー、ざくやー! どおじでー!」
 そう、俺の考えとはれみりゃのゆっくりを食べるをやめさせることだった。
 もちろん、いやがらせの意味で。
 とりあえず、同じことを朝昼晩三回繰り返す。


 次の日、部屋に入ると
「「おながずいたのー!」」
 ゆっくり二重奏だ、これは耳障りな音楽だ。
 しかしこいつらには昨日のことは忘れてしまったのか、取り合えずまりさを取り出す。
「おにいざん、ばやぐごばんもっでぎでー!」
「駄目だよ、もう二度とまりさはご飯を口に入れられないんだよ」
「どぼじでぞっ!?」
 話の途中で面倒なのでまりさの口をホッチキスで止める、伝統的ゆっくり口封じである。
「うっーうっー」
 はは、なんだかまりさ、れみりゃみたいだぞ。
 さて、つぎはれみりゃだ、っと。
「うぎゃー!」
 れみりゃの髪を引っ張ってケースから出す、こいつ重くて出すのも面倒になってきた。
 でも、出しとかないとまりさ奪還失敗するかもしれないしなぁ。
 もうちょい広いケース買えばよかったか。
「ほーら、れみりゃ、ご飯だぞー」
「う~♪ う~♪ れみりゃのごはん~♪」
 こいつ昨日と同じセリフはいてやがる、もちろん、食べる前に殴る。
「なんで~なんでれみりゃにごばんだべざぜてぐれないのー!」
「それはね、れみりゃがゆっくりを食べるからだよ」
「れみりゃのごはんー!」
「ちがうよ、れみりゃのごはんはゆっくりじゃないんだよ」
「う~?」
 じゃあ、何を食べるんだろう、俺も問答の答えは用意してなかった。
 ぷりんか、いやいや、そういえば雑食じゃないか、なんでも食うのか。
 ならばべつにゆっくりにこだわる必要ないのか、まりさいらなかったな…
 まりさを踏む。うーうー唸っている。
 これはこれでいいか。折角だ、続けてみよう。


 一週間後、今日も同じようにれみりゃを取り出す。
 髪をつかみ続けたせいで10円禿ができてしまった。
 まりさのほうはもう、ほとんど動かない、死の目の前だ。
「ざくやー、ざくやー」
「はいはい、ごはんですよー」
 まりさを渡す、れみりゃは少し考える、空腹で目の前のゆっくりを食べたい、でも絶対阻止される。
 でも食べたい、でも絶対殴られる、食べられない上に殴られる?
 れみりゃは気がついた、もうこれは食べられない。
「いや゙ぁぁぁぁ! もうゆっくりだべだぐないのぉぉ!」
 そう言ってまりさを投げ捨てる。
 ここにきてようやくわかってくれたか、うんうん。
 ピクピクしてるまりさ、気分がいいので口を破って(癒着してた)あげる。
「ゆ……ゆ…」
「まりさ、よろこべ、ご飯をやるぞー」
「ゆ…?」
 そう言って一週間前のれみりゃの羽をあげる。
「ゆ…ゆ…」
 はじめはゆっくりと食べていたまりさだったが、徐々にスピードを上げて羽にがっつく。
「むしゃむしゃむしゃむしゃ!」
 そしてフィニッシュにゆっくり味わうまりさ。
「むーしゃむーしゃ、しあわせー♪」
「それはよかった」
 うん、どうやら体力も大体回復したみたいだな。
「おにいさんもっとごはぴぐ!?」
 そしてまたホチキスで止める。
「最後の晩餐、楽しんでもらえてよかった」
 そう言ってまりさをかごに押し込む、必要もないので、もう二度と出さないだろう。
「れみりゃにもご褒美上げないとなー、はい、ピーマン」
「う~ざぐやー!」
 お気に召さないようだ、一週間も食べてないのにすごい根性だ。
「あ、そ、じゃあ、いらないね」
「う~だべる~」
「あげない」
 目標は達成したし面倒になってきた。
 れみりゃは割と好きだし、ひと思いに殺してあげよう。
「う~! ざくやー! このおじさんごろじでー!」
 やっぱりれみりゃはなぶるように殴る蹴る。
「やっぱり死なないなぁ」
 れみりゃは再生能力が高いのだ、面倒なので、ケースに詰めておくことにした。
「だ、だずげ…」
「れみりゃ、やっぱり君もそのまま餓死ね」
 そのまま俺は部屋を出て行く。
「だずけでーざくやー! い゙や゙ぁぁぁ!!」
 れみりゃは次の日に死んでいた。

 まりさの方も三日と持たなかった、やはり体力が落ちていたか。

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最終更新:2008年09月14日 06:12
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